「横浜リボン2019・夏」-3 | メドさんのマニアックな日々

「横浜リボン2019・夏」-3

◆第5試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
×藤本つかさ (11:29 みやここクラッチ) vs ○松本都,もう一人は星ハム子
※第31代王者初防衛に失敗,都が第32代王者に





















ハム子が試合開始直後に涙ぐんでいたのは、涙もろい選手とは言え驚きました。
序盤は、藤本とハム子がこれまでの恨みを込めて都に集中攻撃でしたが、二人のフォールでスリーが

入るとベルト返上となります。
中盤からはトライアングルらしい乱戦模様となりますが、それぞれが手の内を分かっていますので、

決定打とはなりませんでした。
藤本がハム子に続いて都を狙いますが、ビーナスシュートは都がかわしハム子に命中。
そこを狙った都が、みやここクラッチ連発でスリーカウントで、トライアングルでの強さ,乱戦での

強さを見せました。

退団マッチでベルト奪取という珍しい結果となりましたが、この先を考えると面白いとも思います。







その後、藤本が退団への感謝状 (?)、ハム子から花束贈呈が有り、記念撮影でしたが、ここでは

都しか泣いていないという状況でした。



◆第6試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
×雪妃真矢&世羅りさ (13:31 テキーラショット) ○テキーラ沙弥&ジュリア
※第45代王者3度目の防衛に失敗,バーニングロウが第46代王者に





















ビジュアル的にも華を感じさせる選手が揃いました。
と言っても、試合内容はバチバチした激しい物で、このギャップの大きさは魅力的です。
この組み合わせだと、小柄な沙弥がダメージを受け過ぎて終盤に影響が出る事が多いのですが、今

回は体格的に劣らないジュリアが前面に出る事で、沙弥のダメージを少なくしていました。
逆にアジュレボは雪妃の負担が大きくなっていた感じで、ややアンバランスに思えました。
それがアジュレボの勝ちパターンに入ってからの、ダブルニー誤爆につながった様に見えました。
そこからバーニングロウが一気に畳み込みましたが、フィニッシュのテキーラショットも含め、充分な

説得力を感じました。



若手にベルトが移動しましたが、二人ともベルトの重みは理解していると思えますので、団体を

引っ張り活性化していってほしいです。



沙弥がマイクを取り、ベルトを取ったら言いたかった事として、10.3 新宿FACEでピースパ興行を

行う事を発表しました。
以前のTeensや他団体の若手興行も同じですが、どれだけ他団体の若手を巻き込めるかが

ポイントとなりますので、政治力もしっかり発揮してほしいです。



ジュリアもマイクを取り、売店にいたタイトルマッチを闘う安納を挑発しました。



更に藤本がリングに上がり、雪妃とのX∞タイトルマッチを8.3大阪で行なうと宣言。
この日ベルトを奪われた選手同士とはなりますが、頂上決戦には違いありません。


沙弥の号令で握手周り。



最後もバーニングロウの二人が締めて、大会終了となりました。


◆感想他


ベストバウトは、どの試合も良かったので悩みますが、個人的な思い入れの有った第二試合。
良かった選手は、メインでベルト奪取に成功した沙弥を上げたいです。


第一試合からメインまで、試合内容が充実していると共にバラエティが有って見応え充分で、

個人的には今年ここまでのベスト興行と思えました。
ベルトが揃って移動しましたが、どちらもしっかり説得力が有ったのは良かったですし、今後の

展開にも期待を持たせる事になりました。