トリプルテイルズ「けものモンスーン!!」
9月18日 (日)夜、新木場ファーストリングまで、トリプルテイルズ自主興行「けものモンスーン!!」の観戦に
行ってきました。
北側がひな壇では無く、椅子を並べていたのが珍しかったのですが、客入りは相当な物でした。
簡単に感想だけです。
◆第一試合 20分1本勝負
○花月 (5:50 バックフリップ→体固め) 小松 奈央
今回も小松応援団は不在でした。
実力差の大きさがそのまま結果となり、花月には最後まで余裕が有りました。
それだけに、もっと小松の良さを引き出す闘い方をやってほしかったのですが、今の小松だとあれで精一杯
なのかも。
◆第二試合 30分1本勝負
佐藤 耕平&△広田 さくら (14:43 ときめきメモリアル→ダブルフォール) △GAMI&小峠 篤司
最初から最後まで、小峠に対する広田とGAMIの逆セクハラマッチとなりました。
佐藤と小峠の局面で少しプロレスらしくなったのですが、最終的には元通り。
こういう物だと思って見れば面白いのですが、試合前後も含め長過ぎたかも。
◆第三試合 30分1本勝負
○ビリーケンキッド (13:20 アトランティーダ) ×AKINO
煽りVでは「お互いにルチャの名手」と言っていたのですが、ルチャっぽい動きは殆ど有りませんでした。
真っ向勝負となってしまうと、男女の体格差,身体能力の違いがそのまま出てしまいます。
◆第四試合 3ウェイマッチ30分1本勝負
○怪人ハブ男 (11:43 猛毒波布空爆→片エビ固め) ×翔太 *もう一人はHARASHIMA
あまり接点の無さそうな3人のスリーウェイでした。
と言っても、三人が同時にリングで闘っている時間はあまり無く、3通りのシングルマッチが行なわれている
印象を受けました。
結果は、順当かな。
◆メインイベント 60分一本勝負
華名&○紫雷 美央&紫雷 イオ (24:49 紫閃光→体固め) ダッシュ・チサコ&仙台 幸子&水波 綾
スピード感の有る面白い一戦でした。
団体対抗戦なのですが、感情的になり過ぎず、またコンビネーションもあまり見られず、個々の闘いが中心
だったのは「良くも悪くも」という感じかな。
最も印象に残ったのは幸子で、センダイ側で半分くらい出ていた印象でしたが、スピードもキレも有り見ていて
面白い選手です。
トリプルテイルズでは、美央の成長を感じました。
以前アイスリボンに紫雷姉妹で参加していた時にはプロレスの内容より口撃ばかりが目立っていたのですが、
今回は攻守の流れも良く、キックだけの選手ではなくなっていました。
メイン後、イオの脱退と新生トリプルテイルズ.Sの最初の興行として、11月2日新木場で華名vs 澤 宗紀,
紫雷 美央vs 植松 寿絵他を行なう事が発表されました。
◆感想
率直に言って、メインは良かったのですが、それ以外は今一つの内容でした。
2~4試合がいずれも変則マッチだった事も一因で、もう一試合キチっとした内容の試合が見られれば印象は
違ったと思います。
女子の中では特異な存在となっている華名ですが、そのやりたい事がこの興行で出来ていたのかは疑問に
感じます。
この世界でやっていく為に義理と人情の板挟みになるのも仕方ないとは思いますが、自主興行なのですから、
彼女のやりたい事を理解し具現化出来るメンバーを揃えてやってほしい気がします。







