2014年アイスリボン個人的ベスト&ワースト | メドさんのマニアックな日々

2014年アイスリボン個人的ベスト&ワースト

例年やっている、アイスリボン内の個人的表彰を行ないたいと思います。


年末、クリスマス会での「Iceribbon award」には賞金が出たのですが、こちらは当然何も有りません。


◆MVP 世羅 りさ


昨年まで3年連続でつっかが取っており、「殿堂入り」として今年は当初から選考しないつもりでした。
ですが、もしつっかが選考対象であったとしても、後述する理由により今年は選んでいなかったと

思います。

世羅は昨年末でデビュー2年と、多団体ならまだ若手扱いだと思いますが、春以降タッグタイトルを

むしろ成宮をリードする形で守り続け、団体内では中心選手の一人に成長しました。
またWAVE,スターダムといった他団体でも実績を上げていますし、広島リボン,世羅リボンを成功させた

功績も大きいです。
体格やビジュアルにも恵まれていますし、年明け4日のタイトルマッチには敗れたものの、シングルの

タイトルを獲って団体のトップに立つ事も現実味を帯びてきています。


◆殊勲賞 くるみ


まだ中学三年の受験生ですが、特に夏休みを超えてからの身体と試合内容の成長は目を見張る物が

有り、ファンの間では最強説も囁かれています。
無事高校生になる事が出来れば、他団体への参戦もこれまで以上となるでしょうし、アイスリボンの

強さの象徴となってほしいです。


◆敢闘賞 星 ハム子


年間を通じて安定した試合内容で、団体を支え、若手の成長にも一役買いました。
世羅同様他団体での活躍も有り、特に北都プロレスに欠かせない存在である事は東京大会で垣間

見ることが出来ました。
アイスリボンでも、地方大会やイベントを盛り上げるのに欠かせない存在となっています。
ベルトからは暫く遠ざかっていますが、らぶり~ぶっちゃーずも復活しましたし、また狙ってほしいです。


◆技能賞 新田 猫子


はやて選手のルチャサークルに参加する様になって、動きが一段と素早くトリッキーであると同時に

正確さを増しました。
参戦回数は少ないのですが、試合内容は殆ど外す事が有りません。
なかなか活性化しないトライアングルベルトを盛り上げる働きも大きいですし、世羅同様凱旋興行となる

岐阜リボンを成功させた実績も有りました。
今年はトライアングルベルトをもっと活性化してほしいですし、チャンスが有れば他のタイトルにも

絡んでほしいです。


◆新人賞 優華


昨年扱いの新人は一昨年大晦日に優華がデビューし、以降3月にあきば 栞,6月に寿 ゆり,11月に

雪妃 真矢といずれもプロサー出身者がデビューしましたが、栞が体調問題も有って年末で退団したのは

残念でした。


優華はデビュー戦で同級生ながら先輩の弓李から勝利を上げ、以降も順調に成長してタイトルへも

数回挑戦しました。
身体能力に恵まれ、性格的にも負けず嫌いで練習熱心ですので、試合内容も高レベルで安定して

います。
またその高い能力と恵まれたビジュアルで人気も高く、それも有ってか周囲の選手に大いに刺激を

与えました。
例えば、以前アイスリボンの弱点と言われていたエルボー等の打撃が、優華の登場以降強くなったと

思います。
アイスリボンと言うより女子プロレス界の宝となりえる選手で、今後への期待度は非常に高いのですが、

心配なのは現在「進級が危ない為、学業専念」で欠場している事で、一日も早く戻ってきてほしいです。


◆ベストタッグ .STAP


3月にマッスルビーナスが返上したベルトを獲得し、それから防衛を重ねていますので、まずは文句

無しです。
ただ、タッグチームとして見るとまだまだ未完成の部分が多く、チームと言うより個々の力で防衛している

印象が強いです。
二人とも本来はタッグよりシングルタイトルを狙ってほしいので、それはそれで良いのかもしれませんが。


◆ベストバウト 11. 24 つっかvs あおい http://ameblo.jp/meddle0804/entry-11933910994.html


今年はずっと悩んでいたのですが、年末近くになってのタイトルマッチを選びました。
度重なる欠場も有ってなかなか本気のタイトル獲りを狙っていなかったあおいが後輩つっかに全力で

挑み、つっかもそれを受け止めて撥ね返しました。
試合後のあおいの前向きなマイクも後味を良くしましたし、アイスリボンらしい一戦だったと思います。


◆ベスト興行 11. 24 横浜リボンⅤ


上記つっかvs あおいをメインとした11月の横浜リボンは、それぞれの試合内容が良く、大入りの会場も

盛り上がり、ハッピーさも有った好興業でした。

ただ自分は地方興業はあまり観戦しておらず、遠征した人の話だと世羅リボンや岐阜リボンは良い

大会だった様です。


以上がベストで、以下はワースト部門になります。
昨年「今年は「ワースト部門:該当無し」となってくれる事を期待しています」と書いたのですが、

残念ながらそうはなりませんでした。


◆ワーストバウト 8.31 つっかvs ダンプ http://ameblo.jp/meddle0804/entry-11918990655.html


昨年と言うより、個人的にはアイスリボン観戦史上ダントツのワーストバウトです。
言いたい事を言い出すとキリが無い位で、試合後に大分書きましたが全く足りません。
最初に書きましたが、この試合が有った以上、今年のMVPにつっかを上げる事は出来ません。


◆ワースト興行 8.31 後楽園 http://ameblo.jp/meddle0804/entry-11919053776.html


そのワーストバウトが有った興行ですが、その試合以外はメインも含め決して悪かった訳では

有りません。
ただその試合があまりにも酷かったのと、そこまでやりながら、ダンプから最も訊きたかった事を

訊けなかった事で大会自体の意味が無くなってしまいました。
これだけ後味が悪かった大会は、アイスリボンでは他に有りません。


◆ワーストアングル リボンタッグ返上まで http://ameblo.jp/meddle0804/entry-11803695355.html


志田が退団するに当たり、まず当時保持していたリボンタッグのベルトを退団時まで防衛した場合は

返上する事が発表され、次いで3月22日の道場マッチに最後の防衛戦を行う事が発表されました。
これを聞いた時に多くのファンが3月22日までは防衛を続けると予感し、それまでのタイトルマッチに

対しては「どうせ防衛だろ」と醒めた部分が有りました。
更に、唯一移動が有ると思われた最後のタイトルマッチの日は、スケジュールの関係で世羅やつくしが

欠場。
結果、その日行なわれたラストビーナスタッグの試合が、タイトルマッチ→ノンタイトル→タイトルマッチと

二転三転し、何とも後味の悪さを残してしまいました。
タイトルの価値を上げる為に組まれた筈の防衛ロードが結果的に価値を落とす事となり、それが現在

連続防衛を続ける .STAPの評価がなかなか上がらない一因となっている気もします。


◆ワースト発言 志田「ぬるま湯」 http://ameblo.jp/meddle0804/entry-11810642758.html


その志田が3月末で退団したのですが、その時バックステージで「アイスリボンはぬるま湯」といった

発言をしました。
志田がその類稀なる身体能力,運動能力に比べ、精神的に弱い事は入団時から指摘が有り、

またプロレスに専念すると決意するまで一年掛かる等、「志田は本気になるのが遅過ぎる」という

発言もつっかから聞きました。
その後も周囲が気を遣っているのが明らかで、志田の発言を周りが形にしながら、終わったら

それっきりという事 (例えば花月とのシングルや同世代8人タッグ)も多かったです。
タイトルを獲ったら有頂天になって調子に乗り、落としたら号泣して長期に渡って迷走する様な選手では

厳しく扱う事は出来ませんから、ぬるま湯に入れるしかないのは当然です。
志田がアイスリボンで恵まれた環境、或いは甘やかされた環境で育てられていたのは、ファンも気付いて

いた筈です。
前述リボンタッグの連続防衛も、フリーになる志田の価値を落とさない様、つっかが全力でサポートして

いたと感じています。
つまりアイスリボンがぬるま湯なのでは無く、志田の周りだけがぬるま湯だった訳で、つっかや都に

取ってアイスリボンは決してぬるま湯では有りません。
そうやって恩を仇で返してフリーとなった志田ですが、以降の試合は一度も見ていません。
ですが、そうやって離れて状況を見ていると、今もぬるま湯の中に浸かっていると思えて仕方ありません。