『アイスリボン#274』-2 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#274』-2

◆第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
×松本 都&つくし (10:40 ジャングルクラッチ) 真琴&○都宮 ちい


先に登場したまこちいは、アキバコンビとしてダンスを披露しますが、こうなるとちいはコスとの大きな違和感が。


メドさんのマニアックな日々

都に「行け!」と言われて先発したつくしが、真琴と対峙。
大きな身長差の有る真琴をボディスラムで投げたつくしがおてんばダッシュを見せると、都も共演。
中盤までは両チーム共にコンビネーションも良く、それぞれに良い動きを見せますが、つくしが真琴,ちいの

関節技に捕まる場面が多くなります。
都組も都のコブラツイスト,つくしのオースイスープレックスなどで反撃を見せますが、終盤は都のカットが

つくしにもダメージを負わせたり、つくしの人工衛星式コルバタで飛ばされたちいが都を直撃したりで

コンビネーションが乱れてきます。
つくしを利用した抱え上げ式プレスもちいに剣山で狙われ、最後はみやここクラッチを返したちいが

ジャングルクラッチでスリーカウント。


笑顔で勝利を喜ぶ真琴組に対して、今回も都に振り回された挙句に仲間割れとなってしまったつくしに

取っては、予想通りとは言え災難な一戦でした。

真琴&ちいは、それぞれの実力も有りチームバランスも良いので、現時点では興味が無い様なのですが、

タッグタイトルを狙っても面白そうです。


◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
志田 光&×藤本 つかさ (13:32 ラ・マヒストラル)vs ○さくら えみ&Ray (フリー)


後楽園のメインでX60タイトルマッチを行なうつっかとRayに取っては、最後の前哨戦となります。


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奇襲を掛けたのはさくら組だったのですが、ビーナス組が直ぐに反撃。
序盤の志田とRayの激しい攻防は見応えが有りましたが、その中で震度4の地震が発生するハプニングも。


*志田は気付いていなかったらしく、大半の観客も地震に気付きながらもそのまま声援を送っていた中、一部の

観客が騒いだのは、気持ちは分かりますが対応に対してはむしろマイナス効果となります。


中盤までビーナス組は早いタッチワークで良いコンビネーションを見せ、ローンバトル気味のさくら組を攻めます

が、それでもさくら,Rayは個の力でペースは握らせません。
終盤はそれぞれが大技も炸裂させ、どういう結末でもおかしくない状態が続いたのですが、最後はつっかが

ビーナスシュートでもたついてしまい、技自体は決めましたがさくらに余裕を持たれた感じで、ツカドーラに行く

ところを押し潰され、更にラ・マヒストラルで丸め込まれてスリーカウントを奪われました。


途中地震というハプニングも有りましたが、4人が目一杯のファイトで観客を大いに沸かせてくれました。
X60のチャンピオンが敗れるという結果でしたが、挑戦者に直接取られた訳では無いので動揺は無さそうでした。
むしろこの結果を受けて、さくら&Rayがタッグ挑戦者として浮上してくると非常な強敵です。


そういった結果以上に、4人がプロレスが出来る,プロレスを見せられる、という喜びを体現してくれた一戦で、

プロレスファンとしての喜びも感じる事が出来ました。