『アイスリボン#393』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#393』-2

◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○星 ハム子&石橋 葵 (世界プロレス協会) (13:21 ダイビングボディプレス→片エビ固め)

つくし&×くるみ


先発はハム子とつくしで、ロックアップから体力,パワーで勝るハム子がつくしを投げ飛ばします。
つくしがエルボーを返すと、ハム子がセクシーポーズで「ただいま」とアピールし、中学生二人が

逃げ回ります。
つくしとくるみがハム子にストンピングを浴びせますが、二人まとめて投げ飛ばし、タックルで倒します。
つくしが足踏みで反撃し、フェイスクラッシャーからキャメルクラッチで、同じツインテールのハム子の

髪の毛を引っ張ります。
つくしとくるみがハム子におてんばダッシュを決めると、呼び込まれた石橋も協力。
つくしが弓矢固めを狙いますが上がらず、ドロップキックを入れてくるみに交代。
タックル合戦で勝ったハム子がボディスラムで叩き付け、石橋を呼び込むと「何やってんだ」と怒って

くるみの上にボディスラム。
ハム子は二人の上からボディプレスを浴びせ、くるみにどすこい逆エビ。
くるみがロープへ逃げると、ハム子は石橋に交代。
石橋はくるみをコーナーに叩き付け、串刺しドロップキックの二連発。
くるみは石橋をカウンターの払い腰で投げると、くるみ割り人形。
石橋はサッカーボールキックからPKを決めますが、くるみもローリング式逆さ押さえ込み。
くるみは石橋をコーナーに叩き付けると、串刺しタックルから前宙アタックでつくしに交代。
つくしは低空クロスボディを決めますが、石橋はドロップキックからPK。
つくしはカニバサミで倒すと、磔ドロップキック。
くるみが飛び込み、組体操風サボテンからのボディプレス。
石橋がドロップキックを返し、同じ合体技を狙いますが、ハム子を上にした為失敗。
つくしがトップロープからボデイアタックを決めますが、石橋はハイキックを返してハム子に交代。
つくしがハム子に裏パロスペシャルを決めますが、ハム子は力ずくで振り落とします。
ハム子の串刺しタックルをかわしたつくしは、串刺しドロップキック。
つくしのカサドーラは、ハム子が切り返して上から押さえ込み。
つくしをコーナーに詰めると、石橋の串刺しエルボーからハム子の串刺しタックル。
シーソーフリップからの合体攻撃はタイミングがずれますが、ハム子はボディスラムでセットすると

セカンドからのダイビングボディプレス。
返されるとトップロープからのダイビングボディプレスを狙いますが、つくしがかわして自爆。
つくしは足極め式キャメルクラッチからミサイルキックで、くるみに交代。
くるみはボディプレス3連発からサマーソルトドロップ。
くるみが空中胴締め落としでハム子を倒し、つくしがハルカゼで投げた所へダイビングくるみ割り人形。
くるみがトップロープへ上がりますが、石橋が足止めし、ハム子がデッドリードライブからミサイルキック。
つくしがミサイルキックでフォローし、くるみはトップロープからダイビングボディプレス。
つくしのアンプリティアからくるみがジャーマンスープレックスホールドを決めますが、石橋がカット。
くるみがラ・マヒストラルを狙いますが、ハム子が切り返してフォール。
再度ラ・マヒを狙うくるみを、ハム子は持ち上げるとバックフリップから抱え込み式逆エビ固め。
つくしにカットされると、ハム子はくるみをボディスラムで投げ、そこへ石橋がムーンサルトプレス。
最後はハム子が、トップロープからダイビングボディプレスを決めてスリーカウントを奪いました。


ハム子とつくしというアイスの中で安定している二人が帰ってきて、この試合だけでなく、大会全体が

締まった印象でした。
特にハム子は、中学生コンビの攻撃を受けながら石橋も引っ張り、しっかり勝利という結果も残しました。
また石橋もキックやムーンサルトで、一年前とは別人の成長を見せてくれました。


◆第4試合 6人タッグマッチ 30分一本勝負
志田 光&藤本 つかさ&○松本 都 (崖のふちプロレス) (17:50 みやここクラッチ)

×新田 猫子&成宮 真希&内藤 メアリ


先発はTRCを巡る争いが激しい都と猫子で、猫子のドロップキックを交わした都がボディへキック。
エルボー合戦からキックの応酬となりますが、都が猫子をヘアホイップで投げて志田と交代し、つっかも

飛び込み「マッスルビーナス!」
猫子が丸め込みを見せて、メアリに交代。
メアリがエルボーから首投げを見せますが、志田も首投げを返してサーフボードストレッチからキャメル

クラッチ。
交代したつっかが足四の字を極めると、そこへ志田と都がボディプレス。
つっかは低空ドロップキックを打って都に交代。
メアリは丸め込みで流れを切って、成宮に交代。
成宮はヘアホイップからストンピング。
都はクロスボディを返して、志田に交代。
志田と成宮はエルボーの打ち合いから、成宮が要返しで猫子に交代。
猫子はニャントーン連発からボディプレスで、メアリに交代。
メアリが突っ込む所を志田がボディプレスで投げて、つっかに交代。
メアリは丸め込みを見せて猫子に交代。
つっかは猫子のしっぽ狙いで、おてんばダッシュから弓矢固め、更にしっぽを使ったチョーク攻撃で

観客からブーイングを受けます。
怒った猫子は、引っ掻きからしっぽを使ったチョップの連打で、メアリに交代。
メアリはつっかに逆エビを極めますが、逃れたつっかはメアリをコーナーに押し込み、エンジェルニーから

エースクラッシャーで、志田に交代。
志田は旋回リバーススープレックスで投げ、チョップを狙うメアリの腕を取ると脇固め。
カナディアンバックブリーカー狙いの志田ですが、メアリはスリーパーに切り返し。
猫子がドロップキックでフォローし、メアリと成宮でサンドイッチチョップを叩き込んで成宮に交代。
成宮はダブルチョップからギロチンドロップ,六方落としと決めますが、志田は風車式バックブリーカー

からファイアマンズキャリーからのバックブリーカー。
エルボーの打ち合いから志田がブレーンバスターを狙いますが、堪えた成宮がアルゼンチンバック

ブリーカー。
成宮がカンパーナを狙いますが、志田が切り返してキャメルクラッチから荒鷲ドライバーで、都に交代。
コーナーの成宮に都が突進しますが、成宮はコーナー上からのキックからダブルチョップで猫子に交代。
猫子はドロップキック連発からサイドバスターを決めますが、都はコブラツイスト。
飛び込んだメアリと成宮にはつっかと志田がコブラツイストを極めて、コブラ三重奏。
コブラから逃れると、都にメアリがネックブリーカードロップを決め、成宮はギロチンドロップ。
猫子は都をセットするとキャット空中ニャン回転をヒットさせますが、志田がカット。
都は場外にエスケープしますが、つっかと志田が猫子を捕え、サンドイッチキックからダブルミサイル

キック。
志田が猫子にスリーカウントを叩き込み、試合権利の有る都をその上に乗せますが、成宮がカット。
猫子に対しつっかのハイキック,志田のブレーンバスターから都がみやここクラッチを狙いますが、

猫子は切り返してバッククラッカー。
最後は、つっかのキックのフォローを受けて都が猫子にみやここクラッチを決め、スリーカウントを

奪いました。


共に同期トリオと言っても、キャリアも実績もビーナスの方が数段上です。
それが最後は都に勝たせるべく残りの二人、特に志田が必要以上のフル回転をして、むしろビーナスが

価値を落とし、成宮と猫子が株を上げた印象でした。
最近志田に試合中余裕が無く、焦りを感じさせる内容になっている事が多いです。
自分が団体のトップであるという意識は有ると思いますが、勝つだけでは観客には伝わりません。
終盤までは面白かっただけに、強引なフィニッシュが残念でした。