「アイスリボン#601」-1
11月1日(土)夜は「アイスリボン#601」の観戦に行ってきました。
前日の「ハロウィーンリボン」が大入り満員で、その影響が有るかとも思ったのですが、前日よりは少ない
ながらもなかなかの入りでした。
定刻になって、まず千春さんだけが登場。
「皆様に報告が有ります」と呼び込まれたのは、膝の手術で欠場中だった山口 ルツコ。
マイクを取ると、プロレスを卒業し、リングアナとしてアイスリボンでの活動を継続したいので、千春さんに
弟子入りしたいとの事。
千春さんからは、今のままではリングアナとして認められないので、研修生として学んでいく様
伝えられました。
*卒業の理由に付いては明言されなかったのですが、膝の具合が芳しくない事が想像されます。
177cmと現役女子選手最長身で身体の柔軟性や表現力も有り、試合での存在感が抜群だった選手で
「未完の大器」のまま終わる事が何とも残念なのですが、新しい道を目指して進んでほしいと願います。
そのまま二人で、初観戦インタビューから各試合の紹介。
第一試合:前日ツーカウントですが美央に勝利した都と、専業以降やや迷走しているもちが当たります。
第二試合:横浜で対戦する美央と235に、藤本を加えたトライアングルです。
トライアングルが得意な藤本,美央に、苦手そうな235がどう闘うか。
第三試合:横浜でのタッグタイトルマッチの前哨戦です。
成宮の帰国初戦はハロウィーンでしたが、今日は普通の試合ですので成果を見せてほしいです。
メインイベント:横浜でシングル対戦するくるみと優華の前哨戦ですが、共にあまり組まないタッグです。
二人が意識し過ぎると試合が壊れますので、パートナーにも注目します。
選手が入場し、人気投票一番人気はルツコ。
挨拶は美央が立候補しましたが、前日のツーカウントの件からつっかも巻き込まれ、第二試合が235のみ
ツーカウントで勝利のハンディキャップルールで行なわれる事となりました。
◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○松本 都(崖のふち) (6:03 みやここクラッチ・改) ×宮城 もち
ロックアップからもちが押し込み、都がもちのお腹を摘まんで押し込もうとしますが、もちが逆に押し
返します。
もちが串刺しタックルから腹ウォッシュ。
都が大外刈りで倒すと、おてんばダッシュから吉野レフリーの協力を得てお腹で餅つきですが、エルボー
ドロップは自爆。
都のダブルフットスタンプを撥ね返したもちが、磔タックルからうすDON2。
もちがうすDONからリバーススプラッシュを狙いますが、都が剣山。
都がクロスボディからDDT。
都が都ザードからマンマミーアZを狙いますが、もちは反対コーナーまで回避。
都がダイブしますが、当然届かず自爆。
もちがリバーススプラッシュから腹ザードですが、都がクリア。
バックに回った都がもちのヒップをマットに叩き付け、そのまま反転させてみやここクラッチの態勢に入る
みやここクラッチ・改でスリーカウントを奪いました。
攻め込んでいたのはもちなのですが、都が持ち前の打たれ強さと一発の勝負強さを見せました。
以前から書いていますが、都が好調な時は大会が盛り上がります。
◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○藤本 つかさ (6:40 エビ固め)×235,もう一人は紫雷 美央
*オクラホマロールを切り返す
※235のみツーカウントで勝利のハンディキャップルール
混戦から235がツーカウント狙いで、美央に丸め込み。
美央に対して、つっかと235がトレイン攻撃から、ダブルでエンジェルニー,エースクラッシャー。
ダブルの磔ドロップキックからつっかが美央にインディアンデスロックを仕掛け、235がエルボーで
つっかをダウンさせ、美央にダメージを与えます。
怒った美央が235に串刺しニーで、つっかにはブレーンバスターから首四の字。
235がカットし、つっかのフェイスロックと235のアンクルホールド。
美央が二人まとめての女郎蜘蛛を成功させ、つっかにミサイルキック。
235がつっかの足を引っ張って倒し、クロスボディ連打。
235がコーナーに上がり、自分が投げると揉める二人にダイビングボディアタック。
つっかと美央が235をダブルキックで倒し、つっかが美央にPK。
つっかが235にミサイルキックを決め、美央の上にダイビングボディプレスで着地。
つっかが美央に、クラウチングキックからパワースラム。
美央がつっかをハイキックで倒し、235が美央に首固め。
美央とつっかがハイキックの応酬でダウンした所で、235がつっかを丸め込もうとしますが、つっかが
切り返してスリーカウントを奪いました。
トライアングルを得意とするつっかに対応力の有る美央が加わり、そこへ235がツーカウントルールを
上手く使ってはいる事で、協力,裏切りが繰り返される展開が速い一戦となりました。
なかなか好勝負にならないトライアングルですが、久し振りに面白いと感じられました。