アイスリボン#140 | メドさんのマニアックな日々

アイスリボン#140

苦労の末到着した「アイスリボン#140」ですが、到着した時には既に観客は席に付いていました。


メドさんのマニアックな日々

ですが、見ると二列目が一席空いていたのでそこに座れ、見る面では苦労は無かったです。


直ぐに米山 香織(JWP)が、リングに上がりました。
彼女自身は当日の試合は無かったのですが、米桜vs. 日向,輝のタッグ三冠戦の行なわれる翌日のJWP

川崎の宣伝を。
他にしもうま,ちいも参加しますし、JWP→六本木のアイスイベントと移動するアイスファンも多そうです。


次いでさくら えみが登場。
彼女が「東スポプロレス大賞」で「該当者無し」が続いていた女子部門MVPを受賞し、更に注目度の集まって

いる団体だけに、ゲストに引退目前の日向 あずみが参加する事も加わり、前日,当日と観客の入りも良かった

です。
更に「日刊バトル大賞」でも、MVPにさくら,敢闘賞に真琴,技能賞に聖菜とつっか,ベストタッグに米桜と

ナナミノがノミネートされており、そこでもアイスの存在感が上昇している事を感じさせます。
早速、投票は済ませました。


そんな中で、腰に不安が有り翌日に大勝負を控えるとは言え、さくらが試合を欠場する辺りが彼女らしいと

言うか、アイスらしいと言うか。(笑)


◆第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
みなみ 飛香&藤本 つかさvs りほ&都宮 ちい


贔屓目無しで、そのアイス躍進の一因となっていると思われるつっかですが、今回は長身飛香と初タッグで、

りほ&ちいの小柄タッグ「ミニチュアダックス」と対戦します。
これが結成初戦となる「ミニチュアダックス」ですが、りほのセンスに頼っている部分が大きく、タッグとしての

形はまだ見えませんでした。
一方ではつっかがTRCチャンピオンとなったりほに最初から突っかかったり、体格差で妙にヒールっぽい

ファイトを見せたりしていましたが、ジャイアントスイングはキャラにも合っていませんし、無理が有り過ぎて

見ている方にも不安を感じさせました。
飛香の方も、身長差が有り過ぎるせいか闘い難そうで、本来ならノビノビと闘いたい二人の良さはあまり

見られませんでした。
試合は、飛香組の技がすかされる場面が目立ち、最後もつっかのキック誤爆からちいがウラカンラナで

飛香からスリーカウント。
誰と組んでも誤爆されてしまう飛香ですが、的が大き過ぎるのかな。


内容的にはあまり噛み合っていたとは言えず、消化不良でした。
特に「ミニチュアダックス」の方は、ちょっと対戦相手を選んでしまうチームになってしまう印象を受けました。
むしろ初タッグの「ひっかつっか (?)」の方が技には似ている部分も有る一方で体格的には対照的で、何度か

組むとお互いの足りない部分を補完して、面白いタッグになりそうです。
大型チームとの対戦の方が、二人の本領が発揮出来るかな。


◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
市井 舞vs 赤城 はるな


「雑草ガールズ」の一人赤城ですが、身体にも恵まれず仕事の忙しさに練習もままならない状態で進歩が遅く、

結果の出ない状態が続いています。
それでも最近は開き直りを見せて試合内容自体は向上しており、今回も先輩の市井相手に真っ向勝負を

挑みました。
市井のチョップやキックで全身を真っ赤にしながらも、愚直なまでに真っ向勝負を挑む姿には観客からも

大声援が送られていました。
最後は力尽き、市井のミサイルキックでスリーカウントとなりましたが、観客の支持は前半の試合では最も

受けていました。
個人的にもファンですし、応援したいと思っています。
何か勝負を決められる技を身に付ければ、ステップアップ出来るとは思うのですが。
ただ、こういう勝負の世界でコスチュームやイメージカラーが「黒」というのはどうなのかな?
本人にこだわりが有るなら、第三者がどうこう言う事では無いですが。


◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
志田 光vs 松本 都


「マッスルビーナス」同士のシングルですが、昨年11月X60トーナメントで当たって以来1年振りとなります。
その時は「MV最強」志田が、「エース」キャラとなる前の都をブレーンバスターで一蹴しました。
尤も試合後「僅差」「敗因は油断」と言う辺りに、現在の片鱗は感じられましたが。(笑)


http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10165196308.html


試合では、真っ正直で不器用(?)な志田が都の「エースワールド」を拒否し、極力付き合わなかった印象でした。
そうなると、実力差ははっきりしていますし、都の技は「何がやりたいのか分からない」状況で、前日日向相手に

好勝負をやったという雰囲気はまるで感じられませんでした。
志田のロコモーション式ブレーンバスターは何とか返しましたが、最後は最近使い出した滞空時間の長い

ブレーンバスターでスリーカウント。
これもお互いの良さが出たとは言えない内容で、志田は都の良さを消すつもりなら、むしろ本当に秒殺すれば

それでも面白かったと思うのですが、中途半端になった印象です。
その辺のプロレスセンスが、志田の伸び悩みにつながっていると思います。
ただ、フィニッシュとなった滞空時間の長いブレーンバスターは、彼女のキャラにも合っているし、フィニッシュ

技としての説得力も充分有ります。
細かい技より、ニーリフトやラリアットといった身体をぶつける技を更に磨いてほしいです。
一方の都ですが、女子プロレス界でも唯一のキャラが認められつつあり、JWPへの参戦に続き大晦日の

NEOにも参戦決定。
しかも、後述しますが超サプライズカードでした。


◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
日向 あずみ(JWP)&真琴vs 高橋 奈苗(パッションレッド)&しもうま 和美


日向の蕨最終戦は、お互いに闘いたかったという奈苗と、対戦相手に立候補しながら前日のシングルは都に

さらわれたしもうまとの対戦となりました。
日向vs 奈苗は流石に見応えの有る攻防を見せてくれましたが、その中に入ってしもうま,真琴も違和感無く

闘っており、アイスの中でこの二人が頭一つ抜け出した印象を与えました。
日向も計4戦の参戦でアイスに馴染んだのか、しもうまの気合い入れを真似たり、真琴の「無気力キック」に

続いて「無気力ナックル」 (全力でしたが(笑))を公開したりと、観客を楽しませてくれました。
時間切れ寸前までの好勝負になりましたが、最後は日向がジャーマンでしもうまからスリーカウント。
観客からの大きな拍手が、内容の良さを示していました。


◆座談会


飛香,つっか共に「また組みたい」と言っていましたが「誤爆は愛嬌」と言う辺りに、つっかの裏性格が…(笑)


前述の都のNEO参戦カードですが、「松本スリーウェイ ダンプ松本vs 松本 浩代vs 松本 都」という都が

デビュー時から「夢」として言い続けていたカードでした。
発表の瞬間から超ハイテンションとなり、その後半泣きで呆然としていた都に対し、志田やしもうまは何とも

やりきれない表情で不満を口にしていましたが、これも「プロレス」です。
今年のプロレス大賞に「話題賞」や「大衆賞」が有れば、都はノミネートされていたと思います。

くらがオープニングトークで言っていた「さくらの大賞受賞を本気で悔しがっていた一人」はやはり奈苗で、

「大賞を獲って、何で休んでいるの?」「来年は私が対象を獲る」と詰め寄ると、さくらも「あなたの受賞は

邪魔する。私が来年も獲る」と一転。
来年も、二人が女子プロの中心軸になるなら、こちらも楽しみです。


最後に日向が、お礼と明日のタイトルマッチ勝利を語りましたが、レスラー引退となるとそれだけでは終わらず、

全選手から技のプレゼントが。(笑)
何故か米ちゃんやアイス練習生も加わっての連発でしたが、つっかのビーナスシュートやしもうまのハーフ

スラムバスターは、本当に堪えたみたいでした。
その後、胴上げで終わると思ったら、落とした日向に対し真っ先にさくらがストンピング。
他選手もそれに続き、流石に怒った日向が選手を追い掛け、捕まえたりほの頭をコツン。(笑)
ここ数戦を大きく盛り上げてくれた日向には、感謝したいです。


さて今回の蕨くじですが、試合前に時間が無かったので試合後に。
今回はユニット毎のポラや色紙が特別賞として有ったのですが、その「マッスルビーナスとのポラ」が当たり、

苦労して到着した甲斐が有りました。

メドさんのマニアックな日々

もう一つの写真も、つっか,志田,ハム子で、それぞれサインを貰いました。

更に、試合後行った食事でマッスルビーナスの色紙も頂きました。
改めて、どうも有難うございました。


メドさんのマニアックな日々

大会としては、第三試合までは今一つだったのですが、メインとその後が大きく盛り上がり、トータルとしては

満足出来る物となりました。


今日は、六本木でアイスの「クリスマスイベント」が行なわれ、参加してきます。
今更「コスプレ」と言われても、困るのですが。(汗)


その前に渋谷で一イベントが有り、JWPへ行けないのは御容赦を。