アメリカ合衆国の漢方薬事情:1


画像は借りものです。

 

  
    漢方薬はこんな薬です。

 漢方薬は、自然界にある植物や鉱物などの
生薬を、原則として複数組み合わせて
作られた薬です。


 何千年という長い年月をかけておこなわれた
治療の経験によって、どの生薬を組み合わせると
どんな効果が得られるか、また有害な事象が
ないかなどが確かめられ、
漢方処方として体系化されました。




 

  
  国立衛生研究所 ( NIH )


アメリカ国立衛生研究所( National Institutes of Health、NIH )は、
アメリカ合衆国の保健福祉省公衆衛生局の下にあり、1887年に設立された
合衆国で最も古い医学研究の拠点機関。

 本部はメリーランド州ベセスダに置かれている。
Institutesと複数形であるように、国立癌研究所、国立心肺血液研究所、
国立老化研究所、国立小児保健発達研究所、国立精神衛生研究所など、
それぞれの専門分野を扱う研究所と、医学図書館などの研究所以外の組織、
合わせて全部で27の施設と所長事務局によって構成されている。
18.000人以上のスタッフのうち、6千人以上が科学者(医師、生命科学研究者)
である。

 



 現在の漢方製剤は
「自然の恵みを利用して出来ている薬」と言う
基本的な部分は変わりません。
 最新技術を駆使した「製剤」として、生薬の持つ
薬効を引き出し、かつ服用・保存しやすい状態に
加工されたものになっています。


  


 病院で処方される漢方薬の多くは、健康保険が
適用される「医療用漢方製剤」で、
日本では148処方が厚生労働省に承認されています。
(2015年2月現在)。



  
◆参考資料:株式会社 ツムラ


  
 

 

 アメリカ合衆国の漢方薬
 事情は不定期につづきます。