『アイスリボン旗揚げ6周年記念大会』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン旗揚げ6周年記念大会』-2

◆第3試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○松本 浩代 (エス・オベーション) (9:20 東海道落とし→片エビ固め) ×星 ハム子


セクシーポーズの応酬からタックル合戦となり浩代が打ち勝ちますが、ハム子は足を掬ってダウン

させると浩代の足を固めてその上に乗ると「お立ち台」扱いでダンス。
ハム子が弓矢固めを極めますが、逃れた浩代はクロスボディからお腹へクロー攻撃。
ハム子をコーナーに詰めた浩代は、ニーリフト,串刺しタックルから大外刈りで投げて、踏み台扱いの

お返し。
返したハム子は串刺しタックルからオ・シ・リ・ダーを決めますが、ブルドッキングヘッドロックは浩代が

回避。
ハム子はラリアットから突っ張りを見せますが、浩代も突っ張りのお返し。
エルボーでハム子を倒した浩代はミサイルキックを決めますが、リバーススプラッシュは自爆。
浩代の強引なバックドロップに対し、ハム子もバックドロップを狙いますが浩代が堪えます。
ハム子はラリアットからバックドロップで投げ、トップロープからダイビングボディプレスを決めますが、

カウントはツー。
ハム子がスモーラリアットを狙いますが、浩代は膝で迎撃。
エルボー合戦から浩代がアルゼンチンバックブリーカーを狙いますが、ハム子が切り返して丸め込み。
ラリアットを叩き込んだハム子がスモーピオンデスロックを極めますが、浩代はロープエスケープ。
ハム子のラリアットに、浩代はバックエルボーのお返し。
最後は、残り1分で浩代が東海道落としを決めてスリーカウントを奪いました。


最近力強さと安定感を増したハム子が健闘しましたが、浩代にはまだまだ余裕が有った様に感じました。
アイス選手も成長していますが、それ以上に浩代が成長しており、彼女を倒すアイス選手が現れるのは

難しそうです。


◆第4試合 インターナショナルリボンタッグ選手権 20分一本勝負
希月 あおい&×帯広 さやか (18:20 ビーナスシュート→片エビ固め) ○藤本 つかさ&つくし
※第24代王者チーム、初防衛に失敗。藤本&つくしが第25代王者となる。


つくしは、以前の高橋 奈苗風の色使いの新コスで登場。


睨み合いから先制を仕掛けたのはチャンピオンチームで、つっかを場外に落とすと、あおいがつくしに

ヘアホイップ連発で帯広に交代。
帯広もヘアホイップを連発して、あおいに交代。
あおいはフェイスバスターで叩き付けて、キャメルクラッチの態勢からつくしのヘアバンドを外して

ゴムパッチン。
交代した帯広もキャメルクラッチから、もう一つのヘアバンドも外してゴムパッチン。
帯広がつくしをヘアホイップで投げますが、つくしは丸め込みを返してつっかに交代。
帯広をドロップキックで吹っ飛ばしたつっかは、あおいが飛び込んでも二人まとめてドロップキック。
つくしも飛び込みあおいをドロップキックでコーナーまで飛ばすと、つっかは三段跳びドロップキック。
交代したつくしのドロップキックをかわした帯広は、ドロップキック3連発。
フォールを返したつくしが超低空ドロップキックを決めますが、帯広はつくしを捕えてマウントパンチから

ボディスラム連発。
ボディスラムを返したつくしは、お返しのマウントパンチから張り手。
エルボー合戦からドロップキックの応酬が有り、帯広はチョムチョム式ダブルチョップであおいに交代。
つくしはあおいをコルバタで投げ、串刺しドロップキック。
あおいがモンゴリアンチョップからランニングエルボーを見せますが、つくしは変形の回転エビ固め。
つっかも飛び込み、あおいと帯広をロープに捕えて磔ドロップキックを狙いますが、あおいと帯広が

カニばさみに切り返し、ダブルのセントーン。
つっかがドロップキックを返し、ダブルでの磔ドロップキックが成功。
つっかのクロスボディをあおいが捕えて、ジャイアントバックブリーカー。
あおいがつっかに逆エビを極め、カットされるとボディスラムで叩き付けセカンドロープからのセントーン。
あおいがダブルリストアームサルトを決め、つくしがカットすると帯広がつくしも捕え「青春ピラミッド」。
あおいがトップロープからの旋回式ボディプレスを決めますが、つくしがカット。
替わった帯広がミサイルキック4連発から帯広マジックを狙いますが、つっかはクリア。
帯広のバースを読んでいたつっかは、極楽固めに切り返し。
つくし,つっかとミサイルキック4連発を帯広に決めますが、つっかのビーナスシュートは帯広が

コーナーに張り付いて阻止。
帯広の回転エビをつっかが堪えると、あおいがデコピンでフォロー。
つっかに対し、チャンピオンチームが二人でチョップを叩き込み、あおいのフライングラリアットから帯広が

ジャックナイフで押さえ込み。
再度バースを狙う帯広ですが、ここもつっかが読んでいてクワガタクラッチで切り返し。
つっかは逆にバースを決めると、つくしとダブルドロップキック。
二発目狙いは帯広が二人にラリアットを叩き込み、つっかにハーフハッチ3連発。
つくしがドロップキックでカットし、つっかはサッカーボールキックからPK。
つっかが帯広にドロップキックを決めますが、帯広も丸め込みから横入り式バース。
これをクリアしたつっかが、ハイキックからビーナスシュートを決めスリーカウントを奪いました。


後楽園での対戦では肘を怪我していたつっかが、今回は体調も万全な上3冠を奪った絶好調の勢いで

臨んでおり、その違いが結果に表れた印象です。
闘い方も、序盤は昼からの連戦となるつっかを温存する形でつくしが良く動いてチャンピオンチームの

攻撃を凌ぎ、終盤は力を残したつっかが帯広を余裕を持って仕留めた感じでした。
チームとしての戦法も上手く行っていましたし、これからの防衛戦も楽しみです。


敗れたハッピーメーカーズですが、あおいが分断されて帯広が孤立してしまうと力の差を埋める事が

出来ませんでした。
チャンピオンになり、そしてその座を失った事で帯広がどれだけ成長したのかは、これからの闘い方を

注目したいと思います。


試合後、喜んだつくしがつっかに飛び付いたり、くるみがベルトを巻く為につっかの後ろに回ったりする

度に、一部観客からはアイアンマンベルト挑戦の期待の声が上がったのですが、誰も挑戦の気配を

見せませんでした。
水曜日奪取した時もそうだったのですが、つっか以外の選手にアイアンマン奪取の気持ちが感じられない

のは、ちょっと残念だし拍子抜けです。