ルモンド、記者の経営支配に幕=新聞離れで大資本が支え-仏
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010061400050

フランスの高級紙、ルモンド(初めて知りました)が多額の負債を抱えて、外部からの資本導入を決定したそうです。
新聞社の経営がこれから深刻化してくる中で、他の新聞社もこういう状態になることもあり得るでしょう。

新聞社、特に日本の新聞社のほとんどは株式会社で、創業者や社員、OB・OGの持ち合い制度を導入しています。
例外といえば、社団法人化している徳島新聞社と共同通信社くらいでしょうか。

なぜ社員で持ち合いにするのか、新聞社の主張からすると、報道の独立化というものです。
外部からの資本を持たれると、その資本を提供している会社が不祥事を起こしたときに詳しく報道を付きにくくなる、というデメリットを避けて、自由な報道を目指す、という理由です。
ただ、その一方で内部の体質に関する報道はあまりされないし(社員の不祥事こそ社会面の隅に載りますが)、記者クラブのような問題を積極的に取り上げようとしていません。結局、外を自由にするあまり内の自由を統制している結果になっているのではないでしょうか。

外部に持たれることがそんなにメリットなのか、というと一長一短という気がします。
報道機関でも、キー局は東証一部で公開しているけれども、その大きい株主に対する報道が自制されているかというと、そういう気はしません。

新聞社はどういう体制がいいか、と考えたとき、ふと思いついたのが相互会社です。
相互会社は生命保険会社の多くが採用している形で、契約者が資本を出す、という形で還元をする形式です。

このまま日本の購読文化をなんとか維持していく(たとえ媒体が紙からwebに移っても)という仮定があるならば、
最大の顧客であるはずの読者に還元するべきでしょう。

利益はでなくとも、読者が支える形というのはすでにアメリカで元大手紙記者がNPOで集って報道しているスタイルもあります。

ただ、インセンティブの話からすれば利益は出るに越したことはないでしょう。
そうい意味で、ここで改めて、新聞は誰のためにあるのか、というのを経営の視点で考えていかないといけないと思います。

まぁ、それを僕が実践するにしても遠い話になる可能性が高いのですけれども。。
秋採用を受けるにあたって、春採用の失敗を繰り返してはいけない。
というわけで、自分の恥をさらして、秋採用につなげようという、「反省」のコーナーがやってまいりました。


今回は、キー局編。
キー局は日テレを皮切りに、1月に立て続けに採用が始まり、4月にNHK(NHKはキー局なのか?)と続きます。
大量に受験者が来るため、足切りが激しいことも有名なこのキー局。
華やかである分、シビアな面があります。

というわけで、各局の選考の様子とともに反省をしてみたいと思います。
第一弾は日テレ編。

ちなみに、キー局の受験状況をまとめると
日テレ:一次面接落ち
TBS:一次面接落ち
テレ朝:一次面接落ち
フジテレビ:ES落ち
テレ東:ES未提出
NHK:ES通過、一次試験放棄(共同通信社受験のため)
という結果。こ れ は ひ ど い

それではどうぞ。

【日本テレビ編】
web提出のES

日本テレビに入って取り組みたい仕事(具体的に) (全角 150 文字以上 250 文字以内)

あなたが学生時代に最も力を入れて取り組み、成し遂げたと誇れることについて書いてください。 (全角 150 文字以上 250 文字以内)

日本テレビで役立ちそうな「自分の能力」をエピソードを交えてアピールしてください。 (全角 150 文字以上 250 文字以内)

テレビ局はこの先どう変わっていくと思いますか?その中でどのように働いていきたいですか? (全角 150 文字以上 250 文字以内)

このあと、TG-WEBのウェブテスト、さらに紙提出のES

中身は

課題1
①今まであなたが見た番組の中で、それぞれ『喜・怒・哀・楽』のキーワードが当てはまる番組を
一つずつ挙げてください。(他局の番組でも構いません。)
②その理由は何ですか?

※一応日テレの番組でまとめたが、他局でも通っている人は通っていたようだった。ちなみに、
喜:ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!
怒:太田光の私が総理大臣だったら…秘書田中
哀:NNNドキュメント
楽:マジカル頭脳パワー!!

と書きました。

課題2
 あなたの魅力が最も伝わる新聞の一面を作ってください。

課題3
あなた自身や、あなたの生活ぶり、あなたを取り巻く『ギョーカイ(業界)』のことが
よく分かる『自分ギョーカイ辞典』を作って下さい。
■「○○ギョーカイ辞典」の「○○」に、自分自身を最もよく表現できるタイトルを入れてください。(記入例参照)
■自分の今までの生い立ち、毎日の生活、打ち込んできた趣味、クラブ活動、アルバイト活動などを
  振り返って、自分自身を一番よく表す辞典を作成してください。
■「あ」~「ん」までの50文字のうち、10文字を選んでその文字から始まるギョーカイ言葉(8文字以内)
と意味(50文字以内)を、ユーモアを交えながら10項目分すべて記入してください。

課題4
2008年ー2009年 有名人 出来事しりとり
■例題を参考に、2008年1月~2009年現在までの期間で、話題となった「出来事+有名人」をつなげた
  しりとりを作ってください。順番はどちらが先でも構いません。
■必ず「あ」から始めて50項目すべて作って下さい。途中で「ん」で終わりにしないこと。
同じ頭文字を複数回使っても構いません。
■それぞれの文章は、20文字以内であること。

どう考えても、書類が最初で最高にハードだった。特に課題4。

一次面接

流れ作業方式に、1対2(現場制作レベル?)の個人面接。
大きい部屋で一斉に面接するので、圧倒されかねない。
1人あたりの面接時間は5分。
集合時間に対して、待ち時間が長い。
webのESをメインに、思い思いに質問していくかたち。
何をやりたいか、まではきちんと言えたものの、

「これが具体的に、既存の番組でどう活用されるの?」
※日テレはデジタルコンテンツを志望していた

と聞かれ、シドロモドロ。
しかし、心のなかでは
(い、いやー、全部の番組に適用できるはずなんですが…)
という感じなのですが、具体的な番組でやれ、、と言われても、、

となり、頭が真っ白になる。
そして、スポーツうるぐすの話をして(←意味不明)終了。

5分しかないので、コミュニケーション力と、そこそこまともに話せるか、というのを問われているのでしょう。
キー局に勤めている人に言わせれば「人は5分話せば大体タイプがわかる」そうです。
第一印象とともに、準備がきちんとしていないといけないなぁ、と実感しました。

ただ、この準備、面接本にあるような質問に対して、どのように答えるか、という準備ではない気がしました。
自分がこういうタイプで(自己PR系)、それでこういうことをやりたい(志望動機系)ということを軸にして、
それを肉付けしていく作業、これが準備なのでしょう。

軸をしっかり決めて、それがブレないように具体的な話を中心に話を固めていく、そうすれば一貫して納得的な話ができるんだなぁ、というのが反省でした。

ま、これが今後のキー局受験に生かされていない、というのが情けない話なのですが。。
読売vs朝日―21世紀・日本のゆくえ (中公新書ラクレ)/読売新聞論説委員会
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読売は右、朝日は左。
論調として、よくこんなこと言われますね。

ちなみに、一般的に各紙の論調として

左←―――――――――――――――――――――→右
朝日 東京 毎日    日経    読売          産経

という認識がありますね。
産経が読売以上に朝日を毛嫌いしているのは、俵孝太郎氏の本でも有名な話。

でも、最近産経の記者が朝日新聞東京本社編集部へのツイートで、ツイッターオフという名のデートを毎日新聞編集部とともに誘っているところからすると、段々雪解けしている気はしますね。

さて、本題に戻ると、この本は読売新聞の社説と朝日新聞の社説を読み比べて、その論調を比較しながら取り上げられたテーマについて本質を突きながらも解説を試みています。

読売がまとめたので、「読売の論調は正しい」という結論になりがちなのは仕方ないことなのかもしれませんが、
(真に勝負させたいなら出版社も書き手も第三者がするべきでしょうが、企画するにも新聞社が立ち上がらないとどうしようもないですからねぇ)
こう比較していると思うのは、普段新聞を一紙だけ読んでその社説を読んでいますが、それだけではよくわからない、というのがわかりますね。

ちょっと失礼な発言になるかもしれませんが、どっちかに偏った思想の読者だと、極論右の人は産経の主張を読んでそのとおりだと納得し、左の人は朝日の社説を読んで素晴らしいと思う、というわけです。
まぁその自身の思考で満足する、という意味ではそれで十分ですが(昔、イデオロギーで購読する新聞を決めていたときは特に)、ネットの登場で一次情報が手に入りやすくなり、多様なオピニオンを聞けるようになると、
物事の判断は1つの主張だけでは決めかねる、という気がします。
1つだけで信じ込める勇気は僕にはありません。

そういう意味で、社説の読み比べというのは思考の整理に役立つのでしょう。

ちなみに、中公ラクレからは6紙の社説を読み比べて、第三者の識者から解説を入れた読み比べ本を後日出しています。

社説対決・五番勝負 (中公新書ラクレ (235))/諏訪 哲二
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最近では、毎日新聞が毎週日曜に「論調観測」(昔の「社説ウオッチング」)として各全国紙の社説(たまに地方関連の話題だとその地方紙の社説も)を取り上げて比較していますね

社説は、他の記事に比べてあまり読まない傾向がありますが、
ニュースで何を問われているかを知るのには有効かもしれません。