五葷(五辛):[五葷=ごくん]・[五辛=ごじん]と読む。

 菜食主義で、
 五葷を食べない人を東洋菜食(オリエンタルベジタリアン)と
 いう。
  機内食でも、言えば出てきます。


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五葷とは、
 「葱:ネギ(玉ねぎも含む)、大蒜:ニンニク
 辣韮:ラッキョウ、韮:ニラ、浅葱:アサツキ」など五種類の
 ことで、時代や場所によって生姜が入ったりしている。
 わさびは含まれない。

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精神修行をしている、お坊さんなどが食べないことが多い。
 精力がつき過ぎて、修行の邪魔になるためといわれる。
 普通の人でも、長い期間食べないと、刺激が強すぎて
 食べれなくなるようです。
 ということは、食べない方が、敏感になり、
 感受性が高まるということかもしれない。

大乗仏教においては、殺生を禁ずる目的から、
 動物性の食品を食べることを禁じられた他、
 「(くん)」と呼ばれる臭いの強い野菜類を食べることもさけられた。
 多くの場合、陰陽思想に基づく「五葷」
 (ネギ科ネギ属の植物であるネギ・ラッキョウ・ニンニク・アサツキ・ニラ)を
 避けるのが特徴である。

五葷は、行(木・火・土・金・水)に対応していて、
 五臓(肝・心・脾・肺・腎)や五戒(殺・淫・妄・盗・酒)や
 五つの徳(仁・礼・信・義・智)などに対応しているためです。
 
 食べれば、五臓を傷つけることになり、また、精神的には五戒になりやすく、
 五つの徳を失うということです。

禅宗などの寺院に行くと、「不許葷酒入山門」あるいは
 「不許葷肉入山門」と刻んだ石碑が建っていることが多い。
 
 これは「葷酒(葷肉)の山門に入るを許さず」と読み、
 肉や生臭い野菜を食べたり酒を飲んだものは、
 修行の場にふさわしくないので立ち入りを禁ずるという意味である。

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京都・鹿ヶ谷のお寺。 哲学の道を南下すると、法然院があります。
「法然院」は「不許葷辛酒肉入山門」
 京都鹿ヶ谷のお寺。哲学の道を南下すると、法然院があります。

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『不許葷辛酒肉入山門』という刻まれた石碑がたっています。
 『葷辛酒肉(くんしんしゅにく)、山門に入るを許さず』と読みます。

茅葺で数奇屋造りの山門です。
法然院といえば、この苔むした山門が有名です
 法然院は『善気山 法然院 萬無教寺』が正式名称です。