2013年アイスリボン個人的表彰
2013年アイスリボンの、個人的表彰です。
勿論、取ったからと言って選手には何も有りません。(笑)
◆MVP:藤本 つかさ
年初のX60王者決定戦には敗れたものの、IW19チャンピオンとしてX60との統一戦に勝利し体重制限を
撤廃。
新設されたX∞のチャンピオンとして、レジェンド豊田 真奈美に始まり、くるみ,都,ハム子,成宮と
防衛戦を重ね、絶対王者の貫録さえ身に付いてきました。
タッグ王座も守り抜き、更に自団体だけでなく他団体でも活躍の場を広げ、対戦相手,試合形式に
関係無く水準以上の試合を見せる姿は、アイスリボンだけでなく女子プロレス界での地位を確立しつつ
あります。
また選手代表としてスタッフとしての一面でも、ブッキング,マッチメイクや被災地キャラバンの実施等
素晴らしい物が有ります。
団体の中では選手としても総合的に見ても一段抜けた存在となっており、私的表彰でも3年連続MVPと
なりましたので、次回からは殿堂入りとして扱おうかとも考えています。
◆殊勲賞:星 ハム子
セクシーキャラを定着させて、アイス内だけで無く他団体でも存在感をアップさせました。
昨年の大きな功績として、デビュー5周年と生誕祭の2回の自主興行を成功させた事が有り、それが
彼女自身の自信にもつながった気がします。
また、「銭金」「ボンビーガール」と2度の地上波登場でプロレスを知らない層にもインパクトを与えて、
知名度も上昇させたのも大きかったです。
後輩相手にプロレスを教える存在としての役目も大きく、タイトル実績があまり無かったのが残念ですが、
アイスには欠かせぬ存在となってくれました。
◆技能賞:つくし
苦労の末 (?)高校生となって、活躍の場を更に広げました。
体格には恵まれませんが、それを活かしたファイトスタイルを確立させて好勝負を連発しているのは
見事で、成宮欠場で空位となったX60を獲得して後楽園等のメインもしっかりと務めました。
また故郷神栖での興行にも尽力し成功させたのは、大きな自信につながるかと思います。
更にその興行の様子がNHK Eテレで紹介され、自身や団体のPRにもつながりました。
ハム子同様現在は無冠ですが、今年は再度の戴冠も期待します。
◆敢闘賞:世羅 りさ
昨年最も成長を見せた選手で、恵まれた体格,パワーで多くの試合数をこなし、新人離れした存在感を
出しつつあります。
またビジュアルにも恵まれ、町長の娘という売りも有ってか、マスコミに取り上げられる事も多く前述
「銭金」で主役になった事で知名度も上がりました。
年末起きた町章問題もひとまず解決した模様で、今年は更に一段上の活躍が期待されます。
◆新人賞:弓李
一昨年大晦日に、映画プロジェクト組の山口 ルツコ,235,若松 江莉,寺田 浩子,竹田 彩乃と一気に
5人がデビュー。
その後暫く新人デビューが無かったのですが、5月に藤田 あかね,8月に弓李がデビュー、更に
大晦日には優華のデビューも有りました。
また、関連選手としては、信州ガールズの林 小雪,矢部 彩女もデビューしています。
ですが、プロジェクト組の若松,寺田,竹田は早々と卒業し、あかねも怪我→手術からのリハビリ中。
優華は今年の新人として扱いますので、現時点で対象となるのはルツコ,235,弓李の3人です。
実力,実績ではルツコが一番だと思うのですが、参戦数が少な過ぎるので評価を落としました。
また235も、年末になって漸く良くなってきましたがそれまでのブランクが大きく、デビュー以降順調に
成長を見せている弓李を選びました。
大晦日には同級生優華のデビュー戦で白星を献上し、現在高校受験の為欠場中ですが、戻ってきたら
リベンジを狙ってほしいです。
◆ベストタッグ:希月 あおい&つくし
年間を通じての安定感と実績ではビーナスタッグかと思うのですが、アイスリボンらしい明るさと楽しさに
溢れた「青春緑」タッグを選びました。
あおい欠場中に更に成長したつくしと復活あおいの再遭遇が楽しみですし、またタイトル戦線に絡んで
きてほしいです。
◆ベストバウト:10/13 ICE X∞選手権
藤本 つかさvs くるみ @板橋
昨年は候補が多く悩みましたが、最終的には
ハム子興行のハム子vs ヘイリー
8月後楽園ホールのつっかvs 豊田
と悩んだ末、こちらのタイトルマッチを選びました。
急成長くるみがその実力が本物で有る事を見せましたが、その前につっかが厚い壁として立ちはだかり
ました。
こういう試合を多くの人に見てもらい、アイスリボンや中学生レスラーに対する偏見を無くしてほしいです。
◆ベスト興行:5/11 アイスリボン#467 「セクシー!ハムシー!雑草魂!」
ハム子のデビュー5周年記念で自主興行として行われた道場マッチですが、雑草ガールズの
しもうまさん,赤城さんも来場し、最後にはサプライスで北海道から上京した娘さんも登場。
ハム子らしい、激しさ有り,笑い有り,涙有りの素晴らしい大会となりました。
残念だったのは、某選手の引退興行と重なった事も有って客入りが今一つだった事ですが、大会の
好評判でDVDの売り上げが多かったそうです。
以上がベスト部門で、以下はワースト部門になります。
◆ワーストバウト:3/9 トライアングルリボン選手権 松本 都vs 新田 猫子vs 旧姓・広田 さくら
春先に良く参戦していた広田ですが、面白いと思って見た事は殆ど有りませんでした。
中でもこの試合はタイトルマッチとなった事で広田が舞い上がったのか、いつも以上にネタが滑りまくり、
タイトルマッチの緊張感も皆無という酷い内容でした。
◆ワースト興行:3/31 アイスリボンマーチ2013
昨年は春頃まで、一昨年終盤に芽生えた勢いがすっかり消えて団体に元気が無いと感じていたの
ですが、それを象徴する様な大会だったと思います。
客入りも過去最低で、試合内容もメインの中学生タイトルマッチは悪くなかったのですが、それ以外は
盛り上がりに欠けました。
大会後ファン仲間と話したのですが、ベストバウトはメインでほぼ一致し、次に良かった試合が
第一試合の世羅vs ルツコか、第二試合の大島 くじらvs 235 だろうと言っていたのを思い出します。
関連大会も含めるなら、5/4 崖のふち@横浜 都vs 鈴木 みのるがワーストかと思っています。
◆ワーストマイク:2/11 志田@横浜リボン
練習生 (当時)とのエキシ後に、出来の悪かった相手にほぼ感情的に怒りをぶつけた、罵倒と言える
マイクでした。
前日のエキシでも出来が悪く、その時も怒りをぶつけていたのですが、それにより練習生が委縮したのか
前日よりも更に内容が悪くなっていた事がその原因かと思われますが、その怒り方は他人を怒る上で
やってはいけない典型でした。
その結果として、練習生はその後姿を現さなくなり、一人のレスラー候補がその芽を摘まれる事と
なりました。
また、バックステージでやれば良い事を客前でやった事で、観客に不快感を与えた事も大きなマイナス
でした。
◆ワーストアングル:松本 都 ICE X∞挑戦
つくしとの統一戦を経て新たに制定され、豊田 真奈美,くるみとの好勝負2試合で価値を高めつつあった
タイトルに、都は「あっち向いてホイ!」でつっかに勝利した事で挑戦しました。
一昨年にも何度か有ったのですが、自らタイトルの価値を落とす様な事をやるのは、私には理解
出来ません。
◆ワーストコミュニケーション:プロジェクト生卒業まで
プロジェクト生からは、一昨年10月に堀田 祥子,11月に世羅 りさがデビューし、大晦日に山口 ルツコ,
235,若松 江莉,寺田 浩子,竹田 彩乃が一斉デビューしました。
我々ファンも全員が残るとは考えていませんでしたし、特に寺田,竹田に関しては恐らくこの一戦限り
だろうと思っていました。
年が明けると、そこまでほぼ皆勤で3月後楽園のポスターにも載っていた堀田が突然姿を現さなくなり、
同じくポスターに載っていた若松も道場マッチ1戦後2戦目を「体調不良」でドタキャンし、その後姿を
現さなくなりました。
結果的には3月末になって漸く3人の継続と4人の卒業が発表され、竹田以外の3人は道場へ顔を出して
挨拶も行ないました。
とは言え、その間堀田や若松の名前が禁句の様になり、アンケート等で問い合わせても回答は一切
有りませんでした。
また竹田に至っては、世羅生誕祭に顔を出しましたが観客前での挨拶は無いままです。
ビーナスの時には当初から活動期間が決められ、進退も本人の口から伝えられて、きちんとした
卒業興行も行なわれましたので、それと比べると異常とも思えるファンに対するコミュニケーションの
悪さでした。
*ワースト部門は、アングル以外は昨年3月までに固まっています。
その頃と比べると団体がずっと上向きになっていると感じていますので、今年は「ワースト部門:該当無し」
となってくれる事を期待しています。