「仙台リボン2014」-2
◆第4試合
「This is ICERIBBON」シングルマッチ20分1本勝負
○つくし (11:31 でんでんむし) ×くるみ
後楽園ホールのメインでタイトルマッチを行なった事も有る「世界一若い名勝負数え歌」ですが、
今回はつくしにあまり元気が感じられず、立ち上がりのグラウンド以降は攻撃が単発で、珍しく技の
ミスも見られました。
体格で上回るくるみの方が珍しいバックドロップやお得意のキャトルミューティレーション,ジャーマン,
ダイビングボディプレスで追い込みましたが、最後はつくしの決定力にスリーカウントを奪われました。
二人のファイトスタイルが全く異なってきましたので、上手く噛み合わないとこういう感じの試合に
なりそうですが、これはこれで緊張感が生まれて面白いとも思います。
また、一旦休戦してタッグタイトルを狙いに行ってほしいとも思いました。
◆第5試合
インターナショナルリボンタッグ選手権試合
タッグマッチ20分1本勝負
[王者] 志田 光&○藤本 つかさ (17:44 ビーナスシュート→片エビ固め)
成宮 真希&×世羅 りさ [挑戦者]
※第32代王者5度目の防衛に成功
アイスリボンでの初タイトルマッチとなる世羅に、入場時から緊張が感じられました。
ゴングと同時に成宮が奇襲を仕掛け秒殺狙いを見せましたが、それを返した所から場外戦へ。
序盤はつっかが捕まる時間が長くなりましたが、捕まえ切れなかった感じで志田に交代してからは
ビーナスペースとなりました。
終盤世羅が予想以上の粘りを見せましたが、.STAPとしてのコンビネーションがあまり見られず、
つっかとの個の闘いとなると現時点での力の見せられた形で、ローリングネックブリーカー,
ビーナスシュートと決められてスリーカウントを奪われました。
挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、前哨戦でタッグを組み続けて万全と思える態勢で立ち向かった
挑戦者でしたが、それでも個の力もチーム力もビーナスが一枚上手で、今回も完勝と言える内容でした。
こうなると志田退団まで防衛を続けて返上、という可能性が高くなった様に思えますが、他選手の奮起に
期待したいです。
◆エンディング
つっかがマイクを取り、大会が開催出来た事や来客者への謝辞が有り、また来場していた母親の誕生日
志田のマイクも有り、最後はつっかが仙台リボンの再開催を誓って
「プロレスでハッピー!」
「アイスリボン!」
で〆て、大会が終了しました。


















