『アイスリボン#471』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#471』-2

◆第3試合
タッグマッチ15分1本勝負
○新田 猫子&世羅 りさ (9:34 猫入り十字固め) ×つくし&くるみ


ツナラマちゃんを持って入場した世羅に続き、鈴付ベルトで賑やかに登場した猫子の頭には世羅の帽子。
帽子を奪い合っている内に、ベルトの鈴が取れるアクシデントまで有りました。


先発は猫子とつくしで、尻尾での遊び無しでロープワークから投げの打ち合いと、非常にハイスピードで

見応えの有る攻防が見られました。
つくしが猫子をコーナーに投げ、くるみが飛び込むと「トツゲキ」アタック。
そのまま交代したくるみが串刺しタックルを決めますが、猫子は引っ掻きから丸め込みで世羅に交代。
世羅がくるみにキャメルクラッチを極めますが、つくしが飛び込みカット。
つくしはくるみ,世羅の上に猫子も乗せるとおてんばダッシュですが、最もダメージを受けたのは一番下の

くるみ。
怒ったくるみがつくしに交代しますが、世羅はつくしをボディスラム。
エルボー合戦からつくしがドロップキックを決めくるみを呼び込んで「サボテン」を狙いますが、世羅は

回避して見事なドロップキックで会場から拍手が起きました。
つくしは飛び込んでの丸め込みで、くるみに交代。
くるみはタックルからボディプレスを見せ、世羅のエルボーにダブルチョップを返します。
世羅がドロップキックから振り子式バックフリップで猫子に交代。
くるみがダブルチョップからキャトルミューティレーションを極め、つくしはコーナーの世羅を

ツナラマちゃんで滅多打ち。
猫子が逃れると、くるみがロープへ飛びますが、今度は世羅がツナラマちゃんで一撃。
世羅がツナラマちゃんで猫子を誘って、ボディプレス連打からコーナー to コーナー。
猫子のミサイルキックをかわしたくるみが、サマーソルトドロップでつくしに交代。
つくしの磔ドロップキックと、くるみの大暴走が共演。
つくしのエルボーに猫子は尻尾攻撃を返し、串刺しエルボー連発。
猫子のサイドバスター狙いを丸め込みに切り返したつくしが、ミサイルキックからトゥインクルスター

ロック。
つくしのアンプリティアを決め、くるみのダイビングボディプレスからファンタスティックフリップ。
世羅が飛び込み、つくしにエアーズロック。
猫子が猫入り十字固めですが、くるみがカット。
猫子のネ・コヒストラルを切り返したつくしがでんでんむしを狙いますが、猫子が猫入り十字固めに

切り返してスリーカウントを奪いました。


つくしと猫子の対戦はつくしが猫子の尻尾で遊び過ぎて攻防としては物足りない事が多かったのですが、

今回はつくしの興味がツナラマちゃんに行った事も有るのか、二人の対戦では殆ど遊びが無く、

ハイスピードで高度な切り返し合いも見られ見応えが有りました。
また世羅が最後まで3人にしっかり付いて行った事で試合も面白くなり、彼女の成長を感じました。
またドロップキックに大きな成長も見られ、試合中観客から拍手が上がったのは大した物です。


◆第4試合
IW19次期挑戦者決定戦
トライアングルリボン時間無制限1本勝負
○藤本 つかさ (10:15 ビーナスシュート→片エビ固め) ×志田 光,もう一人は紫雷 美央 (フリー)


この三人がリングに並ぶと、華やかさが感じられました。

ゴングと共に、ビーナスvs 美央の雰囲気になり戸惑う美央に二人でキックを入れますが、直ぐにつっかが

志田にエルボー。
美央が志田をキックで場外に落とし、つっかと向き合うとサッカーボールキックを2発ずつ打ち合い。
美央がつっかにPKを叩き込みコーナーに上がりますが、つっかは下からドロップキック。
つっかがコーナーに上がりますが、志田が襲い掛かり場外へ落とします。
志田はつっかにエプロンニーリフトを入れ、美央にもニーリフト。
志田はつっかをリングに戻すと、サーフボードストレッチ。
逃れたつっかは、カサドーラからのPK。
エルボー合戦からドロップキックを入れたつっかが、足四の字。
そこへ美央がダイビングボディプレスを狙いますが、二人とも回避して自爆。
つっかが志田の足にストンピングを入れ磔ドロップキックを狙いますが、美央がカットして磔ケンカキック。
三人の丸め込み合戦から、美央に対しつっかがドロップキックを入れコーナーへ。
志田の串刺しジャンピングニーに続き、つっかが合体ミサイルキックを狙いますが、志田はつっかを

キャッチするとターンバックルボム。
志田が美央にバックブリーカーから逆エビ。
逃れた美央が張り手からハイキックですが、志田はスリーカウントからブレーンバスター。
美央が志田を首四の字に固めると、つっかがダイビングボディプレスを狙いますが、これも両者が

かわして自爆。
志田が竹刀で美央に横殴りの一撃を加えスリーカウントを叩き込みますが、つっかがカット。
つっかと志田のエルボー合戦から志田が飛びヒザを決めますが、美央は志田に女郎蜘蛛。
つっかがカットして美央を場外に落とし、ドロップキックからツカドーラを狙いますが、志田はそのまま

裏ジャイアントスイングからスリーカウントですが美央がカット。
つっかが志田にツカドーラを決めますが、これも美央がカット。
志田が美央にファルコンアローを決め、つっかに襲い掛かりますが、これをかわしたつっかがビーナス

シュートを決めて志田からスリーカウントを奪いました。


ここまでの流れから志田か美央が勝つと思っていましたし、試合でもつっかが通常なら不利になる最も

動く役割でしたので、勝利したのには正直驚きました。
会場でもそう思っていた観客が多かったのか、つっかが勝った瞬間に何とも微妙な空気が流れました。
試合自体もアイスのトライアングルにしては珍しく、3人同時に闘うより1人が場外で休んでいる時間が

長く、その物足りなさも微妙な空気につながったのかもしれません。