【GKとMFの足捻挫発生状況】
2009~2011年の3年間にサッカーJ1に所属するチームに在籍したプロサッカー選手50名を対象に足関節の捻挫の発生状況を調べた文献がありました。
その中に、GKとMFの捻挫の発生状況の違いについて言及していました。
GKよりもMFに多く発症していました。
GKはフィールドプレーヤーよりも足捻挫の発症率が低いということのようです。
MFは足関節捻挫が多い理由は、攻撃の中心となるポジションであるので、タックルを受けやすく、足関節を受傷する機会が多いためという考察された文献があります。
GKの足関節捻挫は割合としては少なく、非接触時に発症しています。
GKは、素早いポジションの移動やサ イドからのセンタリングに対して対応をします。そのため、non-contactによる足関節捻挫はターンや切り返し、ジャンプなどをする時に発症していることが予測されました。