今日の朝刊を開いて、不思議な記事が載っていました。



「新聞読む」91.3%、週平均5.2日 新聞協会調査


(朝日新聞)



日本新聞協会の調査によると、新聞を読むと答えた人が91.3%もいるという結果になり、

日常に欠かせないメディアであるということが示された、という報告がされたとしています。



新聞が日常のメディアであることは疑いませんが、

僕はこの91.3%がおかしい、と感じました。



結果は結果、という人もいるかもしれませんが、

なんでこんなに高い数値になったのだろう?

紙の発行部数は年々減っているというのに…



と思って、日本新聞協会が発表しているリリースのPDFファイルを見てみました。



http://www.pressnet.or.jp/adarc/data/rep/img/2009.pdf





すると、なんかおかしいデータが。



回答者プロフィールで、「現在の住まい」の分布を紹介しているところで、

「持ち家一戸建て」が全体で76.3%になっている



持ち家を持っている人ってこんなに多かったっけ?

確かに地方だと持ち家を持っている人は多いですが、それでも4人に3人とは想像し難い。



持ち家を持っているということは、持ち家を持てるほど、それなりに財力を持っている世帯である、ということになります。

それなりに財力を持っていれば、そりゃあ新聞を購読する習慣が根づいている人が多いわけですから、

読んでいる人は真の割合よりも高い、という仮説もあながち間違いではないと思います。



すなわち、日本の真の平均的な所得分布にしたがっているとは考えづらい、ということがいえます。





同様の話題は、J-CASTニュースにも紹介されています。



「新聞離れ」ウソだった? 「読む91%」に違和感の声も

http://www.j-cast.com/2010/06/08068337.html






数字が高いのは、目指す者としては勇気付けられますが、これは真の値なのでしょうか?

秋採用からはまだ早いですが、ESの話。


というのも、読売新聞西部本社で就活2011生向けにインターンシップを実施するとのこと。↓

https://dmypage.jp/yomiuri/infomation/contents/recruit06.php


ES書きの練習がてら、勉強のラストチャンスに応募してみるのもいいかもしれません(僕もたぶん応募します!)。


さて、ESをどうやって書くか、というのはマスコミ志望でなくても悩ましいところです。

ESを書くときに言われるのが、


「ESは結論から書け」


というもの。


その理由の言い分としてよくあるのが、

「最初にインパクトある言葉を書いて、面接官or人事を引きつけて、その後に理由付けを具体的に書くことで納得的に伝えることができる」


まさに、新聞記事でよくある逆三角形型をエントリーシートに適用させた形。


※逆三角形型とは、記事の全体のうち、重要な項目を最初に持ってきて、細部を後半に持ってくるような書き方のことです。こうすることで、急いで読む人は前半のパラグラフだけ読めばよく、時間がある人は最後まできっちり読めるようにする使い分けのメリットがあるのです。


しかし、とあるセミナーでそれに真っ向から反論する人事の方がいらっしゃいました。


「最初に結論から書いても、中身を吟味するときは結局最後まで読まないといけない。話が前後にされるといい文章にはなっても理解しづらいんだよ」


と。


その人事の方の言い分によると、、


エントリシートで評価する場合、締め切ってから、一斉に大量のエントリシートを読み込まないといけない。

次のステップのために時間の制約もある。その中で評価をするには受験生1人あたり30秒くらいしか使えない。

そうすると、斜め読み+速読で一気に読まないといけない。

そんなときに、結論を先に書いてもインパクトどころではないし(オバマさんにインタビューした、レベルなら与えられるけど、大概の学生経験ならインパクトなんてほとんどない)、

まして話を前後されると理解するのに時間がかかって、かえって頭に入らない。


つまり、

時系列に、納得的に書いた方が、普通の文章としてはよくないけど、ESの文章としてはピカイチ、というものです。


その証拠として、そのセミナーではESチェックの疑似体験を示しました。


スクリーンに学生経験の項目の1文目が出てきて・・・


「私は野球部で主将を務めました

 私は何事に対しても粘り強く取り組める人です。

 私は文章がうまく、コンクールで入賞したことがあります。

 私はテニスサークルでレギュラーで、優勝したことがあります。

 私は細かいことにまでこだわれる人です。

 私は将棋部で鍛えた緻密で集中できる力を発揮できる人です。

       ・

       ・

       ・

※↑の文章は状況を再構成したものです。


これでパッと見で、評価しようがない。

結局、最後まで見ないといけない。


最後まで見て、その経験から納得的に、かつ長所が発揮されているかを見抜いているというのです。



なるほど、これは一理ある。

結局最後まで読み込むならば、相手に状況を理解させておいて、こちらは状況をきちんと肉付けできれば済む話。



と、セミナーでは大きい収穫だ、と思って帰っていったのです。

それで、帰ってから、ふと考えたのです。


これってやっぱり正しいとは限らないんじゃないのか?


というのも、大企業に対して、大量に応募が殺到して、それでも一枚一枚丁寧にESで判定する、という仮定が成り立っているけれども、


大企業といえども、その仮定が成り立っていないところも多々あるようなのです。


マスコミでいうと、毎日新聞社はESのみの評価はせず、一次選考は筆記試験の点数のみ。面接以降で面接官がその場で読みこんで質問していく、というスタイル。


スポーツニッポン新聞社なら、1次面接はESを持参して、その場で面接官に渡して面接をするスタイル。


他企業ならば、良くも悪くも学歴フィルターというものが存在しているようで、

一定の学歴以上ならば、明らかなイタズラ以外は全通で、厳しくチェックするのはそれ以下の大学という話をよく聞きます(個人的には良くないとは思いますが…)。


人事も、やはり何万枚も読み込みたくない、というのが本音なのでしょう。

それでwebテストとか様々なフィルターで効率化しよう、としているのでしょうね。


そうなると、ESによる選考がないならば、その場で読んで質問をする面接からESの中身が問われるとなると、結論から書くべきだと思います。


一枚一枚読んでくれる、という保証が確証されているならば、時系列に書くべきだと思います。



とかいいつつ、「結論から書くな」といった企業には結論から書かず、それ以外の企業には結論から書いた、というのが実情なんですけどねw



ちなみに、僕がESを書くときに参考にしている本↓

内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2011 エントリーシート編/キャリアデザインプロジェクト
¥1,470
Amazon.co.jp

↑論理的で、この人は優秀だ!と人事に思わせて、さらに面接でもトリガーになるような書き方を、実例を使って示している。数あるES対策の本ではロジカルを重視していて、納得的でした。




必携・採用担当者直伝! - 勝てるエントリーシート 負けない面接テクニック - 2011/原田 康久
¥998
Amazon.co.jp

↑脱・マニュアル、自分らしさを出すにはどうすればいいか、という話をメインにしています。ちなみに、この著者の原田さんは読売新聞で連載持っていますね。




絶対内定2011 エントリーシート・履歴書/坂本 章紀
¥1,890
Amazon.co.jp

↑多くの学生に買われている(らしい)、この本。確かに実例は納得的だけど、信念とかに重視しすぎているきらいがありますね。他の本と読みあわせて感覚をつけるならいいと思いますが。



ちなみに、就活「20××」(×は年代、僕なら11)と冠した本って、実はその前の年の本と内容が全く変わらないってご存知ですか?


実例はちょくちょく最新にしていますが、本質の部分って変わっていないんですよね。

とある有名な本で読み比べしたとき、一字一句同じと確かめたので間違いないです(名誉(?)のため公表はしませんが)。

だから、「新しいのじゃないといけない」なんてウソですからw


というわけで、エントリーシート、みなさんはどう書いていますか?

書き方のコツとかあれば教えていただけるとありがたいです。

先日行った会社説明会(マスコミではない)で、印象に残った話があったので紹介します。

皆さんは「実力」をどういう順序でつけているでしょうか?


とりあえず練習したり勉強すればいい?、うむ、確かに間違いではないと思います。
が、非効率的です。

目標を達成するためには、それを達成するまでに身につけなければならない、もしくは達成しておく必要があるものがあります。

この、絶対取得しておかなければならないもの、これが「must」です。

この「must」を習得できたら、そのやりたいことや目標達成のために、習得していたら大きな武器になるもの、選択肢を広げられそうなもの、強みにしていきたいものを習得するべきでしょう。

この自分の能力、可能性を引き上げるもの、これが「can」です。

確かに「must」で必要最低限のスキルや目標は達成していますが、より目標を達成できる可能性を上げるには広く、または深いスキルやより良い状況が求められます。

そのときに「can」を習得していれば、どんなに「want」が専門的でも達成できるようになります。

そして、本当に自分がやりたかった「want」ができる。

これによって、自らの成長を高めることができるのです。



と、これってよく考えてみたら、大学のカリキュラムも、must→can→wantの順番なんだなぁって思いました。

というのも、例えば経済学部の場合だと、

1,2年でマクロ経済学やミクロ経済学、数学や日本経済などの必修科目を履修しなければなりません。これが「must」。

2,3年で、選択必修として必修科目よりも専門的な科目を自ら選んで専攻分野についての知識を深める、これが「can」

そして、3,4年でゼミに入って、卒業論文で自ら設定したテーマで研究する、これが「want」


なるほど、大学のカリキュラムも合理的な考えのもと組まれているんですね。
必修科目( ´Α`)ウゼーとか思っている人も、このプロセスの視点で考えてみれば、ちょっと気が楽になるかも?


となると、実力をつけ方はいいけれど、それをどのように計画するか。

それは、やはり逆算でしょう。
ゲーム理論ではバックワードインダクション(後向き帰納法とも)とかいいますが、


まず何かしらやりたいことを目標として設定して(want)、

それを専門的に深めるためにやれることを挙げて(can)、

さらに、そもそもそれをやるためにはどんなスキルや状況が必要か(must)、

と考えれば、自ずとやるべき事がでてくるのではないのでしょうか?

というわけで、僕もこのプロセスに当てはめて考えてみようと思います!