『アイスリボン#359』-1
1月11日 (水)夜は 『アイスリボン#359』の観戦に行ってきました。
今年最初の道場マッチで有ると同時に、何度か書いていますが7日の仙台リボンでさくら えみが退団し、
新生アイスリボンの初大会ともなります。
客入りは普段の平日よりはやや多めで、新生アイスの初大会が注目されているとも言えますが、逆に注目度の
割には入っていなかったとも言えますし、微妙な所です。
まずは、予想通りつっかが登場して前説。
「新生アイスですが、いつも通りで変わった事は有りません。
入場式も座談会も行ないます。」
と前置きして、いつも通りの初観戦インタビューから。
今週号の週プロに仙台リボンの記事が載っていた話に続き、お昼、ブル中野断髪式にハム子,志田,成宮と
共に参加した話となり、切らせて貰った髪の毛を持ち帰った話や丸刈りにした頭に「私も漫画に出たい」と
書いた話など。
興奮状態なのか大分話が長引いたのですが、他の話したい話は止めて各試合の見所へ。
第一試合「猫娘と猫型ロボットの対戦かと思ったら、ドラミが「私は戌 (犬)年生まれです。」と言ってましたので、
猫vs 犬でしょうか。」
第二試合「道場では猫子+内藤の2対1で負け、仙台では都が加わった3対1で負けたのに今回は1対1です。
何秒持つかという試合ですが、内藤の底力に期待します。」
第三試合「道産子同士のハム子さんと帯広は同じ部屋に住んでいるのですが仲が悪く、先日もハム子さんに
呼び出されてずっと帯広に対する不満を聞かされました。」
第四試合「タッグチャンピオンのパートナー対決になります。」
ここで選手が呼ばれて、所属全選手が登場。
廃止したのか忘れたのかは分かりませんが人気投票は無く、選手挨拶は成宮。
「女帝興行が終わり、今日ブル中野さんの断髪式に行ってきました。
人として、プロとして、プロレスラーとして本当に尊敬出来る方に出会えた事は、大きな財産です。
試合に負けて課題が沢山出来ましたが、新しい成宮 真希,新しいアイスリボンがこれから始まります。
応援してくれる人を裏切りたくありません。
今日も全4試合、張り切って参りましょう!」
◆第1試合
シングルマッチ10分1本勝負
○長野 ドラミ (6:53 ドラトーン→片エビ固め) ×新田 猫子
猫子が「ニャー!」と威嚇すると、ドラミは「ワンッ!」と返し、予告通り猫vs 犬の雰囲気になります。
先手の取り合いから、猫子がヘアホイップで投げようとしますが、堪えたドラミが逆に投げ返します。
猫子が引っ掻きから今度はドラミのお腹を掴んで投げようとしますが、ここもドラミが逆に投げ飛ばします。
猫子がドラミをコーナーに詰めて攻撃を仕掛けますが、ドラミはフェイスバスターで反撃。
ドラミのボディプレスは猫子が避けきれず、膝がボディに入り、両者にダメージ。
先に立ち上がった猫子が猫なで式バックブリーカーを仕掛け、更にサイドバスターを狙いますが、重量級の
ドラミを上げきれず、パンチの逆襲を食います。
ランニングエルボーで猫子をダウンさせたドラミが、ボディプレス。
猫子をコーナーに押し込んでドラドラアタックを狙いますが、猫子は回避してコーナーを使ったバッククラッカー。
ドラミのエルボーに猫子が引っ掻き攻撃で対抗しますが、ドラミが張り手。
猫子をコーナーに叩き付けると、今度はドラドラアタックを成功。
猫子をハーフスラムバスターで叩き付けたドラミはセカンドロープからのドラトーンを決め、更にトップロープから
ドラトーンを落としますが、猫子が避けて自爆。
猫子はダウンしたドラミをコーナー近くにセットし、キャット空中ニャン回転を狙いますが、こちらもドラミが避けて
自爆。
ダブルダウンから先に立ち上がったドラミがタックルで猫子を倒しますが、二発目は猫子が飛び付いて
丸め込み。
カサドーニャを狙う猫子ですが、ドラミがフェイスバスターに切り返し。
ボディプレスを落としたドラミが再度ハーフスラムバスターでマットに叩き付け、トップロープからのドラトーンを
ジャストミートさせてスリーカウントを奪いました。
一時は大分猫子が先行していたのですが、練習量,試合数をこなせない猫子が足踏み状態で、今回はドラミの
体格を持て余している様に感じられました。
テクニックやセンスの良い選手ですし、練習を積めばもっと良い動きが出来ると思います。
一方勝ったドラミですが、一番の武器であるドラトーン (ダイビングセントーン)の精度はなかなか良く
なりません。
殆ど相手に当たっていない事も有れば、今回の様に完全に乗ってしまい相手選手に必要以上のダメージを
与えてしまう事も有ります。
一定した飛距離になる様に、練習を積むしか有りません。
◆第2試合
シングルマッチ 10分1本勝負
○ヘイリー・ヘイトレッド (5:48 テキサスクローバーズホールド) ×内藤 メアリ
腕の取り合いから始まりましたが、ヘイリーはパワーだけで無く上手さも持っており、腕から足を狙っての
デスロック,更にフロントネックと先手を取ります。
切り返したメアリがヘッドロックからロープに飛ばされるとタックルを連発しますが、ヘイリーは倒れません。
逆に一発のタックルでダウンさせると、キックからPKを狙いますが、メアリはかわして丸め込み。
フロントキックを返したヘイリーは、サッカーボールキックからシュミット式バックブリーカー。
チョップで反撃するメアリにヘイリーは張り手を返し、コーナーへ叩き付けるとヒップアタック。
しかしメアリも反対コーナーに飛んだヘイリーにランニングエルボーを叩き込み、フェイスバスター。
ボディスラムを狙うメアリですが投げる事が出来ず、ヘイリーは両腕をかんぬきに決めるとヘッドバット。
正面からPKを叩き込み、最後はテキサスクローバーズホールドでギブアップを奪いました。
正面からでは相手にならないメアリですが、それでも持てる全力をヘイリーにぶつけました。
猫子同様練習量の問題も有り、色々な技を身に付けるのは難しいと思いますので、チョップ,ネックブリーカー,
逆エビといった少ない技でも良いので磨きを掛け、後はスタミナを付けていってほしいです。