『アイスリボン#575』-2
◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○世羅 りさ (8:11 クロスアーム・スモールパッケージホールド) ×つくし
ロックアップから体格で勝る世羅が押し込み、タックルでも倒します。
つくしはアームホイップで投げ、ドロップキック。
つくしはヘアホイップで投げると、おてんばダッシュから弓矢固め。
つくしの串刺しドロップキックに、世羅は串刺しエルボー。
世羅はシュミット流バックブリーカーからマグロの魂を連発し、逆エビ。
世羅がダブルニーから再度逆エビを狙いますが、つくしは切り返してダブルフットスタンプから磔ドロップ
キック。
つくしがコルバタの入りからアンプリティアを決め、低空クロスボディ。
つくしがダイビングボディアタックを狙いますが、世羅はキャッチしてセラリズムバスター。
世羅がリバーススプラッシュ式ダブルニー。
つくしが回転エビを狙いますが、世羅は切り返してゆりかもめ。
世羅がエアーズロックからダイビングダブルニーを狙いますが、つくしはかわしてドロップキック。
世羅がエルボーの連打を見せますが、つくしもエルボー連打のお返しからドロップキック。
世羅に張り手を入れたつくしがコーナーに上がり、世羅が追い付きますが迎撃されてコーナーに宙吊りに
され、そこへつくしがダブルフットスタンプ。
世羅が担ぎ上げた所をつくしがウラカンラナで切り返しますが、世羅は更に切り返し。
最後は世羅がつくしの腕を交差させた状態で丸め込み、スリーカウントを奪いました。
身長で約20cm,体重も20Kgくらい世羅が上回っており、それでもこれまではつくしがスピード,手数と
テクニックで勝利していましたが、世羅の成長とつくしへの研究が今回の初勝利という結果に結び
付きました。
これだけの体格差が有ると、一度逆転されての再逆転は通常難しいのですが、プロレスセンスの高い
つくしですので次の対戦では同じ失敗は繰り返さない為の策を練ってくると思います。
そうやって切磋琢磨する事で、団体全体のレベルアップにつなげてほしいと願います。
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
成宮 真希&×希月 あおい (11:32 ナッツクラッカー→体固め) ○くるみ&優華
成宮と優華が先発し視殺戦となりますが、それにじれた感じのあおいが飛び込みダブル攻撃。
飛び込んだくるみもボディスラムで投げ青春ピラミッドを狙いますが、成宮が拒否。
揉めている所へくるみと優華が襲い掛かり、逆に青春ピラミッド。
交代したくるみに成宮がドロップキックであおいに交代しますが、あおいは成宮をボディスラムで投げ
1人で青春ピラミッド。
あおいはくるみを4コーナーにぶつけ、更に淳一レフリーにもぶつけます。
くるみはあおいを一本背負いで投げて、優華に交代。
リストの取り合いから、あおいがダンス,ポニーテールチョップ,モンゴリアンチョップと自分のペースに
巻き込もうとしますが、優華はモンゴリアンエスカレーターを仁王立ちで睨み付けると「真面目に
試合しろ!」とエルボーから串刺しドロップキック。
優華がスイングDDTを狙いますが、あおいは堪えてコーナー上の優華にモンゴリアンチョップから
デッドリードライブ。
あおいがフットスタンプからセントーンで、成宮に交代。
成宮はダブルチョップからドラゴンスリーパー。
逃れた優華がドロップキック連発。
成宮のブレーンバスターに優華が三角飛びボディアタックを返し、くるみに交代。
くるみはタックルで倒してボディプレスですが、成宮はスピアからトラースキックであおいに交代。
あおいがダイビングセントーンを決めますが、優華がダイビングボディアタックでカットし、くるみが
サマーソルトドロップ。
優華の馬飛びダブルフットスタンプからくるみがダイビングボディプレスを決めますが、トッププレスは
あおいが回避。
あおいのジャンピングラリアットから成宮がユルネバを決め、あおいが旋回式ボディプレスですが、
優華がカット。
あおいのクロスアームジャーマンを回避したくるみがラ・マヒストラルを狙いますが、あおいが切り返し。
あおいがサムソンクラッチを狙いますが、くるみが切り返し。
くるみがナッツドライバーからトッププレスを決め、最後はナッツドライバーでスリーカウントを奪いました。
予想通り、あおいが入った事で前哨戦の雰囲気は薄くなり、序盤はあおいペースの試合でしたが、
優華が「真面目に試合しろ!」でペースを元に戻しました。
終盤のくるみとあおいの攻防はくるみが圧倒しており、番狂わせと言う雰囲気は全く感じませんでした。
アイス最古参で実績も有るあおいですが、欠場を続けている内に流れから取り残された印象まで
受けてしまいました。
あおいもまだ老け込む年齢では有りませんし、このまま終わってほしくないのですが、現在の参戦
ペースだと厳しい物を感じます。