『アイスリボン#381』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#381』-2

◆第3試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○希月 あおい (9:05 旋回式ボディプレス) ×帯広 さやか


まずあおいがドロップキックで先制を仕掛けましたが、帯広が棒立ち状態で受けてしまいました。
あおいはヘアホイップの連発から再度ドロップキック。
コーナーに押し込むと、踏み付けからエルボーの連打。
あおいの「打って来い!」にエルボーを返す帯広ですが、あおいはランニングエルボーで倒すとボディスラムから

セントーン。
帯広も「ハッピーになりたい!」と叫びながら、キックからボディスラム,ボディプレス,串刺しドロップキックと

反撃。
あおいの串刺しドロップキックは距離が足りず不発になりましたが、チョップからお互いに「最高!」と叫びながら

のエルボー合戦。
足踏みで流れを変えたあおいが、アンクルホールド。
デスロックの攻防からあおいが「あおい切り」から弓矢固め。
帯広をコーナーに押し込み「希月あおい60Kg」から低空クロスボディ。
帯広もチョップの連打を返し、コーナーから帯広パックを狙いますが、あおいが堪えて押し潰すとセントーン。
あおいがボディスラムでセットして、セカンドロープからのセントーンを狙いますが帯広が逃げて自爆。
帯広は、ハーフハッチで上がらないと見るとDDT。
帯広はミサイルキックの4連発を見せますが、あおいは返すとリバーススープレックスからセカンドロープからの

セントーン。
帯広はヘッドバットで反撃すると、帯広マジックからバース。
張り手合戦から、帯広が丸め込みを見せますが、あおいは返すとジャンピングラリアット。
あおいはダブルリストアームサルトを狙いますが、崩れて失敗。
帯広のダブルチョップにジャンピングラリアットを返したあおいは、二度目のダブルリストアームサルトは成功。
トップロープからの旋回式ボディプレスを決めて、スリーカウントを奪いました。


事実上、この二人でのタッグ挑戦が確定的で、あおいがそれを観客に認めさせる為の試合でした。
あおいが何とか帯広の気持ちを観客に伝えようとし、それに帯広も応えた結果、気持ちは伝わりましたが、

試合内容に関してはとてもタイトルに挑戦する選手の物とは言えませんでした。
結果として、私の様な挑戦反対派を納得させる事は出来ませんでした。


◆第4試合 タッグマッチ 20分一本勝負
志田 光&○エイプリル・デイヴィッズ (EVE) (11:18 ジャーマンスープレックスホールド) ×藤本 つかさ&くるみ


入場で志田がくるみにベルトを見せ付け、試合前も志田とくるみだけが握手を交わさず、意識が感じられました。

先発は、その志田とくるみ。
ロックアップは志田が押し込みエルボー。
くるみの大外刈り狙いを堪えた志田が、キックを打ち込み、エプロンに固定してのニーリフトを狙いますが、

くるみが回避。
くるみはタックルで倒すと、ボディプレスを落としてつっかに交代。
つっかは志田をコルバタで投げると、619から足四の字。
無防備となった志田の上半身に、くるみがボディプレスを3連発。
志田はつっかにカウンターで風車式バックブリーカーを決め、エイプリルに交代。
エイプリルの串刺しエルボーに対し、つっかは串刺しドロップキック。
タックル合戦からエイプリルがカニバサミで倒しロメロスペシャルの態勢に入り観客を煽りますが、持ち上げる事

無く自ら外してストンピングで、志田に交代。
志田のキチンシンク連打に、つっかはエルボーを返してくるみに交代。
くるみが一本背負いで投げるますが、志田は袈裟固めに固めます。
逃れたくるみは、つっかのアシストで大外刈りからサマーソルトドロップでつっかに交代。
つっかがエースクラッシャーを狙いますが、観客との掛け声が合わずモタついていると志田がニーで反撃。
志田のジャンピングニーをかわしたつっかがドロップキックから再度エースクラッシャーを狙いますが、

エイプリルがカット。
くるみがエイプリルを抑え、つっかは串刺しドロップキック,エンジェルニーから、遂にエースクラッシャー成功。
コーナーに上がるつっかですが、志田が追い付きパワースラムで叩き付けてエイプリルに交代。
エイプリルはつっかをコーナーに逆さ吊りにしてドロップキックを狙いますが、つっかはコーナー上へ回避。
そこへ志田が襲い掛かり、雪崩式ブレーンバスター。
つっかのクロスボディを受け止めた志田とエイプリルは、そのまま後方へ投げ捨てます。
エイプリルは、串刺しビッグブーツからアームロック。
くるみがカットに入りますが、志田がくるみを捕え二人でブレーンバスター狙い。
つっかとくるみが首固めに切り返すと、志田とエイプリルは「Oh my God !」
つっかはエイプリルに串刺しドロップキック,サッカーボールキック,PKと畳み込みカサドーラ。
返されると、磔式ドロップキック。
くるみが空飛ぶくるみ割り人形を落とし、つっかがミサイルキック。
くるみがラ・マヒストラルでエイプリルを転がし、そこへつっかがくるみの背中を踏み台にしたドロップキック。
つっかが止めを狙ったビーナスシュートはかわされ、エイプリルがランカシャートス。
エイプリルは、ヘッドバットからぶっこ抜き式パワーボム。
エイプリルはつっかを後方へ投げ、落ちた所へ志田が膝をぶつけます。
つっかもハイキックからカサドーラで反撃しますが、丸め込んだ所へ志田がスリーカウント。
エイプリルがつっかのバックに回り、志田のジャンピングニーからジャーマンを決めてスリーカウントを

奪いました。


志田とエイプリルの日英武士道タッグのコンビネーションが予想以上に良くて驚きました。
エイプリルの滞在期間の問題は有りますが、このコンビでのタッグ挑戦にも期待したいです。

反面、X60の前哨戦として見ると二人の対戦が試合開始直後くらいしか見られず、全く物足りませんでした。
くるみの気後れする部分が出てしまった印象ですが、試合後に襲い掛かるくらいなら試合中に権利を無視して

でも対戦を挑んで欲しかったです。