他人が作成したワードファイルを使いまわして今年版に編集しなければならない。

と持ち込まれる生徒さんが多くいらっしゃいます。

 

その多くがワードを知らないで作成された方が殆どだということです。

 

ファイルを開くとその作品には、異常な数のスペースの数です。

これこそが素人の証拠です。

空白をあけるのもスペース

移動させるのもスペース

面をそろえるのもスペース…

これらをスペースを使うだけでスペースだらけです。

 

これを編集、加工するのは却って邪魔なので、一旦スペースをすべて撤去してから編集にかかります。

段落の移動なら、右揃え、中央ぞろえ

面を合わせながら移動ならまとめてインデントを増やす

勿論、姓名間はスペースで空けます。スペースがすべて悪い訳ではありません。

見出しと内容を揃えるならタブ設定。例えば、集合場所:→生田駅(→はTabキーを一回押します)

そのほか、集合時間:→午前10時、持ち物:→チケット、パンフレット

と3行ある場合は、3行選択して、ルーラー(上位のメジャー)のところで矢印でクリックすると「L」型の記号で位置が固定や移動ができるようになります。

2段にしたいのであれば段組み

エクセルの時でも記載したのですが、ワードのフォントは游明朝という字体を使用しているため行間が広くなります。

その時は、段落グループより、固定値を使用します。

固定値は行間調整をします。ミニマムの行間がフォントサイズと同じサイズです。フォント12ならフォント18くらいで最初調整してみましょう。

文字が1字ないし2字が行漏れする場合は、フォントグループの詳細設定で、文字を狭くして調整すれば1行に収めることができます。

面を合わせながら移動する場合は、行選択したうえでまとめて、インデントを増やすで行の字下げを行いましょう。

 

画像を入れたときには、文字列の折り返し、右上に出てくる記号(レイアウトのオプション)で前面にすれば行内(文字移動)から図形のように自由に移動が可能となります。

また、挿入で使用したツールは、選択していれば、あとからヘルプの右側に表示される、書式やデザインで編集、加工が可能となります。

 

最初の環境設定は、レイアウト(ページレイアウト)から行います。

デフォルトの変更が可能になります。余白、用紙の方向、文字の方向、フォントの設定。設定行数、文字数…

 

ワードは清書文書を作成するものですから非常に細かいですが、仕上げリは知っているときれいな仕上がりになります。

 

教室では、ご自身での持ち込み資料を作成している方のお手伝いもしています。

 

作成時には、お気軽にお声がけください。