『アイスリボン#305』-1 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#305』-1

7月9日(土)夜は、『アイスリボン#305』の観戦に蕨まで行ってきました。


メドさんのマニアックな日々

先週土曜は昼で観戦出来ず、今週水曜は被災地キャラバンで抜けましたので約10日振りですが、随分

久し振りな気がしました。
被災地キャラバンや19時で、間接的には結構な数の試合を見ていたせいかもしれません。


客入りは土曜としては平均的で、横浜前日で佐々木 貴参戦を考えるとちょっと寂しいとも感じました。
カード発表が遅かった事と無関係とは思えません。

さくらからは被災地キャラバンで保育園で試合をやった時の話が出て、観戦はグー (拳を突き上げて「オー!」)

とパー (手拍子)が基本だそうです。

翌日となった「横浜リボン」のカード発表に続いて、選手入場。


各自応援うちわを持っての入場となりましたが、貴はハム子の「ぶっちゃーず」うちわの上から紙を貼り名前を

書いての登場。
また入場時に手ぶらだった成宮ですが、持って出るのを忘れただけらしくつっかが渡した為、全員がうちわ

持参となりました。


人気投票はゴチャゴチャの中、つっかが一番人気と認定されそのまま選手挨拶。
キャラバンの様子を涙ながらに語りましたが、参加したメンバーだけで無く、留守番組にも良い影響を与えた

かもしれません。

◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○くるみ ( 4:28 二回転式スクールボーイ) ×長野 ドラミ


前日19時でのくるみの快勝を受けての連戦ですが、翌日の横浜でも同じカードが組まれました。


最初のぶつかり合いから、一回り小柄ですが勢いで勝るくるみが圧倒。
ロープワークから反撃を狙うドラミを倒すと、キャメルクラッチから逆エビと攻勢を取ります。。
ドラミもコーナーアタックで反撃しますが、くるみもお返しのコーナーアタックからくるみ割り人形。
クロスボディで反撃するドラミを首固めで牽制してキャトルミューティレーションを狙い、これをドラミに

切り返されても、逆に丸め込みます。
更にくるみはボディプレスに続いて、コーナーからのフライングボディプレス。
二回転式スクールボーイを狙いますが、ここはドラミが切り返し。
しかしそれをクリアしたくるみが、再度の二回転式スクールボーイでしっかりと押さえ込んでスリーカウントを

奪いました。


終始先手を取って積極的に攻めていたのはくるみの方で、ドラミの攻撃は単発でつながりが有りませんでした。
横浜ではドラミのモチベーションが上がるとは思いますが、勝利までとなると相当な頑張りが必要そうです。


◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○Ray ( 7:52 バックラッシュ→エビ固め) ×成宮 真希


まずはスパーリング的な腕,足の取り合いからグラウンドで試合が始まりましたが、成宮のグラウンドでの攻防を

見るのは初めての様な気がします。
Rayがボディシザースに取るのを成宮が強引に切り返すと、こちらも恐らく初公開のカンパーナを見せます。
Rayはフェイスロックからチョップを見せますが、成宮もチョップからエルボーで反撃。
Rayはロープ越しに膝を成宮の顔面に叩き込み、コーナーに叩き付けるとスペースローリングエルボーからのスタナー。
更に変則的な投げ技を見せますが、成宮が上手く対応出来ずに頭から落ちてヒヤっとさせました。
成宮にダメージが残ったか動きが悪くなり、コーナーの攻防はもつれ気味でここでも危険な場面が有りました。
強引にムーンサルトをねらったRayでしたが、これは成宮が交わし脳天チョップを決めるとアルゼンチンバック

ブリーカーで担ぎ上げます。
マットへ叩き付けて次の攻撃を狙う成宮でしたが、Rayは首四の字で流れを切ります。
コーナー上でのキックを決めた成宮が再度アルゼンチンで担ぎますが、Rayはそれをクリア。
ソバット連発からの投げ捨てジャーマンは返した成宮でしたが、バックラッシュが決まってスリーカウントと

なりました。


成宮の珍しいグラウンドと力技が見れたのですが、チョップに関しては交わされる事も多く充分に決める事は

出来ませんでした。
全体的に噛み合っていたとは言えない試合で、お見合いしてしまう場面も有り、ヒヤっとする場面も数回

有りました。
本来Rayのキャリアでデビュー半年に満たない新人が相手なら、新人の良さを引き出し技のミスもフォロー

しながら試合をリード出来て当然なのですが、普通に闘って普通に勝った、という印象しか受けませんでした。
また、フィニッシュ技やその前の投げ捨てジャーマンも、このキャリアの選手相手では危険過ぎるとも感じます。
さくらとしては、Rayが練習と実戦でキャリアの浅い選手を育てる事を期待して所属にしたと思いますし、その

期待に応えてくれないと存在価値を見出せなくなります。