『アイスリボン#569』-1
6月21日(土)夜は『アイスリボン#569』の観戦に行ってきました。
客入りはまずまずという感じで、新人に頼ってはいけないのですが、栞の欠場とデビュー戦で大きな
インパクトを残し週プロにも大きく掲載された寿 ゆりが連続欠場しているのが影響しているかも。
列は世羅が淳一レフリーの補助と共に行なったのですが、珍しくスムーズに進まない場面が有りました。
アイスは自由席でチケットの整理番号順に着席なのですが、子供連れ,女性,カップルは優先となって
います。
今回は女性一人と複数男性のグループが優先時に全員座ろうとしたのですが、それに淳一さんが
ストップを掛け、世羅がきちんと対応出来ずにそこで時間が掛かりました。
カップルの定義として「整理番号が連続している男女一人ずつ」となっていた筈なのですが、それを
世羅が把握していなかった模様で、ルールの徹底と適応をしっかりやれば問題は有りませんので、
不必要なトラブルを防ぐ上でも再度の徹底を望みます。
前説は千春さんと成宮。
初観戦インタビューに続いて、各試合の紹介。
第一試合:最近若手育成担当となっている美央が、以前「自分はデビュー直後は負けてばかりだった」と
エールを送った弓李と当たります。
第二試合:新人の追い上げに有っている235が、成宮と3回目のシングル対戦となります。
235は「成宮さんの鼓膜を破ってやる」と言ってました。
第三試合:全員が65Kg以上の、もっちり対決となります。
この試合に備えて、リングのメンテを行ないました。
神田は、自分が一番もっちりしていると張り切っていました。
成宮「横浜大会を自分の上司が観戦に来ていたのですが、翌日会社で「100Kg以上の人を持ち上げる
なんて凄いね」と言われました。
でも、100Kgは有りません。」
メインイベント:前回ドローとなった藤本と猫子がタッグで当たります。
猫子は「弱点は見付けた、ニャフフフフ」と言っていました。
選手入場に続いての人気投票で、一番人気はつっか。
選手挨拶はもちが行ないましたが、緊張からか決まり文句が出てきませんでした。
◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○紫雷 美央 (8:31 エグ蹴り→片エビ固め) ×弓李
ロックアップから美央が押し込みクリーンブレイク。
グラウンドから弓李がキックを入れますが、美央はニーリフトのお返し。
美央は弓李をロープに固定しての顔面攻撃からヘアホイップで投げると、コーナーで踏み付け。
美央はサッカーボールキックからジャイアントスイング。
お互いに目が回りますが、弓李は美央を倒すとキャメルクラッチから変顔攻撃。
弓李が串刺し攻撃を狙いますが、美央はカウンターのミドルキックから女郎蜘蛛。
美央のミサイルキックをかわした弓李が、セコンドつっかの指示を受けながら足四の字。
美央がロープへ逃げると、弓李は脇固めから腕ひしぎ逆十字。
美央は弓李を持ち上げマットへ叩き付けると、首四の字。
弓李が逃れて、エルボー合戦から丸め込みを連発。
返した美央がダブルアーム式フェイスバスターからエグ蹴り (バズソーキック)でスリーカウントを
奪いました。
実力差がはっきりしたチャレンジマッチでしたが、弓李が終盤まで粘りを見せ、良い場面も見せました。
弓李が健闘しながらシングル勝利が出来ない一因は、勝ちパターンが確立出来ていない事だと思うの
ですが、この試合でもその良い場面が単発的になっていました。
どうやって勝利へつなげるのか、練習と共にイメージトレーニングも重要なのかもしれません。
◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○成宮 真希 (6:49 ユルネバ→片エビ固め) ×235
ゴングと同時に235が大声を出そうとする所へ、成宮がドロップキックの奇襲。
成宮がヘアホイップを狙いますが、235が大声で怯ませ逆にヘアホイップ。
成宮のボディスラム狙いを、235は首固めに切り返し。
235がフライングメイヤーからボディスラム。
235が逆エビを狙い、返せないとストンピングを一発入れて、逆エビからセコンド美央のアドバイスを
受けての逆片エビ。
逃れた成宮がカンパーナからアルゼンチンバックブリーカーを狙いますが、235が逃れてエルボー合戦。
成宮のドロップキックをかわした235がクロスボディ,スイングDDTからダイビングボディアタック。
成宮がボディスラムからアルゼンチンバックブリーカーを狙いますが、235が丸め込みに切り返し。
成宮がスパインボムで叩き付け、トラースキックからブレーンバスターですが235はクリア。
最後は、成宮がユルネバでスリーカウントを奪いました。
第一試合同様のチャレンジマッチですが、235に弓李ほどの勢いが感じられませんでした。
攻めている時に戸惑いと攻め疲れが感じられ、成宮が勝ちに入ると殆ど抵抗する事が出来ません
でした。
身体と気持ちは表裏一体ですので、双方での成長が無いと現状打破は難しいのかもしれません。
