たった1ヶ月で全ての動作確認なんてできるわけもなく....
「新元号公表、改元1カ月前=政府の連絡会議が初会合」
新元号公表、改元1カ月前=政府の連絡会議が初会合
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051700836&g=ryl
基本的にコンピュータシステムの元号なんてマスター設定やOSのバージョンアップなどをすれば一斉に反映される「はず」です。
が、そんなにことは単純ではなく、
前回昭和から平成に元号が変わったのは30年前、
その時の教訓を生かしてできるだけ簡単に切り替えられるように我々ベンダーはシステム設計の際に常に「元号」を意識してきましたが、
その元号の切り替えテストを全てのシステムの全ての関係する画面や帳票で実施したのか?
当事者の我々が言うのもなんですが、全てはやれていません。おそらく。間違いなく。
よって実際やってみないと何が起こるかわかりませんし、場合によっては全国各地でシステムが間違った日付計算をしたりクラッシュしたりすることもありえます。
なぜ準備期間を沢山取れるのに1ヶ月という無茶苦茶なことを言うのか。
明日にでも発表してくれれば1つずつでも実際の新しい元号での表示や印刷など確認を少しずつやっていけるのに。
「仮の名前でテストすればいいのに」という方もいらっしゃいますが、それはもちろんやっていきますが実際に本番のデータを入れて見ないとわからないことが多いんです。
(日付(和暦)はOSや様々な開発ツールにも関係するので、それらも含め全てが新元号に対応していないと自分だけテストしても意味がありません。)
もういっそのことこれを期に元号をデジタル処理からは無くすと言うのを法律で決めてほしいくらいです。
かつ公共機関などの書類にも元号使用禁止とか。
元号が残るのはカレンダーや暦だけ。と言う風にすれば混乱も最小限ですむし元号と言う日本の文化的要素も残ります。
「1ヶ月」と言う短い期間にする理由は、ネットで見た記事によると
>自民党内の保守派は、陛下の在位中に国民の関心が新天皇に移ることを懸念
とかありますが、関心が移るのがそんなにダメなのでしょうか?!
おそらく新しい元号を使った製品や地名など経済的な動きが先に出るのが嫌なんでしょうが、
デジタル社会でかつ日本特有の元号が関係したコンピュータシステムが日本中に無数にあり、元号が変わることによってそれらに問題が起こる可能性をいかに減らせるか、をもっと重要に考えて欲しいものです。