「アイスリボン#588」-1
9月13日(土)夜は「アイスリボン#588」の観戦に行ってきました。
対戦ボードは寿が書いた物ですが、指が6本有って怖いです。
客入りは土曜としては平均的な所で、ほぼ純血という事を考えれば悪くないと思います。
前説は、成宮と千春さん。
初観戦インタビューに続いて各試合の紹介。
第一試合:ホールでのタッグに続いて、シングル対戦となります。
ゆるたんは、練習には来ているのですが試合数が少なく、横浜や相模原も欠場です。
第二試合:あかねの方が半年以上デビューは早いのですが、欠場が有ったりで最近はカードが
組まれない事も有り優華に逆転されている印象です。
優華は道場に住んでいるのかと思える位、学校が終わると道場で練習しています。
第三試合:弓李と栞に取っては、横浜の前哨戦となります。
パートナーの成宮と都は何れもハードな連戦中です。
都は「成宮がダンプさんと当たる前に、同じ松本として痛め付けてやる」と言ってました。
メインイベント:後楽園のバックステージでベルト獲り宣言をしたあおいとチャンピオンのつっかが、
それぞれ同期の二人をパートナーにします。
つくしと世羅に取ってはリボンタッグの前哨戦ですが、変わったあおいに注目して下さい。
選手入場に続く人気投票で一番人気は235で、本人も驚いていました。
選手挨拶はつくしが「世羅にボコボコにされる夢を見たので、今日は世羅をボコボコにしてやります」と
行ないました。
◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星 ハム子 (6:21 ダイビングボディプレス→片エビ固め) ×寿 ゆり
寿の定番となっているドロップキックの奇襲は無く、ロックアップからハム子が押し込みます。
グラウンドの攻防から、ハム子のセクシーポーズで一段落。
寿がドロップキックから連続フォール。
寿のボディスラム狙いをハム子が投げ返し、ボディプレス。
ハム子が腹ウォッシュから串刺しタックルを決め、オシリダーからブルドッキングヘッドロック。
ハム子が逆エビを極めますが、逃れた寿がコーナーに振り返して串刺しドロップキックからボディスラム。
ハム子がつっぱりから突進する所を、寿が風車式バックブリーカー。
寿がチョークスラムからコーナーへ上がりますが、ハム子がデッドリードライブ。
ハム子がバックフリップからダイビングボディプレス。
返した寿に、ハム子がトッププレスを決めてスリーカウントを奪いました。
試合毎に書いていますが、寿は実戦だけでなくスパーリングも足りていない感じで、技が単発で流れが
有りません。
潜在能力の高さを覗わせる部分も有るだけに、現状のままでは勿体無いと感じます。
◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
×藤田 あかね (4:50 エンジェルサンダー→片エビ固め) ○優華
コーナーに戻ろうとするあかねの背中に優華がドロップキック。
優華がボディスラムからダイビングエルボーを叩き込み、ダイビングボディアタックを狙いますがあかねが
かわし自爆。
あかねがドロップキックから逆エビ。
ロープに逃れた優華にあかねが追撃を躊躇うと、優華がエルボー。
あかねがタックルで倒してセントーン。
あかねの串刺しエルボーに、優華は串刺しドロップキックのお返し。
あかねがボディスラムを狙いますが、優華が首固めに切り返し。
優華がドロップキックから磔エルボー。
優華のランニングエルボー狙いに、あかねがカウンターチョップ。
あかねがボディスラムからテキサスクローバーホールド。
あかねを水車落とし狙いを回避した優華が、張り手からウィングクラッチホールド。。
最後は優華が、磔エルボー,ランニングエルボー,エンジェルサンダーと畳み込んでスリーカウントを
奪いました。
あかねは序盤、攻撃を迷って躊躇う悪い癖が出てしまいましたが、中盤以降は後輩に対しての意地を
見せて良い攻防を見せてくれました。
体格,パワーは団体の中では上位ですし、寿同様実戦と実戦を見据えた練習を積んで、団体の戦力と
なってほしいです。
優華が最後に見せたエンジェルサンダー (スワンダイブ式ダイビングエルボー)を真横から見る形に
なったのですが、飛距離も飛行姿勢も素晴らしく「金の取れる技」として磨きを掛けてほしいです。