『アイスリボン#331』-1 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#331』-1

10月15日(土)お昼は『アイスリボン#331』の観戦に行ってきました。


メドさんのマニアックな日々

イギリス遠征組が帰国して最初で、約10日振りの大会。
そして仙女相手のタイトルマッチが組まれている事で大入りを期待したのですが、結果として100人には届かず、

残念でした。


まずはさくら登場。
会場からの「お帰りなさい」の声に上機嫌でした。


「帰ってきました。
イギリスは楽しかった。
4試合行い、それぞれ色々な選手と闘って勝ったり負けたりでしたが、海外の試合は楽しかった。
英国紳士も沢山いましたし、満喫してきました。

今日は4試合ですが
第一試合、IW19チャンピオンくるみと帯広ですが、帯広の見事なやられっぷりを見て下さい。
第二試合、内藤が「良い事が有りました」と言っていたので、それに期待します。
第三試合、遠征組vs 滞在組のイリミネーションです。
イギリスでジェニーという選手と闘ったのですが、彼女は強い。
関節技が凄くて、ロメロスペシャルを関節技で切り返されたりしました。
負けても満足してハグしたのですが、勝つって何でしょう?
今回のイリミネーションは「さくら式」として、負けた選手と同時に勝った選手も退場する事にします。
当然、6人タッグ→タッグ→シングルと変わっていき、最後シングルの勝者のチームを勝ちとします。
イギリスの食事が良くなかったので、早く退場したい。
イギリスの観客はノリが良く「さくらえみ70Kg」の時に、皆「ワフー!」と言ってくれた。
言葉は通じなくても、良い時は「ワフー!」,悪い時は「オヨヨ」で大丈夫。
今日「さくらえみ70Kg」を出したら、皆さんで「ワフー!」と言って下さい。
それでは練習です。
「さくらえみ70Kg」」

観客からは、お約束で「オヨヨ」

「止めて、気持ち悪い!
私の言う事は絶対なのだから、ちゃんとやって下さい。」
その後、2回練習が有りました。

「第四試合、横浜でチャンピオンになった二人に、豊田さんに言われて組んだ藤本とつくしが挑戦します。
27日仙女のフラッシュトーナメントのメンバーに、さくらと飛香が決定して後三人。
今日、藤本とつくしが勝てば決定します。」


続いて、選手入場。
つっかとつくしは、お揃いのドロップキッカーズTシャツを着ての入場でした。


人気投票は一回目はつっか。
「声が大きい人がいるので、黙って」でやった二回目は、つっかとつくしが優勢だった様です。


選手挨拶はつっかと志田がまず出て行き、
つっか「ハロー、無事、帰ってきました」とハイテンションで始めると、志田がマイクを奪い
志田「イギリスでも、どこでも自分は本気で闘う」と真面目に続けますが、そこで飛香が更にマイクを奪い
「ハロー
今日も、四試合張り切ってヒャッホーと行きましょう」


◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○くるみ (7:00 空飛ぶくるみ割り人形→エビ固め)×帯広 さやか


ロックアップから帯広が押し込みエルボーを打ち込みますが、くるみも身体を入れ替えてエルボー。
エルボーを返す帯広をくるみがタックルで倒しますが、ボディスラム狙いは帯広が逆に投げ付け逆片エビに。
ロープエスケープしたくるみに、ドロップキックからボディスラム,ドロップキックを追い打ちを掛ける帯広ですが、

二発目は交わされ自爆。
帯広をコーナーに押し込んだくるみは、ブロンコバスターからくるくるくるみ3連発。
エルボー合戦から帯広マジックを狙う帯広ですが、くるみが切り返してフォール狙い。
カニバサミでくるみを倒した帯広が丸め込みを狙いますが、それを返したくるみはボディスラムから

ボディプレス。
返されるとキャトルミューティレーションで絞り上げ、タックルからエルボーと攻め込みます。
劣勢の帯広が帯広マジックで逆転を狙いますが、カウントはツー。
くるみは帯広をコーナーに詰めると前宙アタック。
トップロープからのボディシザースドロップを決めたくるみは、二段目からのダイビングボディプレス。
最後はトツプロープから空飛ぶくるみ割り人形を決めて、スリーカウントを奪いました。


同期ですが、正規のシングル対戦は初めてだったそうです。
大分先行していた筈の帯広を、帯広の欠場と自身の急成長でくるみが完全に追い越してしまいました。
一時の恐る恐る試合していた雰囲気は薄くなり、受けも攻撃も堂々としています。

一方の帯広は、勝ちたい気持ちが焦りになり動きを自分でも制御出来ないのか、勝てそうな雰囲気が

見えませんでした。
新人に戻ったつもりで、足元から見詰め直す事が最初かと思います。


◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○成宮 真希 (5:06 要返し→片エビ固め)×内藤 メアリ


こちらも同期対決でメアリの方が少し先輩なのですが、成宮が赤コーナーだったのにちょっと違和感が

有りました。


バックの取り合いを制した成宮が、ヘッドロックからフロントネックで締め上げます。
フロントネックを抜いたメアリが、馬乗りになってエルボー連発から逆エビ。
ロープへ逃げられると、ストンピングからコーナーへ詰めて、走り込んでのバックエルボーを二連発。
メアリが袈裟切りチョップを打ち込むと、成宮も得意とする同じ技で対抗。
打ち勝った成宮がアルゼンチンバックブリーカーを狙いますが、メアリは堪えるとフェイスロック。
メアリはチョップからネックブリーカードロップ,逆エビと攻め込みますが、成宮はロープブレイク。
メアリは成宮をコーナーに振って攻め込もうとしますが、コーナー上に乗った成宮がキックで反撃。
成宮はコーナーから脳天チョップを叩き込むとアルゼンチンで担ぎ上げ、前方へ投げ付けます。
これは返したメアリでしたが、最後は成宮が要返しでスリーカウントを奪いました。


こちらも、ずっと試合を続けている成宮と欠場勝ちのメアリの間に、大分力の差が付いた印象でした。
メアリは技の一つ一つは悪くないのですが、勝ちにつなげられる技が無く、拘っていた逆エビも攻め疲れに

つながって中途半端になっています。
最後は完全に息が上がっていましたし、まずはスタミナ等しっかり試合に臨める体調管理かもしれません。