なつきとおばけクヌギ
先日宣伝しました夏目 祐里さん出演の舞台「なつきとおばけクヌギ」を観覧してきました。
公演場所は目白駅から徒歩10分程度の「アイピット目白」で、100人以上のキャパが有りましたが平日昼にも
関わらずほぼ満席状態でした。
土日は完全に満席になっているらしいのですが、全席自由席で受付開始時に並んだ人に入場整理番号の
抽選をやっていますので、良い席を希望される方は一時間前には来場される事をお奨めします。
私は抽選が有る事を知らなかったのですが、早めに劇場に到着し割と若い番号が取れた為、一段高くなっている
3列目中央という結構良い席で見る事が出来ました。
人気の最大の理由は、主役のAKB48増田 有華さんに拠る物かとは思いますが、各役者さんのファンの方や
知人,友人等もそれぞれ来場されていた様でした。
準主役の、グラドルで "ザナドゥ" のゴレイロ (GK)田代 さやかさん目当てのザナサポの方がおられたかは、
分かりませんでした。
ストーリーに関しては公演中の為詳しくは書けませんが、主役,準主役がアイドル系ですが内容は結構重く
考えさせられる物になっており、単なるアイドルの舞台という先入観を持っていると戸惑うかもしれません。
笑いやロマンスの部分も有りますが泣かせる部分も多く、私も何度か涙がこぼれそうになりましたし、実際に
泣いている人を何人も見掛けました。
戦争を一つのテーマにしていますが、単純に「反戦」となっていないのにも好感が持てました。
脚本・演出の方だけでなく、役者さん達も相当に勉強した上で作られた様で、見る人の年齢に拠って受取り方は
相当違ってくる気がします。
演技に関しては、主役の増田さんより準主役の田代さんに安定感を感じました。
若い役者さんが多い分不安な部分も有りますが、そこは中堅,ベテランがしっかりカバーしている感じかな。
夏目さんは主人公がタイムスリップした時代の女子高生役ですが、先日も書きましたが小柄,童顔という事も
有って違和感は無く、しっかりした演技で舞台を支えていました。
特に発声と滑舌が良いので、セリフが聴き易いのは大きな強味です。
流石は、元リングアナ。(笑)
彼女の次回の舞台は、9月に「白と黒とその泡と」が予定されています。
昨年9月に観覧した舞台の再演になりますが、ダブルキャストがシャッフルされたりでメンバーが随分代わって
いますので、新鮮な気持ちで見れそうです。
一つ残念なのは、その時にファンになった芳月 実桜さん (今回も参加されてました)が、夏目さんと逆の組に
なった事です。
流石に両方は行けません。(DDだな~(笑))


