「アイスリボン#435」-2 | メドさんのマニアックな日々

「アイスリボン#435」-2

◆第3試合
タッグマッチ15分1本勝負
△木村 響子 (フリー)&帯広 さやか (時間切れ) △藤本 つかさ&つくし


先発は、帯広とつっか。
この大会に観客として、帯広のデビュー戦の相手であり、帯広が引退試合の相手を務めた

しもうま 和美さんが観戦に来ておられ、その事も有って帯広が普段以上のハイテンションで

突っ込んで行きますが、余裕を持っていなしたつっかがカサドーラで丸め込んで、双方交代。
ロックアップから木村がつくしを投げ捨てますが、つくしもフライングメイヤーで反撃。
木村のヘッドシザースをつくしがヘッドスプリングで逃れると、木村は帯広に交代。
つくしは帯広をカニばさみで倒すと、つっかも飛び込んでのおてんばダッシュ。
つくしの弓矢固めから、交代したつっかはサッカーボールキック連打。
帯広のチョップにつっかはキックを返し、つくしに交代。
つくしはヘアホイップから串刺しドロップキックで、つっかに交代。
つっかはエンジェルニーからエースクラッシャーを決め逆エビを狙いますが、帯広が暴れてエスケープ。
帯広のチョップにつっかはドロップキックを返して、つくしに交代。
つくしがフェイスバスターからキャメルクラッチを極めると、木村,つっかも飛び込みキャメルクラッチの

連結。
交代したつっかが帯広に足四の字を極めると、木村とつくしは首四の字。
交代したつくしが帯広にリバースパロスペシャルから、腕を交差してスタンディング式極楽固め。
木村がカットに入りますが、つくしは木村に張り手。
交代したつっかにコーナーに振られた帯広が、つっかを飛び越えて丸め込みを見せて木村に交代。
つくしが飛び込みダブルドロップキックを決めますが、木村は二人にドロップキック。
木村はドロップキックからバックドロップ2連発。
3発目のバックドロップを切り返したつっかがドロップキック。
エルボー合戦からつっかがウラカンラナ・インベルティダで投げサッカーボールキックを叩き込みますが、

PKの足を捕えた木村はチョークスリーパー。
交代した帯広がチョップからエルボーですが、つっかはドロップキックを返しコーナーへ。
追い付いた木村がフェイスバスターで叩き付け、帯広がバース。
コーナーに振られたつっかは、三角飛びプランチャーでつくしに交代。
つくしの磔式ドロップキックから、ミサイルキックの連打。
木村が飛び込み二人にラリアットを叩き込み、帯広マジックの共演。
最後はつくしが帯広にハルカゼを決めた所で、時間切れのゴングが鳴りました。


中盤までは帯広がドロップキッカーズに捕まりましたが、交代してからは4人が上手くスイングして面白い

一戦となりました。
つっかはずっと余裕を持って楽しそうに試合をやっていた印象でしたが、つくしの方はタイトルマッチを

意識してか二人に対して厳しい攻めが目立ちました。


試合としては面白かったのですが、木村組がチャンピオンと考えると内容的にはドロップキッカーズが

終始先手を取っており、物足りなさも有りました。
元々アンバランスさが有るコンビでは有るのですが、それがあまりに強過ぎる気がします。


◆第4試合
タッグマッチ20分1本勝負
成宮 真希&×新田 猫子 (12:33 バスソーキック→片エビ固め) ○紫雷 美央 (フリー)&川佐 ナナ (JWP)


先発は、後楽園ホールでメインを闘う美央と成宮。
投げの打ち合いから、美央がケンカキック2連発。
3発目を捕えた成宮がレッグロックを極めて、猫子に交代。
猫子がフェイスバスターから、引っ掻き付きキャメルクラッチ。
猫子は美央をロープに固定し、フェイントを入れて引っ掻き。
美央は猫子をフェイスバスターで叩き付けて、川佐に交代。
川佐はヘアホイップからボディスラム。
飛び込んだ美央が、サッカーボールキックからPK。
川佐にコーナーに飛ばされた猫子が、回転エビ固めからドロップキックで成宮に交代。
成宮を投げた川佐がジャイアントスイングを狙いますが、持ち上げる事が出来ず、美央が飛び込み

二人で回します。
成宮は川佐をカンパーナで吊り上げ、ギロチンドロップ。
成宮のチョップに川佐はタックルを返し、ボディプレスで美央に交代。
美央は、ミドルキックからケンカキック。
美央は女郎蜘蛛からミサイルキック。
コーナーに飛ばされた成宮は、フロントキックから回し蹴り。
ランニングギロチンを決めた成宮がアルゼンチンバックブリーカーで担ごうとしますが、美央はニーを

入れて首四の字。
ロープに逃れた成宮がチョップを返しますが、美央は張り手。
美央が紫閃光を狙いますが、かわした成宮はユルネバで猫子に交代。
猫子は長距離ミサイルキックからサイドバスター。
猫子がトップロープに上がりますが、川佐がカットしてリングに投げ捨てるとトップロープからダイビング

ボディプレス。
美央がハイキックを入れますが、猫子はビクトル投げから膝十字。
猫子がバッククラッカーからキャット空中ニャン回転を狙いますが、美央はキックで迎撃。
美央はカカト落としから、最後はバズソーキックを決めてスリーカウントを奪いました。


試合としては面白かったのですが、印象に残ったのは成宮では無く猫子の方でした。
好意的に解釈すれば、成宮が手の内を隠した、とも取れますが、ホームでキャリアの浅い挑戦者の

やる事では有りません。
メインは大会の顔ですし、それを盛り上げなければ大会の成功は有りません。
この状況では、もし成宮がタイトルを奪ったとしても説得力は低いです。