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皆様こんにちは。むらさき音符

静かな年末年始を過ごしてはみたものの、また緊急事態宣言ショボーン

我慢の日々はいつまで続くんでしょうねあせる

先が見えない不安もありますが、乗り切らないといけませんね!

 

当院では引き続き感染対策を徹底して行い、通常通り 11:00~20:00 休診日なしで診療しています!!

ご予約時には、お時間の調整などご協力頂いております。ご不便をおかけする点もあるかと思いますがご協力をよろしくお願いします。

 

さて、本日はニキビがある患者様なら誰しも気にされる『ニキビ跡の色素沈着』についてお話していきたいと思います。

診察へご来院をいただく患者様の悩みは“ニキビを繰り返している状態を止めたい“というもの。

そして同じくらい多いのが、“ニキビ跡の赤みを消したい”です。

 

では、そもそもなぜニキビ跡の赤みができるのでしょうか。

 

ニキビ跡には①色素沈着 ②クレーター ③ケロイド

と三種類あります。

どれもニキビの炎症により、周囲の組織がダメージを受け、様々な形で傷跡として残った状態です。

 

ニキビは毛穴の病気。

毛穴内に皮脂がたまってしまい、菌が繁殖し炎症を起こします。

体の機能として、皮膚組織がダメージを受けると、ダメージを修復しよう、もっと強くしようとします。

 

1つは、このダメージを修復するために、毛細血管がつくられます。毛細血管を流れる血液により赤みができるのです。

もう1つは、

ダメージを察知したメラノサイトという組織がダメージから守るためにいつも以上にメラニンをたくさん作ります。メラニンは色素細胞なので、これが一時的に過剰になり沈着すると赤みや茶色みとなるのです。

 

これらが①の色素沈着の正体なのです。

 

このニキビ跡の色素沈着に対しておこなう治療が、『IPL』です。

今までのブログでも何度か触れていますが、

IPL(インテンスパルスライトの略)とはレーザーのように単一の波長だけではなく、およそ500nm~1000nmの広波長域の光のことで、この光をニキビ跡を含む皮膚全体に照射するのがIPLニキビ跡色素治療です。 IPLの中にはメラニンを吸収する波長や赤色を吸収する波長、水分を吸収する波長などの様々な波長を含んでいます。 これを皮膚に照射すると皮膚のメラニンを吸収しシミやくすみを改善したり、ニキビ跡の赤色に反応しニキビ跡を薄くすることができます。

 

①波長(光の長さ) ②パルス幅(照射時間)

 

この2つの組み合わせ方と、それらをどのくらいのパワーで使うかを工夫し、

直接起こる反応と、間接的に起こる反応を踏まえて、色々な治療に使われているのです。

 

波長とは光の長さのことで、波長は短いほど皮膚表面に、長いほど皮膚深部まで作用します。

太陽光は色々な波長の光が集合しています。

可視光線(目に見える光)としては7色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)に分かれ、それ以外に目に見えない赤外線や紫外線なども含んでいます。 

 

ちなみに、PDT(ニキビ治療)では、可視光線の一部を連続照射しています。

 

 

 

「レーザー 波長」の画像検索結果

 

 

 

レーザーは複数の種類があり、それぞれ異なる波長をもっています。波長により、肌のターゲットゾーン(レーザーの届く深さ)が異なり、そこから起こる反応も異なるわけです。

 

そして光治療は、レーザーのように単一の波長だけではなく、およそ500nm~1000nmの広波長の束です。複数の波長が含まれており、異なる症状に働きかけることができるのです。

シミ・そばかす・小ジワ・ニキビ跡・赤み・ハリ感等を同時に改善することもできたりもします。

レーザーのようにシミだけ、ホクロだけと何か1つに特化して強力に働きかけるというよりは、

複数の悩みにマイルドに働きかけるイメージです。

顔全体にフラッシュを浴びせるように照射していきます。

 

当クリニックで使用しているIPLはBBLという機械を使用しており、患者様1人1人のお肌・悩みにあわせた細かな調整ができます。

 

ニキビが多くある状態では、ニキビの炎症の赤みなのか、その名残の色素沈着の赤みなのか区別も難しいと思います。

ですが、ニキビ跡=ニキビができたから生まれるもの。

ここを忘れてはいけません。

ニキビの繰り返しをしっかり止める=新しいニキビができない

ニキビ跡の色素は、時間をかけて自然にうすくなっていくので、目立たなくなるのです。

 

 

image

 

↑この状態をみてみて下さい。しっかりニキビがあり、ニキビの炎症も含め赤みが強い状態ですね。

 

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↑PDT治療を繰り返し受けて頂き、ニキビが落ち着いた状態です。これが、ニキビ跡の色素沈着の赤みです。始めの赤みとは違うのがわかると思います。

 

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↑ニキビができない状態を保持し、IPL治療をお受け頂いた状態です。

PDT治療開始時と比べて明らかにきれいになりましたねキラキラ

 

上記のように比べてみるとわかっていただけると思います。

 

 

このようにニキビ跡に対しての治療はしっかり用意させて頂いておりますが、もとをたどれば、

“ニキビができる→ニキビ跡ができる”です。

いかに

ニキビを早く治すか、ニキビができなくなった状態をキープするか

にかかっているのです!!

 

ニキビを治すよりもニキビ跡の改善には時間がかかります。

ニキビ跡を早く治すためにも、

ニキビがある、繰り返している状態をスルーしないでください!

早めにご相談へいらしてください!!

 

コーディネーター MOMO虹

 

 

 

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