「北都プロレス 東京大会」-2 | メドさんのマニアックな日々

「北都プロレス 東京大会」-2

◆第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○藤本 つかさ (13:14 ビーナスシュート→片エビ固め)×星 ハム子


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入場時から人気のハム子が試合開始と共にハム子コールを浴び、会場は完全にハム子贔屓の流れと

なりました。
何をやっても大声援のハム子に対し、完全アウェーのつっかにはエースクラッシャーの時にさえ

ブーイングが飛びます。
ハム子が逆エビを極めても、つっかコールでは無くハム子コールが起き、つっかは力弱く「誰か、

私を応援して・・・」
試合内容は両者の安定した実力と、数を重ねた対戦らしい噛み合った攻防でこの日のベストバウトで

あると共に、過去に見てきた対戦の中でもベストの物でした。

最後はビーナスシュートでつっかが勝利しましたが、試合後は両者に大きな拍手が送られ、二人で

レフリー中條さんの手を上げて退場しました。


◆第6試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
近藤 博之&ジャングル・バード&○梅沢 菊次郎 (13:21 ダイビングセントーン→片エビ固め)
大矢 剛功&×池田 昌樹&リキンクル


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所属&常連選手による6人タッグですが、それぞれの選手がしっかりとした動きを見せ、見応えが

有りました。
前述大矢ですが、腰を痛めている事も有って往年の動きとはいきませんでしたが、出てくると試合が

締まりますし、バックドロップのキレは流石でした。
結果はアライブ所属の巨漢梅沢が、北都のエース池田から勝利しました。


◆13人参加バトルロイヤル 時間無制限
○星 ハム子 (14:15 スモウラリアット→片エビ固め)×池田 昌樹


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全選手参加かと思っていたのですが、我闘雲舞勢が帯広が試合後ダウンした影響なのか、当初からの

予定通りなのか不参加だったのは残念でした。
選手以上に目立っていたのはレフリーの中條さんで、お得意のダジャレを連発し、完成された団体芸も

コントロールしていました。
「北都のバトルロイヤルクイーン」ハム子が今回も優勝し、商品の肉,タマゴ,古新聞等々をゲット

しました。


その後、再び全選手がリングに上がって中條さんが「来年も東京で開催したい」と挨拶。


中條さんが胴上げされて、大会が終了しました。


*ベストバウトは上述の通りつっかvs ハム子だったと思いますが、他の試合もバラエティに富んで

充実しており、どの試合もお客さんを楽しませようという気持ちが感じられました。
中條さんの人柄がそのまま興行に表れた様な温かさに包まれた大会で、観戦して良かったと思えました。
前日のアイスリボンでは、復帰に前向きな気持ちに触れて「プロレスでハッピー」を感じたのですが、

それ以上の「プロレスでハッピー」を感じた素晴らしい大会でした。