DDT「武道館ピーターパン」-1
8月18日(土)は、夕方から日本武道館に「武道館ピーターパン ~DDTの15周年、ドーンと見せます
超豪華4時間SP!~」の観戦に行ってきました。
この日は仕事が有り何とか早退して駆け付けたのですが、到着したのが15時20分頃でダークマッチ開始
時間に近く、アイス売店も有りましたが挨拶だけで買い物する時間も無く、アイスリボンが準備した
「つっか応援シート」へ。
2階最上段でしたが、思っていたよりは見やすく、写真もそれなりに撮れました。
15時半時点の客入りはこんな感じで、向かい側は観客が入っていない様に見えますが、セミに登場する
「透明人間」の応援に駆け付けた仲間で超満員状態になっています。
ちなみに武道館はプロレス観戦で行くのは初めてで、遥か過去にコンサートで来た事が有るだけです。
前回はボブ・ディランのコンサートだった様な気がしますが、半蔵門線も都営線も無く、地下鉄運賃を
浮かす為にJR飯田橋から歩きました。(笑)
それはともかく、定刻を10分弱遅れてマッスルの煽りVに続いてダークマッチの選手入場。
試合内容に関しては、公式や各種メディアにも載りますので、写真と感想だけです。
◆ダークマッチ (15:30~16:00)
マッスル提供時間
<マッスル軍>
○マッスル坂井&福田洋&ペドロ高石&酒井一圭HG&藤岡典一&ミスターマジック&諸橋晴也
(11:07 バーディクト→片エビ固め)
<スタイルE軍>
田村和宏&竹田誠志&柴田正人&翔太&那須晃太郎&×趙雲"骨"子龍
マッスルは観戦した事も有りませんし、良く分かっていません。
どこまでが演出で、どこからがリアルなのか、ドタバタしたまま終わりましたが、会場は暖まりました。
サンプラザ中野君が登場して、大会のテーマ曲とも言える「大きなたまねぎの下で」のアップテンポ
バージョンの生歌が有りましたが、この曲は内容的にアップテンポは合いませんし、エンディングで正調を
歌うなら、ここは別の曲の方が良かったと思います。
◆第1試合 ガントレットタッグマッチ 各20分1本勝負
石井慧介&○入江茂弘(6:04 自分が垂直落下式バックフリップ→)木高イサミ&×妻木洋夫
○石井慧介&入江茂弘(2:30 ニールキック→片エビ固め)聖闘士凛音&×ポイズンJULIE澤田
×石井慧介&入江茂弘(4:15 アンクルホールド)○佐藤光留(パンクラスmission)&中澤マイケル
佐藤光留&×中澤マイケルvs(9:01 ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め)
○高尾蒼馬&坂口征夫(坂口道場)
※高尾、坂口組の勝利
勝ち抜き式のタッグマッチですが、一番印象に残ったのは石井&入江でタッグチームとしてのバランスも
コンビネーションも良く、更に上を目指していってほしいです。
最終戦の光留vs 坂口は興味深い対戦となりましたが、こんな格好でも流石にプロレスのリングだと
光留の方が一枚上手でした。
◆第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブル
出場選手 (登場順):DJニラ、柿本大地、松永智充、ばってん多摩川、紫雷美央、福田洋、大鷲透、
NOZOMI (東京女子プロレス)、ゴージャス松野、彰人 (スポルティーバ・エンタテイメント)、
愛川ゆず季(スターダム)、藤原喜明(藤原組)、ヨシヒコ
×柿本(3:55 OTR)松永○、紫雷○
×ばってん(7:01 OTR)大鷲○
×松永(7:08 OTR)大鷲○
×紫雷(8:21 片エビ固め)NOZOMI○
×福田(11:50 ゆずポンキック→体固め)愛川○
×愛川(14:08 OTR)藤原○
×NOZOMI(14:30 脇固め)藤原○
×ニラ(16:18 スワンダイブ式首固め)ヨシヒコ○
※ヨシヒコが第960代王者に。
×G松野(16:46 体固め)ヨシヒコ○
×大鷲(17:13 OTR)ヨシヒコ○
×彰人(17:20 真・輪廻転生'12)ヨシヒコ○
×ヨシヒコ(19:22 脇固め→レフェリーストップ)藤原○
※藤原が第961代王者に。
まずは、伊橋剛太とチェリーの欠場は残念でした。
本人達も、本当に無念だったかと思います。
最初に復帰を目指しリハビリ中の柿本が限定復帰の姿を見せると、大きな拍手が沸きました。
ニラや松永相手に元気な姿を見せてくれました。
ばってんに対する「カエレ」コールに続いて、会場を大きく沸かせたのは、これも久々に登場の大鷲。
空気を読まない大暴れで、松永,ばってんを退場に追い込みました。
美央が珍しくあまり目立てなかったのですが、その美央を退場に追い込んだのは、全く期待してなかった
NOZOMI。
登場していきなり大鷲にロケットパンチを決め、最後は藤原に襲い掛かり玉砕しましたが、蕨登場時
からは予想出来ない大健闘でこれからが楽しみになりました。
昨年はさくらに退場させられた愛川も健闘を見せ、キックで男子選手を蹴散らすと福田からスリー
カウント。
藤原にも臆せず襲い掛かり退場させられましたが、存在感を見せ付けました。
また松野は、レフリーの木曽に襲い掛かり、619からハンドスプリングエルボーでKO。
ロックンロール仕様のヨシヒコが入ると、まずニラからスリーカウントを奪いベルト奪取。
ヨシヒコは、松野,大鷲,彰人がベルトを狙って襲い掛かるのを次々に返り討ちにして、遂に藤原と
一騎打ち。
藤原の関節技を嫌って (?)立ち上がらないヨシヒコを藤原が挑発しますが状況は変わらず、遂に藤原が
脇固めを極めると、ヨシヒコの腕がもげる大惨事。
観客から悲鳴が上がる中、レフリーが慌てて試合を止めて藤原がベルトを奪取しました。
花道で福田がベルト奪取を狙って襲い掛かりましたが、藤原が返り討ち。
無事防衛して、控室に戻りました。
この先、誰が組長からベルトを取り戻すのか注目です。
◆第3試合 竹下幸之介デビュー戦
×竹下幸之介 (10:36 Brainbustaaaaahhhhh!!!!!→片エビ固め) ○エル・ジェネリコ
竹下は現在17歳の高校二年生で、アイスリボンのみなみ飛香よりも一つ年下で、ZERO1の夕陽と
同い年になります。
身体はまだ細身ですが、運動能力,運動神経の良さが存分に発揮されたデビュー戦となりました。
ジェネリコがしっかり受けてくれた事は事実ですが、中盤の苦しい時間帯も何とか乗り越え、終盤まで
動きも気持ちも落とさなかったのは立派です。
厳しい試合が有ったり、怪我等で挫折する事も有るかとは思いますが、順調に成長して時代を背負う
一人になってほしいです。




