「ユニオンのマーチ」-1
3月6日 (日)おたがいさまフェスタでのアイスリボン興業終了後、新木場へ移動してユニオン新木場大会
「ユニオンのマーチ」を観戦してきました。
○第0試合 アックスボンバーズ提供試合
大家 健vs ばってん多摩川&吉田 充宏&風戸 大智
ハンディキャップマッチという事でアックスボンバーズが攻め込みますが、大家が竹刀で三人を滅多打ちにして
ばってんからスリーカウントを奪いました。
試合後不満をぶつける三人に対して、大森 隆男が「お前らは甘い」と一喝。
最後は大家も含め全員でまとまりました。
○第一試合
チェリー vs 石橋 葵(フリー)
試合前に行われた「女子高生同士」のポラ対決は、一枚差でチェリーの勝利となりました。
「これで私が真の女子高生」と言うチェリーは「歳の数だけ殴るぞ」と宣言してパンチを繰り出しますが、17発で
止めた為会場からは大ブーイング。
その後会場からは、チェリーの攻撃に対しては「昭和」,石橋の攻撃に対しては「平成」の掛け声が発生。
その中若さで攻勢を掛けるチェリーに対して、石橋もクロスボディや丸め込みで反撃しますが、最後はチェリー
のミサイルキックでスリーカウント。
試合後「葵ちゃんも私の様に学業とプロレスと両立を頑張ろうね」と言うチェリーに、頷くしか無い石橋でした。
その後、チェリーから5月4日後楽園大会の対戦相手としてバンビが決定したとの報告が有りました。
先日のK-Ribbonで久し振りに見た石橋でしたが、今回はシングルだった分、状態の悪さがより浮き彫りになった
印象です。
スピードもパワーも感じられませんし、今回はキックも全く出す事が出来ませんでした。
現在地元福岡で高校に通いながらトレーニングを行ない、オファーが有れば週末上京して試合を行っているの
ですが、体型を見ても動きを見ても練習不足は明らかです。
高校卒業までプロレス一本は難しいのかもしれませんが、差し当たりは春休みを利用して、きちんとした
トレーナーの下練習と試合を重ねてほしいです。
月曜日にアイス道場の練習に参加したらしいのですが、アイスならキャリアの近い選手や同年代の選手も
いますし、特に飛香は同じ現役女子高生レスラーですから参考になる部分も有るかと思います。
○第二試合
冨永 真一郎 vs 佐藤 光留
先に入場した冨永が、蕨で平成YTRメンバーが着ていた「ゆとりTシャツ」を着ていたので、YTR入りも可能かと
思ったのですが、どうやら昭和60年代生まれの様です。
遅れて登場の佐藤は、先日高尾との髪切りマッチに敗れたことで坊主頭での登場となり、会場をどよめかせ
ました。
試合では佐藤がパンクラシストらしいキックと関節技で冨永を圧倒。
一方的な展開の中から、冨永も非常に高いドロップキックで反撃。
場外へのラ・ケブラーダも見せますが攻撃は単発に終わり、再び攻勢を掛けた佐藤のミドルキックに沈み
ました。
冨永からは高い運動神経,運動能力を感じましたが、学生プロレス出身という事も有るのか、見せ技的な動きが
多く基礎は不充分の様に見えました。
今後への期待は大きいので、トレーニングを積んで伸びていってほしいです。
○第三試合
妻木 洋夫&ゲイロン・サマーズ vs 高木 三四郎&入江 茂弘
リングに選手が揃うとサマーズのデカさが際立ち、サマーズが先発すると高木は入江に先発を任せます。
サマーズのパワーに圧倒される入江,高木でしたが、高木がゆずポンキックで反撃。
終盤は妻木が捕まり、サマーズと分断されると、入江のヒップドロップやバックドロップでピンチを迎えますが、
そこを凌いだ妻木がキックの連打で入江からスリーカウントを奪いました。
ここまでなかなか結果の出なかった妻木の勝利に、会場から妻木コールが起こり勝利を称えました。
