「不思議の国のアイス2025」-3
◆第6試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
杏ちゃむ(信州ガールズ)&○Yappy (18:37 ハザードブレイク→片エビ固め) 星いぶき&✕松下楓歩
※第67代王者2度目の防衛に成功
プリンクが奇襲を仕掛けますが、場外戦で久令愛も加わった BAD BUTTSが逆転し、第二試合と同じ様な展開となりました。
リングに戻ってからも BAD BUTTSが優勢で、 BAD BUTTSの攻撃はコンビネーションがスムーズでつながっていたのに対し、プリンクの方はコンビネーションも個々の攻撃も単発に終わっていた印象です。
終盤はYappyと松下となり、松下の勝機も有りましたが、杏ちゃむと共に久令愛もタイミングの良いカット。
Yappyがアックスボンバー,アバランシュホールドと畳み込み、最後は初公開の合体技でスリーカウントを奪いました。
いぶきと楓歩が本調子に戻っていればプリンク有利と見ていたのですが、まだ復活途上の様で、この一戦に向けてしっかり準備していた BAD BUTTSの完勝となりました。
プリンクの二人が本調子となりタイトルに絡んでくる事が、団体としても不可欠ですので、復調に期待します。
試合後 BAD BUTTSがマイクを取り、フィリピンで防衛戦を行う事を明言。
海外も含め、アピールしていってほしいです。
◆第7試合 ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
〇勝愛実 (15:48 ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め) ✕神姫楽ミサ
※第40代王者5度目の防衛に成功
勝のコスが神姫楽っぽいピンクで、会場が少しザワつきました。
序盤から神姫楽が積極的に攻め込みますが、ほぼラリアットとセントーンだけの単調な物で、攻められている勝に余裕が感じられました。
場外戦からリングに戻っても流れは変わらず、神姫楽が次々に技を繰り出し、場外へのセントーン。
スパインバスターからはれときどきミサを決めましたが、勝はクリア。
ここで神姫楽に攻め疲れと手詰まり感が出た感じで、勝が雪崩式ブレーンバスターから一気に攻勢を掛け、最後はダイビング・エルボーで防衛を果たしました。
実力と経験の差が出た感じで、結果的には勝の横綱相撲でした。
試合後、勝に続いてマイクを取った神姫楽が、勝とのタッグを提案。
勝も了承しましたが、リング下の柳川としのせが複雑な表情を見せていました。
握手周りが有りましたが、今回も南ひな壇を回る選手は少なかったです。
ひな壇が満員なら回り辛いのは分かるのですが、前回,今回とスカスカ状態ですので、回り辛さも有りませんし、サインボール同様ひな壇軽視と思えます。
最後は、勝と神姫楽が締めそうになった所からゴチャゴチャになりましたが、締まりが悪かったです。
◆感想
ベストバウトは、第六試合のタッグ・タイトルマッチ。
良かった選手も、Yappyを上げたいと思います。
最近、こういった感想になる事が多いのですが、選手一人一人にモチベーションが感じられ、動きも決して悪くないのですが、試合として、更に大会として見ると今一つの印象となってしまいました。
試合順も含めたカード編成なのか、試合に至るまでのストーリー作りなのか分からないのですが、勿体無さを強く感じました。