冒険者たちのホテル
「冒険者たちのホテル」
4月4日 (木)夜は中野ポケットスクエア・テアトルBONBONまで、演劇集団イヌッコロの舞台
「冒険者たちのホテル」の観覧に行ってきました。
ストーリーとしては「人気放送作家が、次回作の脚本執筆の為、授賞式のパーティが行なわれる
ホテルに缶詰めにされていたが、実際は脚本は書かずにオンラインゲーム三昧の毎日。
更には、そのゲームでパーティを組むメンバーでのオフ会も、そのホテルで授賞式当日に計画。
パーティとパーティの勘違いや、リアルの姿を隠してのオフ会で、深まる混乱と誤解。
さて、その結末は?」といった感じかな。
この劇団の前作「恋するアンチヒーロー 」はコメディとして非常に良く出来ていて、これまで見た舞台の
中でもベストかと思っているのですが、今回も同様に爆笑の連続で非常に楽しい物でした。
笑わせるのは泣かせるよりずっと難しいのですが、特に舞台では脚本,演出,演技総てが揃う必要が
有ると思います。
(逆に一番簡単なのは、怒らせる事です)
その面でもしっかりと作られた印象です。
オンラインゲームが題材となっており、上述しましたがリアルの姿とネットの姿のギャップや、思い付きで
変なハンドルネームを付けてしまい、紹介の時に困るといった事もネタとして使われていましたが、
身に染みて実感しています。(笑)
さて、今回の観覧目的ですが「恋するアンチヒーロー」に続き「南葛シューターズの天使」
横山 可奈子さんが出演している事です。
役は、主人公のパーティの紅一点で、ネット上では明るいアイドルとして振る舞いながら、その実態は
人と会うのが苦手な引きこもり系のヲタク女というものです。
役柄上セリフは少な目ですが、終盤には見せ場も有りますし、存在感もしっかりと出していました。
紹介しました様に非常に楽しい舞台で、コメディ好きな人やオンラインゲーム好きな人には向いていると
思います。
まだチケットは有る様ですので、興味の有る方は是非。

