『アイスリボン#298』-1
6月11日(土)夜は『アイスリボン#298』の観戦に行ってきました。
観客の入りは、最近の土曜では平均的な感じだったかと思います。
まずは、つっかが登場。
何かと思ったら、当日が誕生日の志田に対する誕生日ドッキリを観客も交えて行ないたいとの事。
色々とやってきてネタが無くなってきているのか、どんどん大仕掛けになってきている様です。
続いてさくらが登場。
各試合の見所に続いて、応援うちわのチェックが有りましたが、半年以上顔を出していない赤城のうちわに
ウケていました。
選手は、それぞれファンからのうちわを持って入場。
一週間前には一本も無い、と弄られていた志田が大量 (5本?)持っていました。
選手挨拶は飛香。
19日のTeensのカードとして、らぶりーぶっちゃーずvs 飛香&りほを発表し、メインにする為にこの試合を
タッグタイトルマッチにしたいとの事でした。
「土曜日はヒャッホーイ」で〆ましたが、観客はなかなか付いていけません。(笑)
◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○都宮 ちい (7:56 首固め)×志田 光
真琴が練習中の首の怪我で欠場となった為代わって志田がちいとの連戦に臨んでおり、ちいが水曜に先勝後
前日の19時では志田が勝ち、これが3戦目となります。
前日の試合同様、志田の左腕を狙おうとするちいですが、志田がそれを読んで先手を取り狙わせません。
それならと今回は脚を狙うちいに対し、志田がパワーと打撃で上回り優勢に試合を進めます。
ねちっこく脚狙いのちいを投げ技や膝攻撃で叩き付けると、回転を入れた荒鷲ドライバーから強引にブレーン
バスターを決めますが、スリーカウントは奪えず。
志田の止めを狙ったスリーカウントを交わしたちいが、上手く首固めで丸め込み逆転のフォール勝ちを
奪いました。
試合後も、元気一杯な志田とセコンドに担がれて退場のちいで、ダメージはちいの方が大きかったのですが、
詰めの差が出た印象です。
毎回スイングした好勝負を見せる二人ですが、連戦を続けるのは決してプラスだとは思えませんし、折角の
好カードを無駄使いしている気もします。
決定事項が簡単に翻されるアイスですし、何処かで止めても良いと思います。
真琴が復帰すれば恐らくちいvs 真琴に戻るとは思いますが、それだと志田に対して失礼だと思いますし。
◆第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○藤本 つかさ&みなみ 飛香&りほ (11:22 ドロップキック→エビ固め ) 内藤 メアリ&×新田 猫子&成宮 真希
プロレス教室から今年デビューした三人は「新雑草ガールズ」というべき同期トリオですが、全員名字の
イニシャルがNという事で「N3 (エヌキューブ)」と名付けられました。
先発は飛香と猫子で、猫ムーブに戸惑った飛香が猫だまし一発で形勢を逆転してりほに交代。
序盤からローンバトル気味のつっか組に対し、N3がコンビネーションも見せながら、それぞれの得意技を
披露して健闘。
中盤以降は、つっかが完全に狙われ、内藤のネックブリーカードロップや逆エビ、内藤のチョップ,新田の
猫なで式バックブリーカーやカサドーニャと食いますが、勝利は許しません。
猫子のキャット空中ニャン回転を自爆させると、サッカーボールキックからPK。
更に飛香とりほのフォローでカウンターのドロップキックを決め、スリーカウントを奪いました。
つっかお得意のドロップキックですが、ミサイルキックでは無く通常のカウンター式ドロップキックがフィニッシュ
技になったのは、初めてかと思います。
充分に説得力の有る一発でしたし、タイミング次第では充分に決め技になると思いますが、日本プロレス時代を
見ている様な気持ちにもなりました。
吉村 道明と言っても、アイスの選手は誰も知らないと思います。(笑)
N3は、それぞれに思いっ切り良く先輩にぶつかって好感が持てましたが、順調に成長している新田,成宮に
比べると、試合数が少ない事も有るのか、内藤が出た場面で動きが止まる場面が有りました。
ファイトスタイルに迷いが出ているのかもしれませんが、彼女の同じく福祉施設で働く兼業レスラーだった
しもうま 和美さんの様に、技数は少なくても一つ一つの技を大切にして勢いと気合が感じられる選手に
なってくれれば良いと思います。

