私の趣味のひとつに、中古CDの収集があります。
集めているのは、主に60年代後半～70年代のROCK系ですが
探してもなかなか見つからなかった日本のロックの１枚が
先日、大阪梅田の中古CD屋さんでゲットできました。
それは、フラワー・トラベリン・バンド 『メイク・アップ』です。
※ワーナーミュージック・ジャパンWPC6-8427～28
フラワー・トラベリン・バンドとは、あの「内田裕也」が率いていた
フラワーズが解散し、1970年2月に実力派GSの残党たちが
集められて結成された日本のロックバンドです。
メンバーは、ボーカル：ジョー(現ジョー山中)、ギター：石間秀樹、
ベース：上月ジュン、ドラムス：和田ジョージの4人に加えて
キーボード：篠原信之をゲストで迎え、内田裕也もボーカルで
参加していた時期もあります。(やがてプロデューサーへ)
(このCDのライブ録音でも内田裕也のボーカルが聴ける)
メインボーカルのジョー山中は1946年生まれ、音楽活動前は
プロボクサーでもあったという逸材で、皆さんの記憶の中では
1977年の角川映画「人間の証明」に出演し、そのテーマ曲を
歌っていたハーフ(日本とジャマイカ)が思い起こされるのでは?
(♪ママ～ ドゥ・ユゥ・リメンバー♪)
そのジョー山中はここ20年近く、音楽活動を続けながら海外で
ボランティア活動にも取り組んでおり、アフガニスタンやミャンマー
など30ヵ国も難民キャンプを回って歌声を届けてきました。
しかし、残念なことに、昨年肺ガンを宣告されます。
現在は最新の放射線治療を続けているようですが、先月22日も
一時重体の知らせが入ってきたので心配です。
このCDで40年前のジョー山中の歌声を聴きながら、また何時か
もう一度願わくば目前で、その歌声を聴きたいと思うこの頃です。
※ジョー山中オフィシャルウェブサイト
※FLOWER TRAVELLIN' BAND 公式サイト
http://www.flowertravellingband.com/
コンサルタントN