『アイスリボン#529』-1 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#529』-1

1月15日(水)夜は『アイスリボン#529』の観戦に行ってきました。



客入りは平日としては多めかと思いますが、間違いなく長野よりは入っていました。


今回からは通常の前説スタイルに戻った様ですが、担当は志田と初登場の千春さん。
こういう場面は慣れていると思う千春さんですが、相当緊張していた様です。


まず志田から、3月退団を前に前説は1月一杯で終了するとの報告が有りました。
ニコ生は世羅が担当となる様ですが、こちらは誰になるのか。
こちらもつっかや都では無く、若い選手にやってほしいと思います。


初観戦インタビューに続いて、各試合の見どころ。 (抜粋)
千春さんの本格的なコールで、妙な盛り上がりが有りました。


「第一試合、長野リボンで初めてベーターと試合をしたんですけど、凄かった。
長野で椅子とか持ち出したんですけど、ベーターが自分の国ではハードコアを大分やるそうです。
そこでベーターと話して、今日のシングルをハードコアにしました。
セコンドが二人しかいないので、自分の身は自分で守って下さい。」


「第二試合、トライアングルで結構対戦しているはやてさんと猫子さんですが、やっとシングルです。
はやてさんはブログで「ルチャの奥義を披露する」と予告していました。
アイスリボンの、他の選手には出来ない様な試合になりそうです。」


「第三試合、前回のタッグマッチで渋谷が藤本からスリーを取ったのですが「タイトルに挑戦させろ」とか

一切無くて「そんな時も有るよ」という感じで、藤本がそれに対して「お前を絶対挑戦させてやる」と言って

再戦が組まれる事になりました。
今日は、きっちりけりを付けてほしいと思います。」


「メインイベント、どっちも長めに組んでいるタッグなので、良い連携も出来るし、事実上決勝戦じゃ

無いかと思っています。
トーナメント初戦なので、この先を占う様な試合を期待します。」


選手入場に続く人気投票は「私も良いですか?」という前フリが効いて千春さんが一番人気。


選手挨拶はメアリ

「今日から、リボンタッグ次期挑戦者決定トーナメントが始まります。
私はチェリーさんとベルトが巻きたいです。
なので、今日はまず必ず勝ち上がっていきたいと思います。
それでも本日も全4試合、張り切って参りましょう。
頑張るぞ!」


「オー!」


◆第1試合 ハードコアシングルマッチ10分1本勝負
△志田 光 (時間切れ)△ベーター・ノワール


志田の竹刀に対し、ベーターは椅子を持って入場。
ロックアップからバック,リストの取り合いが有り、志田がベーターの左腕に一撃してヘッドシザースに

取りますが、ベーターはデスロックに切り返し、サーフボードとの複合技へ。
タックルで打ち勝ったベーターが椅子を持ち出しますが、志田がかわし場外へ。
場外戦から戦場が外へと移動しますが、観客は外へは出れず音しか聞こえませんでした。
ベーターが志田をリングに上げエルボーを落としますが、かわした志田がミサイルキック。
ベーターのヘッドバットに、志田はハイキックからブレーンバスター。
ベーターもアティテュードアジャストメントを返し、両者ダウンから立膝でのエルボー合戦。
ベーターが椅子で一撃してコンプリートショット。
志田はベーターを椅子に座らせてのスリーカウントから、椅子の上へファルコンアロー。
志田の竹刀をかわしたベーターが、ラリアットからネックハンギングボム。
志田が竹刀で一撃し、ファルコンアローを決めた所で時間切れとなりました。


場外戦までは何と無く乗り切れないムードが有ったのですが、リングに戻ってからはヒートアップ

しました。
ただその時点で時間が半分以上経過しており、決着を付けるには時間が足りませんでした。
ベーターが一試合毎に強さと幅広さを見せて来ていますので、帰国前に普通のルールでの再戦も

期待したいです。


◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○はやて (フリー) (6:57 ハヤティーナⅣ) ×新田 猫子


ロックアップから猫子がトリッキーな投げ技を連発し、はやては場外から控室へ戻ろうとします。
はやてコールで呼び戻されると、飛び込んだ猫子に風車式バックブリーカー。
そこからは、名前の分からない複雑なメキシコ流ジャベを連発。
ようやく逃れた猫子が背面エルボーからミサイルキック,コーナー to コーナーと決めますが、はやては

風車式バックブリーカー。
はやての喉輪落としを、猫子はカサドーラに切り返し猫入り十字固め。
返したはやてがダブルアーム式フェイスバスターからハヤティーナⅣ (両手両足を固める複雑なジャベと

しか言えません)に固めて、ギブアップを奪いました。


試合後はやてはマイクを取り、アイス選手にルチャを教えるコーチを務めたいと宣言。
翌日になって、コーチ就任と「はやてルチャサークル」の開設が発表されました。


ルチャと言うと飛び技,見せ技の印象も有るのですが、それだけでは無い面白さを感じさせてくれた

一戦でした。
はやてのコーチ就任がどの選手にどれだけの影響を与えるか分かりませんが、猫子以外にも軽量で

運動能力の高い選手がいますので、意外な選手のブレイクにつながるかもしれません。