「Jungle Jack21興行」-2 | メドさんのマニアックな日々

「Jungle Jack21興行」-2

◆セミファイナル

○アジャ・コング (0:08 裏拳→体固め) vs ×バイソン広田


Xとされていた選手でしたが、登場したのは一部で噂されていた広田 さくらで、元祖ジャングルジャックの

バイソン木村に扮して登場。
「色々噂されていのに、お前で良いのか?」というアジャに対し、広田は「アジャ、うろたえるな」


試合前に時間 (3分~無制限)とルール (通常及びアジャに不利なルール色々)を引くのですが、結果は

時間無制限の通常ルール。
「こんなルールは必要無い」というアジャを無視してゴングが鳴らされますが、結果はアジャの裏拳一閃で

秒殺スリーカウント。

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髪切りネタとアジャの「泣くな、バイソン」で、終了しました。


○アジャ・コング (2:46 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め) ×つくし


小さい頃からプロレス好きだったつくしに取っては憧れの選手との一戦という事で、試合前は流石に緊張が

見られました。
ルールは5分一本勝負で、アジャは裏拳禁止となりました。


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ゴングと共に飛び込んだつくしは、前日にさくらを秒殺したキレの有るドロップキックを叩き込みます。
更にドロップキックの連打で、会場を沸かせます。
クロスボディはキャッチされますが、エルボードロップを交わすとおてんばダッシュから弓矢固め狙いも流石に

上がらず。
タイガースープレックスも流石に無理ですが、アンプルティアに切り替えて叩き付けます。
アジャがラリアットから会場のブーイングの中ダイビングエルボーを狙いますが、これは自爆。
つくしはハルカゼでアジャを丸め込み、再度会場を沸かせます。
アジャの二発目のラリアットもカウントツーで返したつくしでしたが、最後は垂直落下式のブレーンバスターで

スリーカウントを聞きました。
「リングに上がったら、大人も子供も関係無い」と言うアジャに、つくしの介抱にリングに上がったセコンドの

くるみもアジャを睨み付けます。


つくしが元気一杯の試合で、初めて見たと思われる多くの観客からも大きな拍手を受けました。
特に試合後アジャが「豊田 真奈美以来」と絶賛したドロップキックは、本当に素晴らしかったです。
残念だったのは、時間的な制約も有って彼女の見せ場の一つであるグラウンドテクニックが見せられなかった

事ですが、またチャンスも有るかと思います。


アジャに対しても、つくしを「特別な中学生」と認めた試合をやってくれた事に、感謝したいです。
あの選手は、こんな試合を見ても「学芸会」と言うのでしょうか?


×アジャ・コング (8:44 ゴッチ式パイルドライバー→体固め) ○鈴木 みのる


3人目として登場したのは、男子のメジャー団体でも活躍する「世界一性格の悪い男」。
3分一本勝負で、アジャは1カウント負けというルールになったのですが、予想通り鈴木がそれを無視。
通常ルールの時間無制限一本勝負として、ゴングが鳴らされました。


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立ち上がりのキックからグラウンド、更に打撃と鈴木がアジャを圧倒。
更に関節技からスリーパーと攻め込み、アジャをKO寸前まで追い込みます。
アジャも何とか反撃に転じ、一斗缶攻撃から裏拳を連打しますが、鈴木は張り手を連発。
最後はゴッチ式のパイルドライバーで叩き付けて、スリーカウントを奪いました。


鈴木の圧倒的な強さと存在感が際立ちましたが、その中アジャも必死の反撃を見せ会場を大いに

沸かせました。
間違い無く、この興業のベストバウトでした。


ここで休憩となったのですが、完全に一興業見終わった様な満足感を感じました。


◆メインイベント
OZアカデミー認定タッグ選手権試合
[チャンピオン]○中川 ともか&松本 浩代 (横入り式エビ固め)[挑戦者]×吉田 万里子&大畠 美咲


エスオベーションの師匠である吉田を、弟子の三人が囲む形となりました。
長期欠場も有り心配された吉田でしたが、体型はスリムになりましたが動きのキレは流石でした。


序盤は、吉田&大畠がチャンピオンチームの腕、更に脚を狙った関節技で先手を取ります。
中盤は浩代がパワーを活かして反撃。
浩代のバックドロップと大畠のジャーマンの応酬は、見応えが有りました。
終盤になると四人が得意技をぶつけあい、中川が唸れ剛腕 (ラリアット)を決めますが、吉田もそれを交わすと

クモ絡み。

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更にエアレイドクラッシュを決めますが、中川も自力で返します。
二発目のエアレイドクラッシュを切り返した中川が、再度の唸れ剛腕から上手く丸め込みを決めて師匠から

スリーカウントを奪い、タイトル防衛に成功しました。


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動けているとは言っても本調子では無い吉田をカバーして、大畠が良く動いていたのが印象に残りました。
過去見た彼女の試合では、ベストだったと思います。
また、浩代,中川もその師匠を超えるべく激しい試合を行ない、見応えの有るメインとなりました。


試合後、その余韻が残る中へカルロス天野が豊田 真奈美とのコンビで挑戦を表明しましたが、タイミングも悪く

手順もgdgdで、良かった興業の雰囲気を壊してしまったのは酷かったです。


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その後出場選手全員の記念撮影が有りましたが、鈴木とつくしが同じ画面に入っているのは、つくしも嬉しいと

思います。


最後に、浩代と中川から挨拶が有り、大会終了となりました。


◆感想


正直、前半の二試合は今一つだったのですが、アジャvs つくし以降は好勝負の連続で結果的には満足出来る興業でした。
浩代,中川 (アマンドラでは無い時)は共に好きな選手ですし、今後の女子プロレスでは重要な位置を占めて

当然の選手だと思います。
それだけに、こうやって自主興業をやり成功させるのは嬉しいですし、今後にも注目したいと思います。