冷え対策 | メデテーブログ

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前回は、乱天候冷えについてお話しをしました。今年は異常気象だと思う日が多かったように、10月になっても真夏のような暑い日があったかと思うと、11月に入ってすぐ冬のように寒くなりましたよね。この寒暖差で自律神経のバランスが乱れて身体が冷えやすくなり、真冬までこの状態が続いてしまう方が多くなるかと思います。

乱天候冷えは、「交感神経」と「副交感神経」の活動リズムを整え、血のめぐりを良くすることで克服できます。「交感神経と副交感神経のリズムを整える」というのは、言い換えると「適度な緊張とリラックスのバランスが取れた状態にする」ことです。

では、前置きが長くなりましたが、その具体的なケア方法についてお伝えします。

 

朝・昼・夜と3つありますので、順番にご紹介していきます。

1.朝のケア「適度な運動」

朝は、副交感神経が優位な状態からお目覚めモードにするために、軽く運動をすると良いでしょう。ウォーキング、駅ではエレベータではなく階段を使い、血めぐりをよくしましょう。

また、洗濯物を干すときなどに、しゃがんで立つ動作「スクワット」も効果的です。適度な運動は筋力アップにもなりますので、代謝も上がり、身体を温めてくれます。

 

2.昼のケア 「目もと温め」

午前中の慌ただしい家事や、会社に着いて仕事が始まると、パソコン作業などで目が疲れたりストレスが溜まると、交感神経が優位になり“冷え”がちです。眼球をコントロールする神経は副交感神経であるため、お昼休みに市販の蒸気が出るアイマスクなどを使用して目を温めると、副交感神経のスイッチが入って血管が開くため、身体がリラックスモードになり温まります。

 

3.夜のケア 「お風呂と首もと温め」

夜は、日中交感神経が優位になってしまった身体をリラックスさせ、副交感神経を優位にするようなケアが大切です。お風呂は副交感神経を優位にしてくれる最適な血めぐりケアです。ゆっくりとぬるめのお湯につかることで心身ともに緊張をほぐし、血めぐりをよくしましょう。

炭酸ガス入浴剤は、体表面を温め、拡張した血管に流れる血液を温めます。温まった血液が体全体に循環し身体の深部まで温めることができ、温かさが持続するのでおすすめです。

 

また、首もとは温かさを感じるポイントが集まっている部位です。首もとを温めれば全身の血めぐりがよくなるので、手足まですばやく温まります。その結果、放熱が促され、身体の深部温度が下がるため、入眠しやすくなるのです。

市販の首もとに直接貼るタイプの温熱シートを活用して、就寝の30分前に首もとを温め副交換神経に切り替えることで「交副リズム」を整えましょう。

 

以下は、自律神経バランスのチェックリストです。

3つ以上チェックが入ったら、自律神経のバランスが乱れている可能性が大きいので要注意です!「交副リズム」を整える朝・昼・夜の3STEP「自律神経ケア」を実践しましょう。

 

①1日の睡眠時間は、6時間以下である。

②胃腸の調子が良くないと思うときが度々ある。

③まとまった運動は週1回以下である。

④1日の仕事や作業の後、極度の疲労感が残る。

⑤冬なのにファッション性を重視し、薄着がちである。

⑥お風呂は湯船に浸からず、シャワーですますことが多い。

 

 

いかがでしょうか?

これからの季節、身体を冷やしていいことはありません。適度な運動、疲れた目元、首を温め、お風呂で身体全体を温めて、寒い冬を乗り切りましょう!