「アイスリボン#414」-3
◆座談会
くるみ「今日趙雲さんと2回目のシングルマッチだったんですけど、負けてしまいました。
中国人は何を言っているのか良く分かんないんですけど、何気に日本語を喋っている気がします。
後2週間くらいで後楽園ホールなんですけど、突っ走っていきます。」
趙雲「はい、中国人です。
今日はくるみちゃんとシングル、久し振りで凄い楽しかったんですけど、きっとくるみちゃんも後5年くらい
してこの試合をDVDで見ましたら、この試合に込められた意味が色々分かると思います。」
つくし「9月6日で15歳になりました。
15歳になって、自分は豊田 真奈美さんの様に素敵な選手になりたいという目標が有ります。
今日木村さんと闘わせて頂いて、やっぱり木村さんの事が好きです。
何故かと言うと、小さい頃にバナナを貰った記憶が有るからです。
木村さんと試合が出来て、凄く嬉しかったです。」
*ちなみに、木村の娘さんとつくしは同い年らしいです。
ヘイリー「キョウハ、アリガトウ。
コウラクエン、ガンバリマス。」
ここで、客席から木村が登場。
「塚本、おい!
お前、昨日私に「明日の夕方、お暇ですか?」みたいなメールが来て「昼練は有るけど、夜は空いてるよ」
みたいな送ったら、勝手にカード発表されてたんですけど、どうなんですか、アイスリボン、これ?」
つっか「これがアイスリボンですよ。」
木村「だからよー、アイスリボン大っ嫌いなの!」
観客からエーイングが。(笑)
木村「「エー」じゃねーよ!
大っ嫌いなんだよ!」
都「すいません、木村 響子さん。
私も、アイスリボン大嫌いです。
アイスリボン嫌いな者同士、後楽園、シングルで対戦しませんか?」
木村「断る!
だって、あんた誰?」
都「「崖のふちプロレス」代表、松本 都です。」
木村「何、崖のふちプロレスって?
東京女子プロレスまでしか知らないんだけど。
もっと、どインディーって事?」
都「その様に思って頂いて結構です。
9月23日12時から後楽園ホールなんですけど、如何でしょうか?」
木村「忙しい。
大体な、オファーって言うのは、もっと1ヶ月前とかに来るもんだよ。
そうでしょ。
好きな女の子をデートに誘うのに、前日連絡なんかしないでしょ?」
と、近くの観客も巻き込みました。
つっか「そうですね。
でも別に木村さんの事、気になってないので。
でも「アイスリボンが好き」って言っていて、どうしても継続参戦したいという事でしたら、またオファー
しても宜しいでしょうか?」
木村「いや、言ってない。
日本語、通じないんだけど。
どうやって収拾付けんだよ、これ」
リングに上がれと言うつっかに対し、木村は客席に座ってリング上を見上げます。
都「つれない木村さんなので、後楽園のカードで残りと言えばXですよね。
ハム子さん!
後楽園、まだ決まっていない1枠X。
私が入ってあげても、良いですよ!」
ハム子「断る!」
都「まあ、いいや。
天才には敵が多い物で、また候補の中から篩に掛けたいと思います。」
志田「松本 都に勝ちました。
勝ったんだけど、心の傷が凄く深いです。
まあでも無理やり良い方に取れば、これで怖い物が無くなったと言えなくも無いと思うので、後楽園ホール
紫雷 美央相手にガッチリ防衛したいと思います。」
成宮「ハム子さんと後楽園前に組む事が出来て、WAVE対策ってやってきたんですけど、完璧に
藤本さんにやられてしまいました。
もっと一杯、ハム子さん昨日帰ってきたばっかりなので、もっと修業を積んで後楽園は絶対勝ちたいと
思います。」
ハム子「久々に帰ってきた訳なんですけど、成宮とのタッグ負けてしまって、もうここでXを発表しなくては
いけない時期かなと思いました。
私はずっと決めていました。
藤本 つかさ、Xに入って下さい。」
つっか「お断りさせて頂きます。
まだ私の後楽園のカードは決まっていないんですけど、でも今回自分は全体を見たくて、一試合目から
メインまで全部を見たくて、ちょっとカードを凄く自分の中で迷っているんですけど・・・」
観客席から木村が手を上げて
「異議有り、お前、試合しなくても良いのか、後楽園ホールで?」
つっか「いや、そういう訳じゃ無いんですけど。」
木村「だって、全試合見たいって、そういう事だろ。
自分が試合やったら、自分の試合見れねーだろ。
だったら、廃業しろよ!
自分の団体のビッグマッチで試合無くても良いと思うくらいなら、廃業しろよ。」
つっか「いや、試合はさせて頂きます。」
木村「何なんだよ、じゃあ。
全試合見たい、って何なんだよ?」
つっか「自分の試合も込みで、全試合見れるポジションにいたいんです。」
木村「じゃあ、そんなさー、やる気有るのか無いのか分かんない発言すんじゃねーよ。
お客さんも、みんなそれで良いの?
あなた達が応援している団体の、誰がエースが分かんないけど、つっかとか志田とかがエースなんじゃ
ないかと思ってたけど、そういう奴らがそういう発言して良いの?
お前も、そんなんで良いの?
アイスリボンさ、どんどん辞めてってるよね。
さくら えみ筆頭に。」
つっか「そうですね。」
木村「辞めてってさ、ヤケになってるの?
やる気有んの、無いの?
はっきりしなよ。」
つっか「やる気、有ります。」
木村「有んのかよ。
じゃあ、やる気見せろよ。」
つっか「木村さん!
木村さん、引っ掛かりましたね!
アイスリボンの事、めっちゃ詳しくないですか。
今日木村さんをオファーしたのは、この為かもしれません。
自分はXになります。
木村さん、目を覚まさせてくれて有難うございます。
木村さん、アイスリボンの事凄く詳しくて、自分は凄く嬉しいです。
凄く感動しました。
なので、これからも継続参戦をしても良いですよ。」
木村「何で、上からなんだよ。
おかしいだろ。」
つっか「という事で、後楽園の対戦カード決まりました。
アイスリボンvs WAVE
藤本 つかさ&星 ハム子&成宮 真希vs GAMI&桜花 由美&水波 綾
こちら、決定しました。
出るからには、自分がキャプテンとして、アイスリボンのキャプテンとして絶対に勝ちたいと思います。」
*このやり取りについて、現地では全く訳が分からずずっと首を傾げていたのですが、改めて
読み直してもやはり訳が分かりません。
流れからつっかvs 木村になるのかと思っていたのですが、結果的には「やる気を見せた」とは思えない
対抗戦6人タッグの一員となりました。
現在のつっかが、一選手としてだけでなくスタッフとしての働きを求められている事は分かりますが、
現在アイスリボンでベストの選手はひいき目抜きで藤本 つかさです。
そのベストの選手がメインとなるカードに入らない決断をした事は、私には支持出来ません。
(WAVEとの対抗戦が、二年前の対センダイの時の様な盛り上がりとピリピリした緊張感を持つ一戦に
なるとは思えませんので)
これにより、後楽園大会に対する期待感は大幅に下がりました。
はっきり言えば「この試合が見たい!」とワクワクするレベルの試合は、一試合も有りません。
このやり取りでNOZOMIが忘れられそうになりましたが、マイクを取りました。
「自分は喋る資格が・・・
ハム子さんと藤本さんとは同期なんですけど、藤本さん組めて嬉しかったんですけど、藤本さんの力で
勝たせて貰っただけで。
でも、9月22日にユニオンの大会で成宮さんとシングルをします。
汚名挽回 (正しくは、名誉挽回)しますので、応援宜しくお願いします。
この後、チケット売ります。
宜しく、お願いします。」
決起集会の案内後、〆の挨拶はハム子。
「9月23日、後楽園大会までもうあと少しと迫ってきました。
WAVE vs アイスリボン対抗戦、X=藤本 つかさ決定しました。
桜花 由美ブログを見まして、GAMIさんと私がいたら対抗戦じゃ無く面白い試合になるんじゃないか、と
いう事が書いてあって、私がいたら面白いのか、みたいな。
私は、これでも真剣なんです。
ハムシーだって真剣。
こんなセクシーな私だって、真剣なんです。
後楽園、アイスリボンvs WAVE、今までやってきた成果をこれからにつなげる為にも、3人で力を
合わせてアイスリボンを勝利へと導きたいと思います。
プロレスでハッピー!」
「アイスリボン!」