「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」 | メドさんのマニアックな日々

「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」

4月24日 (水)夜は、プロレスではなく上野 (入谷の方が近い様です)にある劇場「上野ストアハウス」まで

舞台「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」の観覧に行ってきました。


メドさんのマニアックな日々

今回が4シリーズ目で過去2回観覧していますが、脚本を演じる舞台では無く、舞台上で行なわれる

「人狼」ゲームを観客も予想しながら見ていくものです。


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登場人物13人中に人狼が3匹と、人間が10人。
その人間の中には、人狼と闘う為の特殊能力を持った者が3人おり、1人は人間で有りながら人狼の

味方をする狂人となっています。

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その役割は開演直前にランダムに決定されますが、ちょっと計算してみたらその組み合わせは

13!÷6!÷3!=1,441,440通り。
(合ってると思いますが)
毎日1ステージやっても、全部の組み合わせが出るには約4,000年掛かります。


という事も有って、通常の舞台では厳禁となるネタバレや結果紹介も自由で、観劇中のツイートも

OKです。


今回は結果から言えば人狼側の圧勝で、3匹総てが生き残った上に味方である狂人までが生存すると

いうパーフェクト。


人狼となった3人 (キャサリン,イワン,デューク)もお互いの正体を知っているとは言え、予めの

打ち合わせが出来ない中で狂人ドリスも含め役割分担が上手く出来上がっており、人間を上手く騙して

特殊能力者を次々に処刑していき、更に最初の夜殆ど情報が無い中で襲撃したステファンが特殊能力者

(狩人)だったというツキもプラスになりました。

一方人間側では、特殊能力者 (霊媒師)だったメイソンが記憶喪失と言う余計なキャラまで持ち込んだ

為に信用されず、混乱に拍車を掛けて人間側を不利な状態にしていき、完全に裏MVPでした。


それぞれのキャラクター+役割も有りますが、基本的にアドリブ劇ですので、それぞれの役者さんの

人間性や喋りの能力も影響を持っており、今回だと会議をリードしていたのはマドック,ダンカン,

キャサリンですが、人間側に有利な正しい方向へリードしようとしたマドック,ダンカン (本物の預言者)が

早い段階で処刑され、人狼だったキャサリンがギリギリで生き残り続けたのも人狼側に有利に

働きました。

人間側としては、明らかに行動が怪しかったキャサリンを早めに処刑出来なかったのが、惨敗に

つながったと思われます。


今回の観覧目的は、前二回同様「南葛の演技派天使(笑)」横山 可奈子が修道女エスターとして参加した

事なのですが、人狼になると挙動不審となる彼女も人間だと落ち着いて演技していました。
結果的には最後まで処刑も襲撃もされなかったのですが、人狼3匹,狂人と共に最後の朝を迎える事に

なってしまい、イワンに美味しく食べられてバッドエンドを飾りました (?)。


毎回予想クイズが行われ、全問正解するとプレゼントが有るのですが、今回は前述の通り本来なら

当てるのが難しい特殊能力者が分かってしまった為、観客の約半数が全問正解となってしまいました。
(2日目までの犠牲者は、ヒントとして正体が明かされます)
私も全問正解で、今回登場した13人の集合ポートレイトを頂きましたが、写真のプリントアウトが

大変だったと思います。


29日 (月・祝)まで連日開演されており、人狼ゲームのルールを知らなくても充分に楽しめる舞台

ですので、興味の沸いた方は是非観覧してみて下さい。


その際に、横山 可奈子 (或いはエスター)扱いにすると、彼女のメッセージ入りポートレイトも貰えますし、

終了後天使のスマイルも見せて貰えますので、是非どうぞ。