『ゴールデンリボン2011』-3
◆第9試合 『ゴー!ゴー!ゴールデンミックスドタッグトーナメント 決勝』10分1本勝負
○新田 猫子&大石 真翔 (フリー) (8:26 カサドーニャ) ×真琴&澤 宗紀 (バトラーツ)
こういったトーナメントでは優勝候補と伏兵の決勝戦になる事が多いのですが、今回もそういう組み合わせに
なりました。
真琴組は前日の予告通り、揃って勝負下着 (?)のブラを着用して登場。
試合もそのまま行ないました。
先発は大石と澤でしたが、一合して新田に交代。
新田の猫らしい素早い動きに手こずった澤は、タオルを持ち出すと新田を操ってダウンさせると真琴に交代。
替わった真琴はブラ紐で新田の首を絞める反則攻撃。
その後も澤が大石に伊良部パンチ→お卍固めを決める等優勢に試合を進めますが、最後澤のシャイニング
ウィザードが真琴に誤爆。
そのチャンスに新田がカサドーニャを決めてスリーカウントを奪い、にゃん'sクラブが優勝を飾りました。
優勝したにゃん'sクラブは、いつも通り新田の猫語を大石が翻訳。
タッグタイトルへの挑戦を表明しました。
真琴&澤は優勝候補らしく、余裕を持った試合をやりながらジャンケン無しで勝ち上がる強さを見せて
いましたが、最後の一つのミスで優勝を逃しました。
参加チームでは最強だったと思いますし、継続してタッグを組むならタイトル挑戦が有っても不思議では
無いと思います。
優勝したにゃん'sクラブでは新田の頑張りも有りましたが、要所要所を締めた大石の強さ,上手さが印象に
残りました。
これまでの道場マッチではどちらかと言うと苛められキャラで、良いポジションでは無かったのですが、これを
機会に定期的な参戦が有れば他の女子選手にも刺激になりそうです。
◆第10試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 20分1本勝負
【王者】○さくら えみ&Ray (17:26 ラ・マヒストラル)【挑戦者】×志田 光&朱里(SMASH)
奇襲を掛けたのは挑戦者組でしたが、場外戦でチャンピオンチームが反撃。
序盤はそのまま志田がチャンピオンに捕まります。
ようやく二人をブレーンバスターで投げて朱里に交代しますが、こちらも捕まってしまいます。
志田が復活してようやく形勢を戻しますが、挑戦者はローンバトル傾向で、朱里のキックや志田の
ブレーンバスター,スリーカウント等一発の良い攻撃は有りますが、なかなかつながらずにチャンスを
広げられません。
それでも終盤はさくらに集中攻撃を浴びせるのですが、その分無傷でいたRayに分断され、最後は朱里の
キックが志田に誤爆。
そのチャンスにさくらがラ・マヒストラルで志田を丸め込んでスリーカウントを奪い、防衛に成功しました。
志田組は個々に魅力は有りますが、タッグチームとして見るとリーダーもはっきりせず成熟度はまだまだ低く、
百戦錬磨のさくらには通用しませんでした。
今後もタッグ継続の意思は有る様なのですが、そうで有るならSMASHだけで無く、アイス道場でも試合を重ねて
チームとして完成させてほしいです。
チャンピオンチームは今回もさくらが前に出て、相手の攻撃も受け最後も勝利しました。
毎回書いていますが、この闘い方ならパートナーがRayである必要は有りません。
Rayがもっと前に出てさくらがフォローに回る様でないと、チームとしての意味が有りませんし、観客の支持も
広がらないと感じます。
◆第11試合 ICE×60選手権試合 20分1本勝負
【王者】○藤本 つかさ (13:40 ビーナスシュート→片エビ)【挑戦者】×つくし
いきなりカサドーラで奇襲を掛けたつくしが、その後もスピードとテクニックで積極的に攻撃を仕掛けます。
弓矢固めやおんぶスリーパー→パロスペシャルを極めるつくしに対し、つっかもキックや膝十字で反撃。
つくしは張り手で流れを変えると、コーナーのつっかを持ち上げ、シットダウンパワーボム。
更にお得意のハルカゼやタイガースープレックスだけで無く、アンプリティアやどどんも披露。
完成したばかりの新技スカイツリーも決めますが、それでもスリーカウントは奪えません。
技を出し尽くした感じのつくしに対し、つっかはハイキックからPK,ミサイルキックと叩き込み、最後は
ビーナスシュートを決めてスリーカウントを奪いました。
つくしの一年間の研究と努力が見えた、素晴らしい闘いでした。
技の種類も増え、正確性も増していますが、スタミナや打たれ強さにも驚異的な伸びを感じましたし、何よりも
気持ちの強さは本物です。
試合内容は、持てる技を総て出しその引き出しが尽きると終わり、という印象は否めませんが、これは同じ
キャリアの頃のつっかも全く同じでしたので、一つの成長過程だと思います。
つっかはそこから経験を積んで現在の地位を築きましたので、つくしも同じ道を辿ってくれると信じます。
年齢はまだ13歳で、将来はまだまだ長いです。
この悔しさも、成長につなげてくれる筈です。
試合後、マイクを取ったつっかは「ベルトを持って、仙台リボンをやりたい」
実際には仙台に限らず「被災地キャラバン」を描いているかと思います。
実行には多くの難題が有りそうですが、何とか実現してほしいですし、何か協力 (と言っても、協賛金くらいだと
思いますが)出来るなら協力したいです。
その後、全選手が観客を握手で回りましたが、男子選手では普段からアイスに来ている大石などは一緒に
回っていましたが、矢郷や怨霊はあまり動かず、矢郷などは前の席にずっと座っていました。(笑)
その後、カーテンコール→さくら挨拶→選手会の "We are Ice Ribbon" に続き、つくしがマイクを取って最後の
挨拶を行ない大会が終了しました。
◆後楽園くじ他
Teensや19時のDVD等色々な賞品が準備されたくじでしたが、りほのマグカップと19時のDVDでした。
マグは、りほファンと相談かな。(笑)
オープニングで各選手が来ていたTシャツがチャリティーで出されており、くるみの物を買いましたがサイズが
なんと4L。(笑)
パートナーの入江でも着れそうですが、オープニングの写真を見たらほぼ全身が入っていました。
アンケートは有りませんでしたが、ベストバウトを選ぶとしたらセミ。
良かった選手は、負けましたがつくしを上げていたかな。


