『アイスリボン#453』-1
2013年3月9日(土)夜は『アイスリボン#453』の観戦に行ってきました。
客入りはトータルでは平均的な所かと思いますが、ビラ配り等の無料PRが効いたのか女性客が
目立っていました。
整列はあおいが担当しましたが、会場の雰囲気を盛り上げるには一番です。
前説は、定番の志田と久し振りのつっかで珍しいビーナスコンビ。
初観戦の人も女性中心に多く、中に信州プロレス グレート無茶選手のお姉さんがいたのには
驚きました。
女性客が12人と10人を超えた事が発表され「何かしら」として、全員に後楽園くじの無料券が一枚
プレゼントされました。
続いて、各試合の丁寧な(笑)見どころ。(抜粋)
つっか「第一試合、内藤さんは先輩と当たるといつもに無いファイトを見せるので、それを見て頂けたらと
思います。」
志田「第二試合、山口 ルツコが久し振りの参戦となります。
卒業への単位の為学業に専念していたのですが、無事卒業する事が決まりました。
つくしとくるみは中学生ですが、次の後楽園でメインをやる事が決まっています。
その二人が年上の後輩を引き連れて、どんな試合を見せてくれるのか。」
つっか「第三試合、トライアングルのベルトって私が新調したんですが、フリー○イソンをモチーフとして
デザインしたんですけど、どんどんどんどん変な方向に行っちゃって、そのデザインが悪かったんじゃ
ないかと反省しているんですけど、誰が一番おバカなのかが見どころなのかと。」
志田「メインイベント、私達マッスルビーナスは一時期ずっとベルトを持ってたり、凄かったわけですよ。
それがハム子&ヘイリーに獲られて以来、全然アイスリボンで組んでいない。
年末の後楽園で組んで以来です。
でも、私達は組みたい。
あおいもハム子もアイスリボンのベルト保持者ですけれども、ここで勝ってマッスルビーナスをアピール
出来たらと思っています。」
選手入場に続く、人気投票はやり直している内に最後は世羅が持ち込んだ「マグロ」となりました。
挨拶はルツコ。
「お久し振りです。
やっと卒業が確定しました。
久し振りの試合ですので、大暴れしたいと思います。
素敵に袴を着て卒業式に出られる様に、精一杯暴れます。
本日も全4試合、張り切っていこう!」
「オー!」
*初めてですので、決まり文句を間違ったのは大目に見ましょう。
◆第1試合
シングルマッチ10分1本勝負
○ヘイリー・ヘイトレッド(フリー) (6:41 ストレッチプラム) ×内藤 メアリ
ロックアップからヘイリーがロープへ押し込みますが、メアリも体を入れ替えて抵抗。
何度か繰り返しますが、最後はヘイリーが胴締めスリーパーに取ります。
ロープに逃げたメアリにヘイリーがフロントネックを仕掛けますが、メアリはその腕に噛み付き。
メアリがヘイリーの胸元に袈裟切りチョップの連打を叩き込みますが、ヘイリーは水平チョップのお返し。
メアリが再度チョップを打ち込み、ヘイリーが水平チョップを返そうとすると、その腕に噛み付き。
メアリは串刺しバックエルボー連発からボディスラムを狙いますが、ヘイリーが投げ返し。
ヘイリーはサッカーボールキックから、起こしてミドルキック。
ヘイリーはキャメルクラッチからストレッチ技を極めますが、メアリはロープエスケープ。
ヘイリーが串刺しヒップアタックを決めますが、二発目はメアリがかわしネックブリーカードロップ。
メアリがRKOを狙いますが、ヘイリーは回避。
メアリがヘッドバットを狙うと、それを止めたヘイリーがヘッドバット。
ヘイリーのハリケーンドライバーは返したメアリですが、ストレッチプラムでギブアップとなりました。
大きな実力差が有る中、メアリが全力でぶつかり、ヘイリーはチョップで胸元を真っ赤にしながら
受け止めました。
メアリには、もっと愚直にがむしゃらに相手にぶつかる試合を見せてほしい思いますし、その方が
観客からの支持が得られると思います。
◆第2試合
タッグマッチ15分1本勝負
つくし & ○世羅 りさ (8:32 スクールボーイ) くるみ & ×山口 ルツコ
世羅はつくしに合わせてツインテールで登場しましたが、似合っていました。
先発は、身長差が約30cmのつくしとルツコ。
ルツコが上から見下ろし、手四つも全く届きませんので、つくしは世羅を呼び込み肩車させて手四つへ。
体格が勝るルツコが押し込みますが、つくしはブリッジ。
ルツコのストンピングに、つくしはエルボー。
つくしが先にアイアンクローを仕掛けますが、ルツコもアイアンクローを返しくるみに交代。
エルボー合戦でくるみが打ち勝ちますが、つくしはドロップキック。
くるみは着地したつくしにボディプレスを浴びせ、キャメルクラッチ。
くるみはボディスラムからダイビングボディプレス。
くるみはキャトルミューティレーションを極め、ロープへ逃げられると大暴走。
つくしが頭越しキックから人工衛星式コルバタを狙い、堪えられると丸め込み。
つくしが、二段式磔ドロップキックからトゥインクルスターロック。
つくしはミサイルキックを決め、世羅に交代。
世羅は、串刺しドロップキックからドロップキック。
世羅がエアーズロックを狙いますが、くるみは回避してダブルチョップで倒すと逆エビ固め。
くるみは、リバーススープレックスからボディプレス,サマーソルトドロップでルツコに交代。
ルツコがエルボーを決めますが、コーナーに振り返され世羅の串刺しバックエルボー。
串刺しバックエルボーの応酬からつくしが飛び込み、串刺しドロップキック。
世羅がエアーズロックを決めますが、くるみがカット。
世羅の旋回式バックフリップを堪えたルツコは、ニーリフトからココナッツクラッシュ。
ルツコがフルネルソンバスターを決めますが、つくしがカット。
ルツコがカカト落としを狙いますが、世羅がその足を捕えてスクールボーイで丸め込みスリーカウントを
奪いました。
前半はつくしとくるみの前哨戦が見られ、後半は大型新人同士の激突となりました。
ルツコのスケールの大きさは久し振りとなったこの試合でも感じられ、勝負所では実戦を積んでいた
世羅に丸め込まれましたが、今後へ大きな期待が持てます。
