こんにちは、メドフィットの金子です。
今日は【計画された偶発性理論】について書きたいと思います。
まず【計画された偶発性理論】とはなにか?というと・・・
クランボルツ教授が提唱した理論であり、
「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」
ということです。
「そんなバカな?!」と思うかもしれませんが、
実は私がこれを正に体験しています。
私自身、転職コンサルタントとして営業マンであり、
チームメンバーの教育や支援をするマネジメントをかつては行っていました。
正直、ずっとこのままでいたいと思っていましたし、
それが【正解】だと思っていました。
しかし、私は現在、課長を降りて、医療従事者と一緒にイベントやセミナーを行う、
企画職兼マーケティングがメインの仕事になりました。
これは考えていたキャリアとは全く違いましたし、
自分が医療従事者とイベント・セミナーを企画するのがメインの業務になるなんて想像すらしていませんでした。
そのキッカケは以前もブログにも書きましたが、
このブログを読んでくれた方からの一通のLINEがキッカケです。
そのLINEをキッカケにエコラボが立ち上がり、
そのことをブログに書いたら現在の講師達と繋がっていき・・・・
「これは課長職と2足のわらじは無理だよね」
ということで長年勤めた課長職を辞め、
メドフィット初の企画兼マーケティング部署を立ち上がりました。
(※マーケティング職といっても独学ですのでなんちゃってです・・・笑)
これは会社員だけにしか起きないのか?
と考えましたが、
臨床検査技師・診療放射線技師・臨床工学技士の世界でも起こりえると私は思っています。
私が記憶に残っている例を3つご紹介します。
①役職についていなかった診療放射線技師が在籍している病院の医師から
「クリニックを立ち上げるので、一緒に来て欲しい」と言われ、
クリニックの立ち上げを経験し、その部門の長になったケース。
②病院内でエコーの講習会を後輩にしていたら、
それが評判になり、外部からも依頼が来るようになり、フリーランスになった臨床検査技師のケース。
➂経済的な理由から医師ではなく臨床検査技師を志した方が、
たまたまメドフィットに登録をして、本人の選択肢になかったSAS専門クリニックに就職した。
入職後に院長先生と個別面談した際、
偶然にも共通の話題があり、「君を採用して本当に良かった。絶対に育てるからね」
と言われたケース。
参照:https://ameblo.jp/medfit-gishi/entry-12582586136.html
私のケースも含めて、全て共通点があります。
それは【人とのご縁(出会い)】を引き寄せるために、
【現在(いま)を一生懸命、努力していること】です。
【現在を一生懸命努力する】ではあまりに抽象度が高いので、
クランボルツ教授が具体的な行動指針を示してくれているのでそれも書きたいと思います。
(1)好奇心: たえず新しい学習の機会を模索し続けること
(2)持続性: 失敗に屈せず、努力し続けること
(3)楽観性: 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
(4)柔軟性: こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
(5)冒険心: 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
どうでしょうか?
あなたは(1)~(5)まで日々、実践されているでしょうか?
私は以前、愚痴ばかり言う人間でした。
「今の状況はすべて環境のせいだ」と本気で思っていて、
特に勉強をしていませんでした。
しかし、それは時間の無駄だと気付いたのです。
(1)~(5)を実践すれば計画された偶発性理論が100%起こるというわけではありませんが、
間違いなく言えるのは周りの人があなたを見る目が変わるでしょう。
そして、ご縁に恵まれれば予期せぬキャリアが築けるかもしれません。
居酒屋などで愚痴を言っていたら、その時間を減らして、まずは(1)から実践してみるのはいかがでしょうか。
【ブログ更新日】
次回は7月2日(木)の予定です。
お楽しみに♪♪
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