『アイスリボン#574』-2
◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
星 ハム子&×神田 愛実 (世界プロレス協会) (10:05 紫閃光→片エビ固め)
○紫雷 美央&松本 都 (崖のふち)
先に入場した都が青コーナーを指示されたのですが「こっちの方が良い」と赤コーナーに入り、そのまま
試合開始となりました。
美央と都が先発で揉めている所へハム子と神田が襲い掛かり、都を捕まえるとダブルタックルから
ボディプレス連弾。
二人がロープへ飛んだ所を美央が足をすくって倒すと、ハム子と都のセクシーポーズ合戦。
都が美央に交代し、美央がビッグブーツ。
ハム子がセクシーポーズで迫り、美央が引いた所で神田に交代。
神田がヘアホイップ連発からキャメルクラッチを極めると、ハム子に続いて都もセクシーポーズ。
美央がミドルキックからビッグブーツで都に交代。
都のクロスボディは神田がキャッチして、串刺しタックル。
神田のブルドッキングヘッドロックを回避した都が、ダブルフットスタンプ。
神田は開脚フェイスバスターを決めてハム子に交代しますが、そのまま二人で串刺しタックルから
オシリダー。
二人でブルドッキングヘッドロックを決めると、片足ずつ取っての合体逆エビ。
ハム子がバックフリップを狙いますが、都は丸め込みに切り返し、フライングクロスチョップで美央に交代。
美央がミドルキックから女郎蜘蛛を極めますが、セコンドのもちがセクシーに迫ってカット。
美央がミサイルキックから首四の字ですが、神田がボディプレスでカット。
ハム子がお腹でポーンと弾き飛ばし、腹ザードで神田に交代。
美央のニーリフトに神田はラリアット。
美央のキックが都に誤爆した所へ、ハム子がミサイルキック。
ハム子と神田がサンドイッチラリアットから「シャキーン」と合体ラリアット。
美央がDDTを決め、都がダイビングボディアタック。
最後は混戦の中、美央がバズソーキックから紫閃光を決めてスリーカウントを奪いました。
硬軟自在で達者なメンバーが揃った中、新人の神田がハム子のリードでノビノビと動いていたのが
印象に残りました。
試合数が少ない分、身体の使い方や試合運びに不充分な部分も有りますが、ハム子やもちと一緒に
試合を重ねる事で学んでいければ今後が楽しみな選手です。
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○藤本 つかさ&優華 (12:58 ダイビング・ローリングネックブリーカーホールド)
新田 猫子&×世羅 りさ
優華と世羅が先発し、エルボー合戦から場外戦へ。
タイトルマッチ目前のつっかvs 猫子,優華vs 世羅となり、優華が場外プランチャーを狙いますが、世羅が
捕えてデッドリードライブ。
世羅が串刺しエルボーからボディスラムを狙いますが、優華は丸め込みに切り返しつっかに交代。
つっかがストレッチ技を極めますが、世羅はボディスラムで猫子に交代。
猫子のサイドバスターにつっかは串刺しドロップキックを返し、エンジェルニーからエースクラッシャーを
狙いますが、猫子は回避して串刺しエルボー。
猫子がミサイルキックからセントーンですが、カサドーニャはつっかが切り返してPKからパワースラムで
優華に交代。
優華がドロップキック連打から串刺しドロップキックですが、猫子は尻尾攻撃からカサドーニャで世羅に
交代。
世羅がシュミット流バックブリーカーからマグロの魂連発。
エルボー合戦から世羅がボディスラムで投げ、コーナーでダブルニー。
世羅のランニングダブルニーをかわした優華が、スクールガール。
カットした猫子の串刺しドロップキックから世羅がセラリズムバスターですが、つっかがカットしてドロップ
キック。
優華が三角飛びダイビングボディアタックからランニングエルボーで、つっかに交代。
つっかがサッカーボールキックからPKを狙いますが、世羅はキャッチしてショルダーバスター。
世羅がリバーススプラッシュ式ダブルニーを決めますが、つっかはハリケーンラナからクラウチング
キック。
猫子がミサイルキックでカットすると、優華もスワンダイブ式ドロップキック。
優華と世羅のエルボーが相打ちとなり、混戦から猫子と世羅がドロップキック。
つっかに猫子のバッククラッカーから、世羅がエアーズロックⅡ。
世羅のダイビングダフルニーをかわしたつっかが、ハイキックからサッカーボールキック,PK。
優華がスワンダイブ式ダイビングエルボーを落とし、最後はつっかがダイビング・ローリングネック
ブリーカーホールドでスリーカウントを奪いました。
タイトルマッチを目前にした4人の気持ちと動きの良さが伝わり、ノンストップの好勝負となりました。
タイトルマッチを意識し過ぎて試合が壊れる危険性も懸念していたのですが、そういった部分も無く、
試合としてしっかり成立していました。
キャリア半年余りでこのレベルの試合に違和感無く混ざり、フィニッシュ前のエルボー等更なる成長を
見せている優華には感心するしか有りません。