「アイスリボン#412」-3
◆座談会
メアリ「また、中学生に負けてしまいました!
悔しい!
でも私が心に決めていたパートナーは、浩代さんじゃないんです。
私に取って浩代さんじゃ、まだまだ小娘なんです。
あの中学生をいたぶるイキイキとした目。
あなたしかいません、チェリーさん!
一緒に、中学生をいたぶりましょう。」
チェリー「可哀相・・・」
メアリ「嘘です。
もう、見てます。」
浩代「皆さん、こんばんは。
小娘のひろよんです。」
*ちなみに浩代は現在26歳で、メアリやチェリーの約一回り下です。
「皆さん、今日も一日良い天気でしたね。
今日呼ばれたという事は、今月の23日後楽園ホール、呼んで頂けるという事で宜しいですか?」
ヘイリー「キョウハ、アリガトウゴザイマス。
コウラクエンホール、デタイ。」
くるみ「はい、オバさんから勝ちました!
昨日は負けちゃったんですけど、そんなの関係無くて、今日はタッグマッチで今日は今日なので
勝ちました。
オバさんには、絶対負けません!」
都「今日の対戦相手の渋谷選手はとにかく物凄くやり辛くて、今日の為に凄く練習してきた一発芸は
途中で止めるし、最後外道選手のモノマネも止めに来る物だと思って、出来ないのにやってしまったら
止めに来ないし、お客さんには見えない所で微妙な感じの試合でした。
嫌なんですけど、同族嫌悪みたいな感じで。
後楽園ホールはまだ相手は決まってないんですけど、一杯やりたい人はいるので今色々当たって
いるので、楽しみにしてて下さい。」
*という事で、怒って渋谷にマイクをぶつけた様なのですが、本人が言う通り観客には伝わりません。
また、絶対に「同族」では有りません。
渋谷「松本 都選手と初めて試合をしました、プロレスリングWAVEから来ました渋谷 シュウです。
アイスと言えば松本 都選手と聞いていたので、 (会場からは「誰から?」という声が有りましたが、
無視されました)
アイスの神であるとも聞いていたので、そのアイスの神とWAVEの神である自分が対戦しまして、アイスが
大体分かりました。
大体把握出来て、9月23日の希月選手とのシングルもWAVEの色を出しつつ、お客さんに楽しい試合を
見せたいと思いますので、楽しみにして下さい。」
*浩代とチェリーから巻きが入り、慌てて終了しました。
成宮「水曜日の道場マッチで内藤さんと組ませて頂いて、今日チェリーさんと組ませて頂きました。
この試合で学んだ事は、色んな38歳がいるんだな、という事です。
ただ、38歳って恐ろしいっな、って事を学ばせて頂きました。」
つくし「試合前は、チェリーさんって可愛くて美人だな、って思ってたんですけど、大人げ無いからやっぱり
「くそババア」だなって。
つくしのツインテールを真似しても、やっぱりオバさんはオバさんだから、今日負けて悔しいからリボン
タッグのベルトに挑戦してきて下さい。」
*「くそババア」とか悪い事を言っても、最後は「してきて下さい」と敬語になっているのがつくしらしい
です。(笑)
チェリー「いやー、もうね、汗一つかかないで完勝したんですけどね。
やっぱりまだまだ子供だから、本当に。
(メアリに)ちょっとあなた、何やってんの本当に。
いっつもいっつも歳が半分くらいの子供に負けてさ、何も考えないで38年間生きてきたでしょ。
もうちょっとさ、子供にさ、ガツンと大人の格好いい所見せないとダメだと思うよ。
ちょっと考えた方が良いよ。
ダメな所は一杯有るんだけど、コスチュームをきちんと作ってきたのは素晴らしいと思う。
しかもね、私と同じ白。
これはタッグを組むしか無いんじゃない。
いつまでも、子供に舐められている場合じゃないの。
38歳として、熟女の魅力をね、お客さんに私達が伝えなきゃダメなの!
私達が組むって事は誰に挑戦するの?」
メアリ「この中学生共です。」
チェリー「この生意気な面をした中学生二人。
人の事を「くそババア」って。
ぶすーっとしちゃってね。
挑戦するという事は、それなりの舞台。」
メアリ「それは、後楽園ホールでやってやる!」
観客の反応は、微妙でした。
メアリ「なんでーー!?」
チェリー「あんたね、試合もマイクも大声だしゃ良いってもんじゃ無いんだよ。
少し、考えなさいよ。
後楽園ホール、あんた達のベルト賭けて試合してやってもいいよ。
出来んの?」
つくしがチェリーの手を叩き、
チェリー「折れた、折れた。
(つっかに)あんた、どういう教育してんの。」
つっか「では、続きは後楽園ホール大会、という事で。
インターナショナルリボンタッグ選手権、つくし&くるみvs チェリー&内藤 メアリ決定します。」
つくし「くそババアには負けない。
可愛い子ぶってんじゃないよ。」
志田「「歳が半分くらいの奴に負けて」とか言ってましたけど、3倍以上ですからね。
自分は大人ですけど、こんな汚い大人を見た事が有りません。
顔じゃ無い!
この二人にリボンタッグのベルトを持って行かれるのは本当にシャクなので、是非防衛して下さい。
そして自分は後楽園ホール、紫雷 美央とのX60選手権試合が決定しております。
アピール力が有って、外の世界にどんどん発信している紫雷 美央。
その力を利用して、アイスリボンをもっともっと外向きにしていけたらと思っています。
9月23日、是非見に来て下さい。」
りほ「ありがとうございました。
今日本当は勝ちたくて、でも試合の途中で勝てないな、と思って。
本当につっかは強くて。
自分は、あまり試合とか出れなくて、周りとの差が凄く開いているのは分かってて、学校の事って言っても
つくしは同い年だけどベルト巻いてるし、くるみだって年下だけどベルト巻いてるし、そんな只の言訳に
過ぎないなって自分でも思ってて、それでどうしようって悩んで。
でもプロレスは辞めたくなくて、続けたくて。
でも休みたくもなくて、自分は凄い我が儘だけど周りの人に我が儘言って聞いて貰って、凄いいつも
感謝しているんですけど、最後の最後にもう一つだけ我が儘を聞いて下さい。
次の後楽園ホールで、私はアイスリボンを退団します。
私は・・・
私は・・・
私は、さくら えみさんと一緒にプロレスがしたいです。
後楽園は出して頂けるだけで良いので、これからも宜しくお願いします。」
*今度の後楽園で、りほに何らかの動きが有る事を恐らく大半のファンが予測していたと思いますが、
私は何度か書きましたが「高校受験の為休業」を殆ど信じていました。
ですので、今回の発表には驚きましたが、改めて考えれば確かにその選択の可能性は有りました。
とは言え、高校進学せずにプロレス一本とは思えませんので、高校受験の為少なくとも来年三月までの
活動は制限されると考えられます。
また、現状では以前の様な高いパフォーマンスを期待する事も難しいですし。
(さくらが、差し当たりそれを期待していない可能性も有りますが)
ともあれ、この選択がりほに取ってプラスになるのかマイナスになるのかは、数年後の結果を見なければ
何とも言えません。
一方、アイスリボンに取っては、戦力としてのマイナスも大きいですが、それ以上にイメージ的な
マイナスは非常に大きいです。
客観的に見れば、これだけ人間がどんどん抜けて、実働で考えれば全盛期の半数となってしまった
集団は、危機としか思えませんし、その中でも象徴が抜けてしまう事は外への影響力が大きいです。
志田が「外へ発信したい」という事を言っていますが、まず外へ向けてネガティブな事が発信されて
しまいました。
ここで、ゴングを鳴らしてあおいが乱入。
「待って、待って、待って!
りほのその気持ち、凄く分かる。
私には分かる。
凄く分かって、私も・・・
違う!
そうじゃなくって、私はりほの気持ちが分かるから、私に後楽園送り出させて下さい。
次の後楽園が最後と言うので有れば、私とシングルマッチお願いします。」
りほ「お願いします。」
*言い直しましたが「私も・・・」と言い掛けた所に、あおいの本音と葛藤を感じました。
これは書き出すとキリが無さそうだし、今書くべき事でも無いと思いますので止めておきます。
こうなると困ったのがあおいとシングルをやる筈だった渋谷で、つっかに訴えますが
つっか「渋谷さん、空気読んで頂いて良いですか?
今回はスイマセン、セコンドとしてお願いします。」
そこへ、TRCのベルトを持って猫子も登場。
心配された鼻も大丈夫そうで、ベルトを渋谷に見せて「ニャニャニャニャニャー」とアピール。
渋谷は理解したらしく
「ベルト賭けてタイトルマッチ、する?」
つっか「 「(猫子に)トライアングルリボンに挑戦してきて」という事だよね。
でも、もう一人は?」
猫子は三人目の挑戦者として、ヘイリーを指名。
ヘイリーも了解して、猫子vs 渋谷vs ヘイリーのTRCタイトルマッチが決定しました。
*後楽園のカードとして
ICE X60選手権 志田vs 紫雷 美央
リボンタッグ選手権 つくし&くるみvs チェリー&メアリ
TRC選手権 猫子vs 渋谷vs ヘイリー
りほvs あおい
GAMI&桜花&水波vs ハム子&成宮&X
が決定し、後はつっかと都のカードで全7試合となりそうです。
浩代の参戦要求が有り、つっかvs 浩代なら非常に魅力的なカードですし決定するかと思ったのですが、
浩代の参戦は保留となりました。
何か事情が有るのか、或いはそれ以上のカードを考えているのかは分かりません。
また6人タッグのXですが、現在修行活動に入っている雫 あきの連絡待ちかと思われます。
都のカードは、その辺との絡みも有りそうですし、こちらもサプライズが有るかも。
ただ引っ張り過ぎると、5月のパートナーの様にハードルを上げ過ぎる事にもなりかねませんので、
適当な所で発表してほしいです。
後楽園大会の決起集会 (?)が、9月15日 (土)道場マッチ後 (18時~?)行なわれる事が発表され
ました。
私はこの日仕事で大会は観戦出来ませんが、こちらのイベントだけは参加出来るかな。
〆の挨拶はつっか。
「自分は、りほさんがアイスリボンの太陽であってほしいって、思っていたけど、それは違いました。
りほさんはプロレス界の太陽であってほしいと思うので、プロレス界にいてくれるだけでも自分は凄く
嬉しいです。
なので今日は、素直にこの言葉を言いたいと思います。
りほさん、一緒に言いましょう。」
りほ&つっか「プロレスでハッピー!」
「アイスリボン!」