帯広 さやか移籍に関して | メドさんのマニアックな日々

帯広 さやか移籍に関して


昨日の後楽園大会で帯広 さやか選手がアイスリボンを退団したのですが、その後市谷の我闘雲舞

会場に姿を見せ、そこで我闘雲舞入団を発表したそうです。


そのニュースを聞いてから何かモヤモヤした思いが有ったのですが、ようやくまとまってきたので

書きたいと思います。


ここをご覧の方には帯広ファンが多い事は分かっていますし、以降の内容がファンに取って非常に

不快感を覚える物だとは思いますが、自分の思いを率直に書きます。


後楽園でアイス退団後その足で市谷へ向かい、そこで我闘雲舞入団を発表するのは9月のりほ

(現里歩)と全く同じですが、大きく違う点が一つ有り、りほは退団報告時に自分の口で「さくらさんと

プロレスがしたいので、我闘雲舞へ移籍する」と話したのに対し、帯広からはその言葉は有りません

でした。


以前から帯広に対しては、多くのファンが持っている「不器用で真っ直ぐ」という印象の裏に、自分の

我が儘を自分の印象を悪くする事無く押し通す、良く言えばしたたかさ、悪く言えばあざとさを

感じていました。


我闘雲舞は過去にアイスの裏で興行を行ないファンを奪い合った事も有りますが、ファン層が最も

重なっている団体と言えます。

今回の件も「りほに続いて、ライバル団体に移籍する為に退団する」と言ってしまうと、退団する事が

良く思われず、ファンに支持されなくなる、という計算を感じます。


帯広が「アイスリボンを退団するが、プロレスは続ける」と言った時に、その方向としては、我闘雲舞,

北都プロレス,フリーといった物が考えられましたが、個人的には北都であってほしかったです。


もう一つ疑問なのは、当然アイスリボン側も帯広の進路は知っていたと思いますが、そうやってライバル

団体へ移籍する選手に対して、ここまで気を遣う必要が有ったのかという事です。


以前つっかが座談会で「帯広は恵まれ過ぎている」という発言をしたのですが、帯広を寵愛,偏愛して

「恵まれ過ぎている」状態にしているのは、つっかもさくらと変わらないと感じます。
退団発表以降、帯広は自身では大きな苦労をする事も無く、組みたい相手と組み,闘いたい相手と闘い,

本来なら挑戦出来ないタイトルに挑戦し、遂には周囲全体に助けられてベルトも巻きました。
帯広が選手から愛されていたのは分かりますが、ここまでしてやると他選手とのバランスが悪過ぎると

感じます。


以前にも書いたのですが、これだけ異常なまでに優遇されていた選手が退団する事は、選手を本当の

意味で平等に扱うと言う面でアイスに取ってむしろプラスになる可能性も有りますし、それを期待します。