アイスリボン#152 | メドさんのマニアックな日々

アイスリボン#152

27日夜は、蕨へ『アイスリボン#152』を観戦に行きました。


メドさんのマニアックな日々

今回はカード発表がいつも以上に遅く、前日夜になっても3試合だけで、第二試合を加えた全試合が発表

されたのは当日の午後になってでした。
座談会の話だと、団体外選手へは名物の前日オファーどころか、当日オファーだった模様です。
ブログに参戦するような事を書いていた安藤 あいかが、欠場した事も関係しているのかな。


試合前のさくらのトークでは、水曜日の動員に苦戦している事,、更に来週の水曜日に趙雲の「新北京プロレス」

との同日開催になった事に触れ、「今日は趙雲を潰す」との発言も有りました。
その恨みで選手入場の際も趙雲だけ紹介されず、戸惑って事情を観客にも尋ねていましたが、私に聞かれても

答え辛いです。(笑)


◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
米山 香織(JWP)vs 市井 舞


ようやく試合っぷりが安定してきた舞ですが、堅実な中堅になってしまうのか、もう一段上を狙えるのか大事な

時期である気もします。
結果的にはその安定感がマイナスになり、キックや関節技を出しても米山を追い込んでいる印象は感じられず、

最後も米山がソバット一発で大きなダメージを与えると、後方回転エビでスリーカウント。
舞は「元気」を前面に押し出したいらしいのですが、必要以上に声を出しているだけで試合内容からは「元気」を

感じられませんでした。
座談会でのトークからも尖がった部分が無くなり、むしろ最も「元気」と存在感の無い選手に見えてしまいました。


◆第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
リボン高梨(DDT)&さくら えみvs 趙雲子龍(フリー)&松本 浩代(エスオベーション)


こちらではお馴染みの高梨,趙雲ですが、蕨登場は今年初になります。
前述の通り、当日昼になってようやく決まったカードですが、テーマは「裏切り者趙雲に対する制裁マッチ」。

(笑)
珍しく先発したさくらが、訳の分からない趙雲を呼び込んで試合開始。
「制裁」内容は引っ掻き攻撃の連発で、趙雲の背中や腿が赤くなっていました。
さくら&高梨は定番タッグですし、趙雲&浩代も市ヶ谷時代からの付き合いで仲が良いらしく、共にタッチワーク

も良く流れもスムーズで、中身の濃い試合となりました。
中でも終始楽しそうだったのが浩代で、イキイキと動き回って高梨にも負けないパワーも見せてくれました。
結果は時間切れ引分けでしたが、私はこの試合をベストバウトに選びました。


◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
藤本 つかさvs 都宮 ちい

前回は昨年10月にシングルが組まれており、その頃はつっかの歯車が少し狂っていて、逆にちいに勝ち癖が

付いていて、ちいがつっかからの初勝利を収めました。


http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10367456992.html


ただ、つっかはそこがどん底だった様でそこから徐々に盛り返してタイトル奪取にまでつなげ、一方のちいは

その直後のX60タイトル戦で完敗。
そこから低迷とは言いませんが、ちょっと頭打ちの雰囲気も感じます。
と、立場が入れ替わっての試合ですが、ちいとしてはここで好勝負をして再浮上,更にタイトル戦にもつなげたい

ところです。
試合は終始ちいが攻勢を見せ、関節技や各種丸め込み技で攻め込み、619の (恐らく)初披露も有りました。
最後はちいのウラカンラナを切り返したつっかが、ジャックナイフ式の押さえ込みでスリーカウント。
第一試合の米山同様大技を見せる事の無い勝利でチャンピオンの貫禄を見せましたが、ちいとの試合は受ける

展開が多くなる為か、毎回彼女の良さはあまり見られません。
先輩として、後輩の良さを引き出す仕事も有りますので、仕方ないところですが。
いっぽうのちいは、関節技や丸め込みの精度が上がっていますが、そこへ至るまでに如何に相手にダメージを

与えるかが課題です。
上の相手に、一発の技だけで勝利するのは難しいです。


◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
高橋 奈苗(パッションレッド)&星 ハム子vs 真琴&志田 光


先週の試合からさくらがハム子に代わりましたが、奈苗とハム子というタッグもちょっと珍しいかな。
共に切っ掛けを掴みたい真琴&志田の大型ビジュアルタッグとしては、思いっ切りぶつかれる相手になります。
試合でも志田の元気さに真琴が引っ張られる格好で二人が奈苗に対してぶつかっていき、奈苗もそれに呼応

する試合を見せてくれました。
一方のハム子は、X60挑戦の為にダイエットしている影響が有るのか、若い二人に圧倒され元気が感じられない

雰囲気で、奈苗のアシストを受けても真琴からスリーカウントを奪えず、最後は奈苗の延髄切りがハム子に

誤爆。
そこから真琴の綺麗なジャーマンスープレックスホールドが決まって、パートナーが違うとは言えタッグ

チャンピオンからスリーカウントを奪いました。
真琴がジャーマンで勝利したのを恐らく初めて見たと思いますが、過去に使った事は有るそうです。
綺麗なブリッジを見せる真琴ですので、決め技として有効になりそうです。


◆座談会
前述のアイスと新北京の興行バッティングですが、趙雲からは新北京の方がずっと前から決まっていたとの

発言が有り、そこからさくらとのやりとりになりましたが、客観的に見て責任はさくらの方に有りそうです。(笑)
こういうさくらの我が儘と気紛れに振り回されながらも付いて行く、高梨や趙雲は偉いです。
ちなみに、男子部ワラビーのエースと期待されていた梶原 慧ですが、健介オフィスへ移籍となり蕨への登場の

可能性は無くなりそうで、残念ながらワラビーも自動消滅となりそうです。


つっかから「試合に勝ったら、ちいはJWPで行なわれるハイスピード挑戦者決定スリーウェイで、ボリショイで

なく自分のセコンドに付く約束をした」との発言が有りましたが、約束をした覚えが無いらしいちいは大慌て。
久し振りに、黒つっかを見た気がしました。(笑)
その後、ちいにサインを貰ったのですが、その裏面には「ボリショイさんにつく」と書いてありました。


負けて意気消沈のハム子に、奈苗から「パッションが足りないのは、コスチュームが良くない。次の試合は

セパレーツ (さくらいとで公開中)でやれ!」との指令が。
30日のシャッターリボンでは、セパレーツ姿で試合するハム子が見られる模様です。


一方勝った志田はハイテンションで、2月6日板橋で行なわれるタッグタイトル挑戦者決定戦に、真琴との

コンビで出場したいとのアピール。
それが認められ、相手は未定ですが真琴,志田組の出場が決定しました。
タイプは違いますが、共に長身でビジュアル的にも華の有る二人ですし、これがモチベーションとなり更に

成長する事も期待しています。


一方の真琴ですが、タイミングを逸した感じであまり喋りませんでしたが、会心の勝利にリング上でも売店でも

良い笑顔を見せていました。


今回のわらびクジは、久し振りに5等の写真が2本。
真琴,りほが各2枚に、ちいとしもうまが1枚ずつで、試合中の写真は残念ながら入っていませんでした。


メドさんのマニアックな日々

左から、都宮 ちい,りほ,真琴ですが、この真琴も良い笑顔をしています。