『アイスリボン#343』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#343』-2


◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○藤本 つかさ (4:55 ハリキリキック→片エビ固め) ×内藤 メアリ


つっかの握手をメアリが拒否し、気持ちが入っている所を見せます。

予告通り袈裟切りチョップを叩き込むメアリに対し、つっかはエルボー,更にフロントキック (ハリキリキック?)で

応戦。
つっかをロープに固定してチョップを叩き込むメアリですが、つっかも逆にメアリをロープに張付けにすると

ダブルチョップからドロップキック。
メアリをコーナーに押し込んだつっかがランニングエルボーを打ち込みますが、メアリもチョップで応戦。
つっかの手を取ったメアリが起き上がり式のチョップ10連発 (?)を叩き込みますが、受け切ったつっかは

アームブリーカー。
つっかはメアリを首投げで投げると、サッカーボールキック連発からPK。
チョップを返すメアリにビーナスクラッチを狙うつっかですが、メアリは馬乗りになると上からチョップを連打。
つっかはダブルチョップでメアリを倒し、尚もチョップを狙うメアリの腕にキック。
ドロップキックに続くミサイルキックが綺麗に決まりスリーカウント入りそうだったのですが、つっかはメアリを

起こすとカウンターのハリキリキックを決めてスリーカウントを奪いました。


メアリがまだ本調子に戻っていない事も有り実力差がはっきりしている中、チョップ一本でぶつかったメアリを

つっかがしっかり受け止めた一戦となりました。
メアリはスタミナ切れも感じましたし、勝ちにつながるパターンが確立出来ていません。
まずは練習と実戦で、自分のやりたい動きが充分に出来る状態にまで達してほしいです。


◆第3試合 シングルマッチ 10本勝負
○さくら えみ (8:07 タイガードライバー) ×新田 猫子


さくらのコールが「蕨の妖精」で、会場に「妖精」コールが起こりました。


猫子が引っ掻きからドロップキック連発で先制攻撃。
首投げからボディシザースに取る猫子ですが、さくらが引っ掻きのお返しから噛み付き。
猫子をロープに張り付けてキック,チョップを浴びせるさくらですが、猫子も引っ掻きから張付け式ドロップキック

のお返し。
さくらは猫子の足を刈って倒すと、ロメロスペシャル。
これを前転で逃れた猫子は低空ドロップキック。
サイドバスターを狙う猫子ですが、さくらはコブラツイストに切り返し。
エプロンへ逃げた猫子はロープ越しの逆上がりキックから、素早くリングインすると丸め込み。
さくらがジャイアントバックブリーカーを極めますが、逃れた猫子はドロップキックからバックドロップ気味の

サイドバスター。
猫子の突進にトラースキックを合わせたさくらは、トップロープからフライングボディアタック。
さくらはフィニッシュ宣言をしてダブルアームの態勢を取りますが、猫子はショルダースルーで切り返し、

コーナー二段目を使ったバッククラッカー。
キャット空中ニャン回転を狙う猫子ですが、時間が掛かり過ぎさくらに避けられ自爆。
さくらがリバーススプラッシュからムーンサルトを決めますが、猫子が返します。
さくらのタイガードライバー狙いを堪えた猫子が、回転エビからカサドーニャを狙いますが、さくらはそのまま

ぶっこ抜いてバックドロップ。
猫子もバッククラッカーから猫入り十字固めで粘りますが、さくらは逆さ押さえ込みを挟んで再三狙っていた

タイガードライバー。
これが決まって、スリーカウントを奪いました。


猫子の素早く変則的な動きにさくらが戸惑い手こずっていた印象で、フィニッシュもこのキャリアの選手に

決めるのは珍しい大技でした。
猫子の方は上手さを見せましたが最後スタミナ切れを起こしていた感じで、メアリ同様練習と実戦を重ねる

必要性を感じました。


◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
Ray & ○松本 浩代 (エスオベーション) (13:42 東海道落とし→片エビ固め) ×志田 光 & 宮城 もち


Rayのコールは、未だ公開されぬ新技「太陽のピラミッド」。


浩代の先発を見て志田が出ようとしますが、もちが「任せておいて」という事で渋々先発を譲りました。
もちが初対戦の浩代を「タッパが有る」等誉めて、エルボーで奇襲を掛けます。
互角のタックル合戦から浩代がもちのお腹を掴みますが、もちは浩代をコーナーに詰めるとタックルから

腹ウォッシュ。
もちは浩代をフェイスクラッシャーで叩き付けて、志田に交代。
志田がストンピングを浴びせますが、浩代はボディスラムからストンピングのお返し。
Rayを呼び込むと、合体「350Kg」プレスを浴びせます。
浩代はドロップキックを浴びせて、Rayに交代。
Rayはアームブリーカーからフェイスバスター,キャメルクラッチと志田を攻めます。
Rayはチョップの連打からメキシカンストレッチ,更にスペースローリングエルボーからスタナー。
志田がニーを返しますが、エプロンから浩代がキックでカット。
Rayは志田に投げ捨てジャーマンを決めると、コーナーに上りポーズを決めながら「太陽の・・・」
しかし、ここでもちのカットが入り、新技は今回も不発。
Rayは再度のスタナーからスワンダイブを狙いますが、志田は膝で迎撃。
志田はRayを内股で投げて、もちに交代。
Rayはスピンキックからもちをコーナーに振り白鶴を狙いますが、その足をもちがキャッチ。
そのままパイルドライバー風に落とそうとしますが、浩代がカットしてRayがデッドリードライブから腹へ619を

入れて浩代に交代。
志田が飛び出した所で二人にクロスボディを狙う浩代ですが、交わされ自爆。
もちのお腹に志田が浩代をフェイスクラッシャーで叩き付け、もちがシャイニングもちザード。
正規に交代した志田がミサイルキックからニーの連打を見せますが、浩代はバックドロップ一発で形勢逆転。
志田をコーナーに横向きに固定してのボデイアタックからミサイルキック。
エルボーで反撃する志田に浩代がバックエルボーを狙いますが、これをガードした志田が一本背負い。
志田は腕ひしぎ逆十字から羽根折固めを極め、逃げられると腕殺しへ。
志田はチキンウィングアームロックを極めますが、Rayがカット。
志田がブレーンバスターで投げた所へ、もちが棚からぼたもちを落とし、志田がスリーカウントを決めますが

カウントはツー。
志田はトップロープのRayを雪崩式ブレーンバスターで投げますが、立ち上がった浩代は二人まとめて

バックドロップ。
浩代は志田にバックエルボーを入れてアルゼンチンバックブリーカーに担ぐと、飛び込んできたもちにも

キックを入れ、その膝に志田を叩き落とします。
更に志田を踏み台にしてもちにシャイニングウィザードを決めて場外へ落とすと、志田にはリバーススプラッシュ

式ダブルニー。
これは返した志田でしたが、浩代が東海道落としを決めてスリーカウントを奪いました。


志田は直線的なパワーファイトだけに、自分より大型でパワフルな浩代の様な相手にはなかなか通用

しません。
浩代が志田が相手となると攻めが厳しくなった事も有りますが、前回同様大きな差を感じさせました。
その中、投げ技から関節技では追い込む場面も有り、今の体格のままで闘うならそういう戦法が突破口に

なるかもしれません。