『アイスリボン#401』-1
7月7日(土)は『アイスリボン#401 99~1を求めて~』の観戦に行ってきました。
アイスリボンの興行ですが、今回はポスター貼り対決で勝利したNキューブ (内藤 メアリ,新田 猫子,
成宮 真希)のプロデュースとなります。
この日は、いつも使っている宇都宮線がトラブルで大幅に遅れていた為別ルートで蕨へ向かい、
道場へ到着したのが整列直前。
更にその後行なわれたイベントのチケット引き換えも有り、ドタバタ状態での着席となりました。
会場には、七夕という事で選手手書きの短冊の飾られた笹も飾られていましたが、それを読んでいる
余裕も有りませんでした。
いつもとはBGMも違っていたのですが、三人の選曲かと思われました。
定刻を若干遅れて、主役の3人が登場。
成宮がマイクを取り、挨拶,N3興行をやるに至った経緯を説明。
続いて、N3の歴史。
20110/2 : メアリ,猫子プロレス教室参加。
二人が参加しなかったら、プロレス教室は終了していたそうです。
2011/1/23 : 新日&EMLL後楽園大会を、三人が観戦。
二人が成宮にプロレス教室の存在を教え、成宮が申込み。
2011/2/6 : 成宮プロレス教室体験。
2011/2/10 : 成宮、デビューを目指す。
2011/2/26 : メアリ、デビュー
2011/3/2 : 猫子、デビュー
2011/3/19 : 成宮、デビュー
2011/6/8 : 志田vs 三人のハンディキャップマッチが組まれ、ユニット名披露
2011/6/11 : つっか&飛香&りほvs N3
2011/6/15 : つっかvs N3
2011/12/25 : くるみ&もち&ドラミvs N3で初勝利,この頃から定例飲み会開始
2012/6/2 : つっか&志田&都vs N3で、メインイベント
成宮「この様にして、N3やってきました。
一年前を振り返ると、こうやってプロデュース興行が出来ているのが本当に夢みたいです。
でも夢みたいな事を実現してのがこのリングの上だと思っているし、プロレスだと私達3人は信じて
います。
今回の「99~1を求めて~」というタイトル、私達の年齢全部足すと99なんです。
そして、100まで1足りないね、という事になって、足りない1って何だろう?ってなった時に、残りの1を
求めていきたい、見付けていきたい、そういうプロデュース興行にしちゃおう、という事でこのタイトルを
付けました。
お客さんにも、足りない1って何だろう、とい事を考えながら見て頂けたら嬉しいです。」
続いて各試合の見どころ。
「第一試合、Nキューブからの苦言、答えられなきゃ勝てないよ。
ツーカウントフォール若しくはギブアップを奪った者に、国立大出身のN3が学力向上の為に準備した
問題を解く権利が与えられます。
その問題に、最初に正解した者が勝者となります。
ちなみに、自分の御茶ノ水出身は知られていると思いますが、この二人埼玉大学教育学部出身
なんです。」
「第二試合、にゃんにゃん入り乱れマッチ。
1分毎に選手が入場し、最後に残った選手が勝者となります。
フォール,ギブアップ,OTRが認められますが、動物の耳が付いていない選手に勝利の権利は
有りません。」
「メインイベント、20分一本勝負となっております。
全3試合となっています。
私達の口癖なんですけど「人生は思い込みと勘違い」
常にそれを口にしている私達3人が作りだしたN3プロデュース興行。
皆さん、楽しんで頂けたら凄く嬉しいです。
それでは、皆さんお楽しみ下さい!」
◆第一試合 トライアングルリボン 15分1本勝負
○つくし (3:45 でんでんむし→英語で一週間を正解)×くるみ,もう一人はみなみ 飛香
三者の様子伺いから飛香がハリキリキックで先制しますが、丸め込み合戦へ。
三人の手四つからキックの応酬となり、飛香が二人に狙われ扇に捕えられます。
つくしを倒した飛香がくるみとティーンズトレインを狙いますが、起き上がったつくしも一緒に回り出します。
くるみが飛香にGAMI張りの目突きからのスクールボーイでツーカウントを奪いますが「立方体の体積の
公式」が不正解で試合続行。
飛香が二人まとめてのブロックバスターを狙いますが、押し潰されツーカウントで勝者は上に乗っていた
つくし。
しかし「英語で1から100まで」が不正解で試合続行。
つくしが飛香からドロップキックでツーカウントを奪い回答権を得ますが「英語で一週間」も不正解で
試合続行。
飛香が二人まとめてのブロックバスターを今度は成功させ回答権を得ますが「九州に有る県」が不正解で
試合続行。
つくしがくるみにでんでんむしを決めて回答権を得て、二度目の「英語で一週間」を正解して勝利
しました。
ティーンズのトライアングルは過去にも何度か組まれましたが、あまり面白い試合とはなっておらず、
今回も同様でした。
飛香の不調はこの所毎回書いていますが、くるみも最近は調子を落としているのか試合での存在感が
薄くなっており、何か切っ掛けがほしい所です。
また勝者に回答権、というルールは、以前ハロウィーンで飛香vs ちいでほぼ同じ事をやっていたので、
もう一捻りほしかった所です。
ともあれ、つくしの高校受験がますます心配になってきました。
◆第二試合 にゃんにゃん入り乱れマッチ 30分勝負
○新田 猫子 (19:53 OTR) LEON (JWP)
退場順
全員 (9:10 OTR) 伊橋 剛太 (DDT)
LEON (11:15 スクールボーイ) 松本 都 (崖のふちプロレス)
LEON&新田 猫子 (14:55ダブルドロップキック→体固め)中澤 マイケル (DDT)
LEON (18:29 OTR)ケニー・オメガ (フリー)
まずは都が登場し、続いてムチを持ったマイケルが「カエレ」コールと共に登場してゴング。
ムチで襲い掛かるマイケルですが、都はそれを奪い取って滅多打ち。
*とは言え、顔面を叩くのはやり過ぎかも
ケニーが登場し、都と共闘するかと思ったらマイケルと抱き合って都を強襲。
都がダウンした所へ伊橋が登場すると、ケニーとマイケルは伊橋を狙います。
続いて猫子が大石 真翔の巨大猫じゃらしに操られて登場すると、無差別引っ掻き攻撃。
リング上にケニーと伊橋が残りますが、伊橋は音楽を要求し「イェイ、カモン」とコーナー上でのダンス。
一段落付いた所で全員が伊橋に襲い掛かり、OTR退場となりました。
退場する伊橋と入れ替わる様にLEON登場。
LEONがケニーを指名する形で一騎打ちとなりましたが、マイケル乱入。
都と猫子がマイケルに襲い掛かり、北沢のTRCでも見せたサンドイッチ式シャイニング都ザード&
猫ザード。
LEONが都を丸め込むと、猫子も上から一緒に押さえ込んで都退場。
ケニーはLEONをリフトアップスラム。
ケニーと猫子の対戦となりますが、マイケルも加わり猫子の尻尾にソバット。
ケニーが尻尾にDDTを決め、マイケルがベノムアームを狙いますが、場外の大石が邪魔をしてケニーに
誤爆。
マイケルにLEONと猫子のダブルドロップキックが決まり、スリーカウントが入り退場。
ベノムアームで錯乱したケニーは猫耳を外して二人に襲い掛かり、LEONにドラゴンスープレックスを
決めますが、耳が付いていない為無効。
耳を付けたケニーが猫子にクロイツラスを狙いますが、猫子がカサドーラに切り返し。
LEONのスピアからケニーとLEONがエプロンへ転落し、そこへ猫子がドロップキック。
二人が堪えますが、大石が猫じゃらしを振り回すと、そちらに気を取られたケニーがLEONに落とされ
退場。
リングに戻ったLEONに、猫子が丸め込みからバッククラッカー。
LEONのOTR狙いから二人がエプロンに落ちますが、素早く戻った猫子が低空ドロップキックを決めて
LEONを場外へ落として優勝しました。
ケニー,マイケルも加わってのバトルロイヤルですから、面白くない訳が有りません。
見どころが多かった試合ですが、中でもケニーvs LEON,ケニーvs 猫子はなかなか見られない顔合わせ
で、それぞれ興味を持って見る事が出来ました。
ケニーは尻尾攻撃も楽しそうにやっていましたが、それにきちんと対応する猫子はもっと評価されて良い
選手だと思います。
また一番印象に残ったのは伊橋で「イェイカモン」が頭から離れません。(笑)
この試合でも、猫子と都の共闘したり裏切ったりという動きが見られましたが、この二人でのタッグ挑戦が
実質的に決定しているのならもう発表しても良い、と言うより、発表していないのが異常だと思います。
先日から何度か書いていますが、この二人が挑戦する事に反対している訳では有りません。
一旦ダメ出しをしてから変な条件を付けたり、その条件をクリアしていないのに認める様な流れになって
いる事が、タイトルマッチだけで無く、松本 都という選手の価値も下げている事に気付いてほしいと
思っているのです。
