『アイスリボン#336』-2
◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○杜野 都 (センダイガールズ) (7:03 モリモリクラッチ) ×つくし
つくしがドロップキックで先制を狙いますが杜野もドロップキックで対応し、空中交差が3回。
エルボー合戦で優位に立った杜野がドロップキックから「元気モリモリ!」のアピールを狙いますが、つくしが
後ろから阻止。
再度エルボー合戦で優位に立った杜野ですが、つくしは頭越しのキックから人工衛星式コルバタ。
コーナーへ逃げた杜野に串刺しドロップキックを決めますが、杜野はボディスラムを返します。
つくしはカニばさみで杜野をダウンさせると、おてんばダッシュから弓矢固め。
ボディスラムからミサイルキックを狙うつくしですが、杜野はこれを交わしておてんばダッシュからボディプレス。
カサドーラを狙うつくしを押し潰した杜野は、ストレッチマフラーに捕えます。
つくしは杜野のドロップキックを交わすと、お返しのドロップキックから、張付け式ドロップキック。
ボディアタックから変形弓矢固め、パロスペシャルと極めますがギブアップは奪えず、張り手からドロップキック
4連発。
つくしはミサイルキックからカニばさみクラッチを決めますが、カウントはツー。
つくしのカサドーラから丸め込み合戦となり、つくしがハルカゼを決めますがこれもカウントはツー。
杜野が投げっ放しジャーマンからモリモリクラッチを決めると、つくしは返せずスリーカウントを奪われました。
休まず攻撃を仕掛けるつくしに対し、杜野が充分に受けて最後はしっかりと勝利をもぎ取りました。
三つ子の姉大畠 美咲とファイトスタイルは似ていますが、毒舌口撃が無いのが妹の特徴でしょうか。
◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○さくら えみ (7:18 変形ロメロスペシャル) ×成宮 真希
試合前に「敗者はロメロスペシャルを使えなくなる「ロメロスペシャル・コントラ・ロメロスペシャル」である」と
アナウンスされました。
いきなり要返しを打ち込む成宮に対し、さくらもチョップのお返し。
首投げの応酬から、成宮がボディスラム。
ボディシザースからレッグロックを極め、ロメロスペシャルの態勢に入ろうとしますがさくらがエスケープ。
インディアンデロックの応酬から、さくらがアキレス腱固め。
成宮もさくらの足狙いでストンピングからレッグスピリット。
成宮はさくらえみ70Kg狙いのさくらにコーナーからのキックを浴びせると、脳天チョップ
さくらがトラースキックを返しますが、成宮はコーナーのさくらを落とすとレッグドロップからロメロスペシャルを
先に成功させます。
ダブルアーム式バックブリーカーで形勢を逆転したさくらは、チョップの連発からボディスラムで叩き付けると、
ロメロスペシャル。
そのままローリングすると、フェイスロックとの複合技に移行してギブアップを奪いました。
今回はロメロがメインテーマになりましたが、この二人の対戦はチョップの打ち合いが見ものです。
ただ、さくら相手になると成宮の弱気が出てしまう事が有り、今回もロメロを逃げられてからは一方的な展開に
なってしまいました。
練習と試合を重ねて自分に自信を付けていくしか無いと思いますので、精進を続ける事を期待します。
◆第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
阿部 幸江 (JWP)&モーリー (JWP)&×masu-me (JWP) (17:14 ドライングゲット)
志田 光&藤本 つかさ&○長野 ドラミ
まずJWP側が奇襲を仕掛けつっかを捕えるとトレイン攻撃から「Wanted !」ポーズを決めますが、masu-meは
相当躊躇っていました。
阿部のヘアホイップに、つっかもヘアホイップのお返し。
ストンピングからボディスラム,ボディプレスとつなぎますが、阿部もコブラツイストからグラウンドコブラで
反撃してモーリーに交代。
モーリーはスリーパーからボディシザースと攻め込みますが、つっかはドロップキックを入れて志田に交代。
志田のエルボーにモーリーはタックルを返して、masu-meに交代。
masu-meは首投げからボディシザース、胴締めスリーパー、アームロックと攻め込みますが、志田はヘッド
シザースで逆転するとボディスラムを二連発。
更に払い腰で叩き付けますが、masu-meはエルボーを返して阿部に交代。
胴締め落としからフェイスクラッシャーを決める阿部に対し、志田は体落としから腕ひしぎ逆十字へ。
コーナーに阿部を押し込むと、ドラミのボディアタック,志田のニー,つっかの合体ミサイルキックと続け、
つっかは張付けドロップキックから足四の字。
逃れた阿部はエルボーを返し、モーリーと合体攻撃を見せますが、つっかは二人相手の忍者式ドロップキック。
阿部はカサドーラで流れを切って、モーリーに交代。
タックルを決めるモーリーに対し、つっかは首固めからサッカーボールキック。
モーリーのカンチョーを交わしたつっかは、クロスボディからドロップキック。
志田とのダブルミサイルキックも決めますが、ビーナスシュート狙いは阿部が邪魔をして、コーナー上の
つっかにモーリーがカンチョードライバー。
つっかはカサドーラを見せてドラミに交代。
互角のタックル合戦からドラミがドラドラアタックを狙いますが、交わしたモーリーはカンチョー狙い。
これをつっかが側方からのドロップキックで邪魔すると、コーナーのモーリーにトリプルアタック。
ドラミがラリアットムーブからのクロスボディを決めますが、モーリーはタックルを返してmasu-meに交代。
masu-meはクロスボディ3連発から脇固めを極め、逃げられるとエルボーから再度の脇固めから十字固めを
極めますが、ドラミはロープブレイク。
ドラドラアタックを決めたドラミですが、ドラトーンを交わされ、masu-meがスクールガール。
志田がカットに入り、ビーナスが合体ブレーンバスターでmasu-meを叩き付けます。
混戦の中ドラミのボディプレスを返し、志田とつっかのキックは交わしたmasu-meでしたが、ドラミがドライング
ゲットを決めてスリーカウントを奪いました。
中盤まではビーナスとWanted,終盤はブルースターカップ参加の二人の闘いとなりましたが、急成長のドラミが
ビーナスのフォローも有って先輩masu-meから勝利を奪いました。
ドライングゲットは自らの身体の特徴を活かした彼女の代名詞になりそうな技ですし、磨いていってほしいです。